2019年10月07日

明治になり天皇が前面に出て年号が重みを増した (江戸時代は地方の祭りとか祭日が重要だった)


明治になり天皇が前面に出て年号が重みを増した

(江戸時代は地方の祭りとか祭日が重要だった)


明治というのはかえって天皇復古の時代になった、それはまず徳川幕府に変わる思想として尊王攘夷からはじまったからである
天皇中心の政(まつりごと)の復活を旗印として明治維新があり新時代があったからである
西欧化というときそういうことはありえない、でも日本の特殊な歴史でそうなった
江戸時代は天皇は飾りであり京都にいて貧乏だったのである
歌を作ってそれを売っていたとか貧乏だったのである
つまりそれほど天皇は重んじられてないなかった、でも依然として天皇は活きていた
勅使とか天皇は幕府でも一応重んじていた、だから年号もあった、年号は天皇が決めるものだからである
でも現実生活では江戸時代は地域が中心の社会であり地方では歴では村々の祭たがあり祭日が重要だった

つまり明治になると西欧列強に対して立ち向かうために強力な中央主権国家が必要になった、富国強兵が国民総意になった、その国民をまとめるために天皇が大きな役割を果たしたのである
だから何か革命としても復古であり時代が逆戻りしたともなる
そこに日本の近代化の大きな矛盾があったのである
でもそうだからこそ日本はまとまることができたとなる、日本では天皇が依然として大きな役割を果たす力をもっていたのである
それは南北朝時代に二人の天皇になり別れたとき全国隅々が二つに分裂して熾烈な争いになった、そのことでも天皇が二人になることは日本では深刻な分裂になった
天皇が国をまとめていたからそうなった、そこにまた日本の力となるものがあった
それはまた悪い面として働くものにもなった、戦争ではそういう面があった

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このように天皇中心の歴になったのが明治である、紀元節とか何か古代に返りなじみがないとなる
ただ明治というのは大きな時代を作った、だから明治となると日本の歴史でも特異な位置をしめることになった
でもその後の大正とか昭和となると明治のような評価がない、大正デカダンスとかなり退廃的なものを感じる
ただ大正は15年だとする短い、そこに何かしらの時代を見れるのかとなる

でも私の父親は明治生まれであり母は大正生まれであり姉も大正生まれである
だから大正時代に親しみをもっている
つまり人間は祖父母の時代までは具体的にその時代を知る、でも江戸時代となると年号があり時代があってもわからなくなる
それで郷土史を調べていて墓とか古い碑をみる、そこに年号を見るのだが時代を逆に見たりする、いろいろな年号があってもそれを時系列で見れないのである
そんなことは明治以降だったらありえないのである
大正が明治の先に来たりまた昭和が明治の前に見ることはありえない
でも江戸時代だと時代を時系列で見れなくなっているのだ

とにかく明治は日本の歴史では大きな重要な時代である、それで「降る雪や明治は遠くなりにけり 中村草田男」というのが国民に知られるようになったのはそのためである
明治は日本にとって特別な時代だったのである
その後の大正とか昭和になると何かそういう感覚がなくなる
複雑なのは昭和となると戦争の時代の戦前と戦後に分かれて全然違った時代になったことである

昭和生まれでも戦後生まれと戦前生まれは全然違ったものとなっている
教育からして全然違っていた、それで戦前生まれでも小学生だったと人でも戦前の教育を受けている人は違っている
その世代の差が大きいのである、軍国主義教育でもそれを評価している人もいるからである、戦後は常に戦争は否定されてきた、でもその時代を生きた人は違っていたのである
何かその時代をいいものとして回顧もしているのである
だから戦前と戦後生まれの世代の差は大きいのである
つまり戦前生まれと戦後生まれは人間がそもそも大きく変化したのである

そして団塊の世代は貧乏時代を脱して高度成長時代を経験したのである
何度も言っているように燃料は炭であり何もない所から出発して三種の神器のテレビ、洗濯機、冷蔵庫とかをもつようになったのである
その熱狂は凄まじいものだったのである、テレビにかじりついて毎日見ていた
最初はテレビのある所に人が群れ集まったのである
まさにテレビ時代だったのである、テレビに映るというだけで驚異となっていたのである番組がなんであれそこに映像として映ることで人は魅了されたのである
だからテレビに映るだけで有名人になり選挙に当選した
芸能人がテレビに映って知られているからその人がどうであれ当選できたのである
青島東京都知事になったのもそうである、何の選挙運動しなくても知事になれたのであるそれはテレビで有名になったからである
でも一方で有名なラジオ時代のアナウンサーは姿を消したのである
なぜならテレビ時代は顔とか姿を見るから声だけの人は受けないからである
だからテレビ時代はアナウンサーが脚光をあびたとなる、スターになったとなる

いづれにしろ年号がこれだけグロ−バル化しても日本では採用されているのもそれが通用するのかとなる、また年号自体生き残れるのかともなる
年号というとき昭和からすでに平成になり30年過ぎた、そして令和になった
では昭和はどういう時代だったのか?
それは高度成長時代でありジャパンアズナンバーワンの時代で高揚した時代だったとなる平成はどうかというとその高度成長から失われた30年という経済的には停滞した時代である
そこに氷河期世代とか何か不遇な世代が生まれたのである
その人たちは40歳くらいになり不満を募らせている
人間は世代の差が大きい、5年ちがっても10年ちがってもなかなか理解できなくなる場合がある
高度成長時代を知らない者は絶えず日本が低迷している時代を生きて来たから日本自体がとてもジャパンアズナンバーワンとかの感覚はない
貧困にあえぐだけの国であり日本を脱出したいとまでなっているからだ

とにかく平成から令和というとき令和はさらに日本経済が低迷する
そして少子高齢化で貧困化して最悪の状態になり格差社会となり不満をつのらせたアンダークラスなどが暴動を起こすというときそれもありうると思った
日本の経済見通しで明るい見通しをしているものはほとんどいないからである
アベノミックスなどは官製の政策であり官製のものでしかない
むしろ非常な危険な暴動まで起きる時代に令和はなる
何か令和というのは冷たいという感覚になりまさに冷たい和であり明るいものをイメージしないのである、万葉集から引用したというがそういう春の感覚はまるでないのである
平成というのも実際は平であり伸びないということである
低成ともなっていたのである、そういう失われた30年が平成だったのである
そして令和はもっと悪い冷たい時代なのである、日本がさらに冷えてゆく時代なのである
なぜ自分自身でも60以上になって介護とかその他いろいろ苦しんだのか?
大金は盗まれるとか、介護で助けられると思った人は事業に失敗して借金で追い詰められていてそれで借金を要求されるとか地銀では投資信託で損するとかいいことがなかった
銀行自体もう投資先がないもうける先がないから確実に手数料がとれる投資信託をすすめる、それは客はもうからないものだったのである
ただ金をあづけていれば利子が7パーセントついた高度成長時代とはあまりにも違っていたのである、銀行に金をあづけるともう利子をとられる、投資信託などをすすめられて金を奪われる時代になったのである、その相違も大きい
日本はすでに後進国でありますます貧困化してゆく、そしてその先に見えるのが不満をおさえられなくなり暴動化してゆく、そういう危険な時代が令和だとなる

ただそうはいってもなんらか一筋の光明をみつけてゆくのが人間である
いつの時代も常にすべてがいい時代などなかったからである、戦争時代から比べれば良かったともなるからである、そこで有能な青年が死んでいったからである
だからどういう時代に生まれるでその人の運命も左右されることは確かである
でも時代を親を選ぶことはできない、それが運命なのである
明治維新でもやはり時代を切り開くということがありその時代を作るのはこれからの人だとなる、でもヨ−ロッパが衰退したのはポルトガルで地震があり壊滅的被害がありそれ以後、冒険的精神が失われたという、そういう何か進取の精神とかも時代を作るのに影響している、今の若者にそういう精神がないというときこれもまた日本が衰退してゆくものとなる              

ただ令和というのは内面性を深める哲学とか宗教とか芸術とか何かそうした文化的なもの国風文化が興隆する時代となるかもしれない、成熟した文化の時代になる
経済は衰退しても文化的にはそれだけ蓄積したものがあり華開くとなる
それが自分自身が旅をしつづけてまた蓄積したものが華開いているということがそうである、そして少子高齢化は負の部分が多いのだが長寿というのはそれだけ長く生きるから
文化的なこと知識の分野とか芸術の分野とかでは有利である
ともかく人間は学問するにも芸術を究めるにも時間がかかるからだ
だから自分の場合ようやくこの年になっていいものが詩でも俳句短歌でもできているなと実感する、そして何かいろいろなものを深く鑑賞てきる、批評家に向いてくると思った
ますなかなかそもそも文学でも理解することがむずかしいからである
本を読んでいても理解していなかったからである
そういう面では成熟した文化の時代になるのが令和だとなりこの年号が何かふさわしい感じもするのである   



posted by 老鶯 at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題の深層