2020年04月07日

自由社会は安全に弱い、自由はアナキーにもなる (津浪、原発事故、コロナウィルスの対処)


自由社会は安全に弱い、自由はアナキーにもなる

(津浪、原発事故、コロナウィルスの対処)


自由社会をみんな望んでいる、だからこそ共産主義より資本主義の自由競争社会がいいとなった
でも人間は何でも自由になりえない、人間はそもそも住む場所でも地域でも限定される
その場その場で与えられた場所で生活してきた
それは地域から国から国家からと大きくなってもそうした地理の制約に限定されて生きざるをえなかった、それが宿命だったとなる
人間は住む場所でも制約されているし生きる時間も限られている
その限定された中でアイディンティティを見出して生きてきた
人間には無限の自由はありえない、むしろ制約された限定された中で精神も形成される
だからグロ−バル経済という時、もう限定されていない、制約のない社会なのである

それで皮肉なのはなぜ共産主義国家の中国が破綻する破綻するといってもしないのか?

それは国家統制があり強権でもって株式でも操作するからだとしている
共産主義には自由がないとしても利点もある
自由資本主義になるとそれはアナーキーになり統制できない世界になる
それで資本主義では必ずバブルや恐慌が来たりして制御できなくなる
自由主義といっても自由にしていたら経済も破綻する

つまり人間社会は無限の自由などはない、どこかで制約される
自由資本主義の問題はそれがアナーキーになることでありまた逆に自由が行きすぎると制御できなくなるり一党独裁とかになり最も強権な政府ができる
その自由と制約のバランスをとることがむずかしいのである
無国籍人間とかが現代では普通に言われるけどその人の安全は誰も保証しない
保証するのは国があるからこそであり外国に行けばそのことが痛いほどわかる
どこの国にも所属していなかったら外国で殺されても誰も見向きもしない、金も盗られてもそうだし安全は全く保証されない、そうしたらとても外国など旅行できないのである
中国は経済が破綻すると言っても実際は破綻しない
かえってアメリカが破綻すると言われるのは自由資本主義の結果として極端な格差社会になり数パーセントの人たちが富を独り占めする
つまり自由とはそうした異常な富の偏重でもそれは自由競争の結果であり正当だとされてしまうのである

そして津浪、原発事故、コロナウィルスで経験してきたことは「安全」の問題である
この安全がないがしろにされるのがまた自由資本主義社会である
なぜなら資本主義社会では利益にならないものは無視されるからだ
それでワクチン開発は金にならないとして日本では遅れたという時もそうである
製薬会社では薬の開発に莫大な金がかかるから利益にならないとしたらやらないからだ
でも今回のように安全を計るならその資金は国が提供すべきだとなる

それは原発でもそうだった、「安全神話」を権力で作り上げて絶対の安全を計ったようでもそれは権力で作ったものであり安全ではなかった
数十メートルの津波が来ると東電の科学部門で割り出して警告していた
そのとき防潮堤を作らなかったのは安全は金にならないからである
安全はどこでも金にならない、利益第一にする会社ではどうしてしも安全はおろそかになる、そこにやはり国が関与して安全を計る、それが国の務めだとなる
つまり自由資本主義社会でも国が安全を計る役目がある
みんな自由勝手にすることはできない、ただそこで矛盾なのは自由な経済活動が制約されると経済も停滞する
そのバランスがむずかしいのである

ともかく人間は歴史でも何でも自由には生きられなかった、生きる場所も限定されていた関所があり生活する場は限定されていた、その制約された中で生活して精神的アイディンティティを作り生きてきたのである、それが人間の宿命だとなっていた
もちろん外との交流とかは必要である、貿易でも必要である
ただそれがグロ−バルに世界的に拡大しすぎたのである、そして自らよってたつ場が見失われた
どうしても自由を求めるにしても必ず制約されるのが人間である
人間が定着して生きることは制約された中で生きるということである
経済でも何か無限の自由を地球に求めた、国境も民族もないということになり国際資本とか多国籍企業が地球を所有するようになる、そんな障壁は必要ないとして風土と歴史の中で築かれた社会をアイディンティティを壊してしまったのである

それを加速させたのが科学技術だった、それは何か危険なものだった
原子力でも核でも危険なものだった、でもそこにタブーはなくなっていた
科学にも制約はない、自由にやればいいとなり巨大な災いをもたらしたのだ
科学技術だってなんらか制限される必要もあった、科学技術も諸刃の剣なのである
遺伝子組み換えとかも危険なのである
それによって人間そのものが生存が危機にさらされるとしても科学技術は万能を追及するのである、でも絶対に万能にはなりえない、万能なのは全能なのは神しかありえない
人間の知恵で作った文明でもそれも遂には原発事故のようになり甚大な禍根を残して終わる、そこに人間の限界がある

コロナウィルスにしてもウィルスにしても人間がそれに対抗するにもできない
必ず新種のウィルスが10年くらいの間隔で現れる、それでまたワクチンの開発が強いられる、でも新種が生まれるからそれに対応できないのである
こうして人間はいたちごっこのようなことを永遠にしているのかとなる
結局人間の問題は永遠に人間で解決しないともなるのである

posted by 老鶯 at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題の深層