桐の花、老鶯、黄菖蒲(梅雨になるのか-桐の花の詩)
霧雨や残り咲きひそか桐の花
霧雨や裏道ひそか桐の花
水溜まり映りてひそか桐の花
家近く老鶯鳴くや雨しとと
草深く老鶯鳴くや籠るかな
裏の道
残り咲く
一輪ひそか
桐の花
この道行くを
誰か知る
雨しとと
水溜まりに
その花映りぬ
幽かに
その花の映りて消えぬ
あるともなしに
穢れし手で触れるなかれ
そは水に映り
神の見ていつしか消えぬ
そは神の鏡に映りて消えぬ
そを神に記憶されしも・・・・
The Road Behind
Remaining blooms
A single flower blooms in secret
Paulownia flower
Who knows where this road goes
Who knows
Rain drizzling
in a puddle
Reflected in the flowers
its flowers are reflected in the puddle of water and disappear
without being there
Do not touch it with unclean hands.
It is reflected in the water
God sees it and it will disappear someday
You are reflected in God's mirror and you will disappear
God remembers you: ・・・・
今年は梅雨になるのが早いのか、裏の道をいつも通る。今日もしとしとと雨であり霧雨でもある。強くは降らないから干ばつにミニモなっていた。でもこれから梅雨になれば長く降るから解消するだろう。また台風も来ているから王雨に王雨になるかもしれない。
桐の花は何かひっそりと咲いている。その花は何か自分の性分と合っている。どうしても人付き合いが苦手だからである。
もう一つは人というのは何か必ず汚れたもの醜いものがあり接したくないのである。そのために私は30年間も引きこもっていたのである。それで社会性がなくなり問題が起きた。
小人閑居して不善をなすとなったのである。隠者となるのはよほど優れた人でないとなれない。そこで長野県のようなところで田舎で凶悪な殺人事件がお引きこもりだった人が起こした
ともかく花にもいろいろありその人に合った花があることは確かである。桐の花は私の性分に合っている。
また草深く藪の中に老鶯が鳴いている。いかにも田舎らしい。でも隣の原町だと5万くらいの人口になるからこことはまた違っている。それで夏菊が原町に合っていると見た。
黄色が田植えしたあと水に映っていた。そこに暮らしがあり花も生きてくるのである。だから原発事故で草ぼうぼうとなったとき荒涼となってしまったのである
やはり自然でも人間が住んだ時人間の営みがありそれが自然の中で調和して生きてくる。暮らしがなければそこは生きてこないのである。だから日本からそう今人口が減り縮小して行く時限界集落とかが維持できなくなる。
そこから暮らしがなくなり何か荒れ果てた感じになるのである
また空き家も増えたことで荒れ果てたものとなる
隣の家も空き家となり広い庭何もなくただ積まれた石が残っている。でも冬の日その庭に洗濯物を干していたときその石も人間と一体となり生きていたのである。
冬の日に洗濯物干し大き石
つまり石がありその石も人間の生活と一体化して生きていたのである。それが空き家となった時全体の死んだようになってしまったのである。
田植えをが終わりそこに黄色の菖蒲が写っている。そこに暮らしがあり菖蒲も生きているのである。
写真はAIで作られたものと写真の合成である。
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