コロナウィルスと原発事故の対処の共通性
(政府の判断指令によって混乱させられただけ)

何か今回のコロナウィルス騒動は原発事故の放射線に対する処理とにている
放射線が何か良くわからない
わからないから怯(おび)える人は過剰におびえる
怯えない人はそんなものたいしたことない
低放射線はかえって健康にいいとか言う人もいた
でも過剰におびえる人はおびえる
専門家の意見でも二つに分かれる
御用学者は放射線はたいしたことがない、恐れる必要はない
また左寄りの学者は危険を言う
こうして素人は何を基準にして決めていいかもわからなくなる
そして政府では30キロで線引きしてその内は手厚い補償したのである
今でも30キロ内は南相馬市だと原町区でも小高区でも医療費無償を伸ばしてくれと言ったら一年伸びたのである
30キロ外になった南相馬市の鹿島区は医療費無償は半年で打ち切られた
この差は本当に大きかった、高速も30キロ内は無料だったが市長が代わりやっとここも無料になった
これはここだけではない30キロで区切り線引きしたり放射線量の多寡で細かく線引きして補償金で争いが生じたのである
飯館村でも一律にすればいいのにここでも補償金で争い二分してしまった
他でもそういうことがありもめたのである
その後遺症も大きいのである
今回のコロナウィルスでも同じである
これは別にインフレインザと変わりない、そんなに恐れるものではない
それより正常の経済活動を止める方が社会にとって深刻だ
だから社会の活動をとめるべきではなかったと言う人たちがいる
放射線が何かわからない⇒コロナウィルスがわからない
そして政府が何か決断する⇒学校は休校、集会の禁止
原発事故のときは30キロ内は避難と一時避難で補償する、その他は補償しない
科学と社会の問題がコロナウィルスでも放射線と同じように問われる
この時科学者は医者でも専門家が指揮をとればいいのだが実際の指揮をとるのは科学者や専門家ではない、政治家なのである
だから阿部首相は専門家に相談せずに決めたとしているからだ
つまり専門家でも意見が二つに分かれる、すると政治家でも判断に悩むのである
でも何か手を打たねばならないから原発事故では30キロで線引きして避難させた
それも科学的に見れば海側は放射線量が少ないとか一律に決められるものではなかった
それを30キロで線引きしたのである
ただ飯館村は例外だった、これで混乱したのである
今回も何か同じようなことが起きている
コロナウィルスはそれほど恐れるものではない
だから過剰に反応して社会活動を止めることはない
一方で専門家は防衛策が必須でありやむをえない
こうして二つに分かれる、それは放射線と同じくコロナウィルスの正体がわからないからなのだ
でも社会活動を止めることの被害の方が問題になる、原発事故では一瞬にして人がいなくなりゴーストタウンになり若い世代は別に生活基盤を築き帰らなくなった
この被害の方が大きかった、だから南相馬市だと避難させる必要はなかった
いたずらに混乱させて自治体を分断させただけだともとれる
いづれにしろ二つに意見が分かれる、その判断をどうするのか
その時国の運命すら決めることがある、戦争となるとそうである
そして3百万人死んだのである
そういう政府の決断とかは国民の生命も左右するものとなる
民主党政権の時、政府の判断ではなく自治体の判断にまかせたという
津浪はそうだったのだろう
でも原発で30キロに線引きして避難命令を出したのは自治体ではない
当時の政府の命令だったのである
もし自治体で判断したら私たちは避難しないということもありえた
でも政府の命令は絶対だからみんな避難したのである
その代り30キロ内には政府で手厚い補償をしたのである
30キロからはずれた人たちはわずかの補償で終わった
今回は政府の命令でも自治体で学校を休校にしない所もでている
ともかくその経済活動を停止させたことでまた補償金問題が生れる
そしてみんなに平等には支払われない、必ず誰かが損する、割を食うのである
こうしてなぜ混乱するのか?
それは放射線でもコロナウィルスでもわからないからそうなる
結局そこで決断するのは判断するのは専門家でもない政治家である
専門家だって二つの意見があるから正しい判断できるとはならないからだ
でも原発事故の経験からすると社会活動を停止させることの影響が大きすぎたのである
それで自治体の機能は崩壊して回復しなくなった
その影響の方が大きかったから今回も社会活動を停止させるのは限定すべきだったのかとなる、ただコロナウィルスに対処するには全国的世界的になるから伝染を防ぐためには
一国だけではできない、結局その判断が結果的にどうなったかでまた評価することになる
ともかくコロナウィルスがインフレインザと同じでありそれは毎年起きている
アメリカでは一万人以上死んでいる、だからこれほど騒ぐものなのか?
それがまたわからないからどう対処していいかわからない
だからつくづく原発事故と同じようなことが起きている
原発事故のこの辺の対応を見れば政府の政策は甚大な被害をもたらした
自治体が崩壊したからである、そうなったらもともこうもないとなる
だから社会活動を停止するのではなくみんながコロナウィルスに抗体をつけるべいいとかなる、ただ持病とか高齢者は保護すべきだとなる
つまり若い人はコロナウィルスに感染しても重症にはならない、風邪と同じであり恐れることはないとなる
それで不思議なのは放射能は逆に老人には影響がないとされた
それで飯館村のような放射線量が高い所でもキノコまでも今までのように食べていた人がいたのである、また松川浦では貝でも魚でも食べていた
その人は80才越えていたからである、つまりいづれろその歳になれば放射線でガンになるにしてもそうでなくてもガンになる人が多いから関係ないとなる
今回のコロナウィルスは若い人には子供にはさほど影響がないということで逆なのであるこの場合は社会全体からみれば社会は維持できる
かえって多くなった老人が減って社会全体にとってはいいことだとまでなってしまうのである、つまりコロナウィルスそのものではなく社会全体から見る時別な見方になる
すべてが放射線だげでなくコロナウィルスだけを見ても解決しないのである
放射線被害⇒老人が残されて自治体が維持できなくなる
コロナウィルス⇒老人は被害があっても若い世代は残る⇒社会は自治体は維持できる
もしこうして判断するとコロナウィルスは放射線の被害より社会は維持できるから社会維持という点では放射線より恐れることはないとなる
つまり社会の維持のためには若い世代を優先するべきだともなる
だから高齢化社会というのは本来は自然からみたら何か不自然だともなる
人口構成も歪であり自然に反するものだともなる
自然界の種の維持にも反するとなる