2021年09月28日

遊牧民の世界への影響 (モンゴル帝国が結ぶ東西の文明)


遊牧民の世界への影響

(モンゴル帝国が結ぶ東西の文明)

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Googleアースで見る歴史!通貨の始まりはモンゴルだった!|小名木善行
https://www.youtube.com/watch?v=UNpaZMCRgnM

遊牧民というとき日本ではなじみがない、なぜなら日本では魏志倭人伝で牛馬羊なしとされているからだ、つまり家畜はいなかった特殊な世界である
ヨ−ロッパでもアフリカでも牛馬がいて羊がいて放牧されている
日本にはそれがない、南米のマヤとかインカとかとも似ていたのである
遊牧民の世界を社会を知らないことは世界を知らないということにも通じている

遊牧民の世界というとき文明の発祥地でありその範囲が広いのである
中央アジアであり砂漠地帯と草原平原地帯が遊牧民の世界である
このyoutubeの番組で興味深かったのは家畜の糞尿で床下をあたためるとか火薬が発明されたことである、糞尿が乾燥するとそれができる
すると韓国のオンドルとかも床下をあたためるからここに由来しているのか
それは日本にも伝わったのだが普及しなかった、日本は高温多湿であり乾燥して寒いともなっていないからだった、徒然草でも吉田兼好は建物は夏を旨とすべしと言った時湿潤で蒸し暑いからそう言ったのである

「糞の上で生活して臭くないですか」の質問には、「臭いも気にならないし、糞が発酵する熱で床暖房のようで、とても気持ちがいいよ」でした。

韓国は寒い国であり暖房が欠かせない、遊牧民のモンゴル地帯も相当に寒い地域である
高度が相当に高いのである、自動車で内モンゴルに行ったとき高度が高いなのである
例えばこの辺では飯館村だと高度が高いから夏は涼しくなる高原になる
その高さはもう比較にならないほど高いのである、それで冬は厳しい寒さになる
それで北海道の人が羊を飼うことを学ぶために冬を過ごしたら体が一回りやせたと言っていた、それだけ冬は厳しいとなる、すると暖房が必要になる
それで床下に糞尿からあたためる技術を開発したとなる
それが韓国に入ってきた、韓国は一時モンゴル帝国にも支配されていた
それで肉料理が発達したのである

モンゴルとか遊牧民の影響が全世界的にあるというとき見逃されている、インドのムガール帝国もモンゴル帝国だった、ロシアにもモンゴルのくびきとかなりモンゴルが支配したとかありその影響が大きいものだった、ロシア人の顔はモンゴル人の血が入っている
モンゴル人と似た人がいる、プーチンとかもモンゴル人とも似たような顔をしている
ムガール帝国ではインド人がモンゴルの女性と結婚したとありモンゴル人の血が入った
大陸ではどうしてもこうして混血が生まれやすいのである
混血になると美人が生まれやすいとか言われたり人種的にも何か遺伝子が交わり人間自体が強い種を形成することがある

大陸文明はこうして人種的にも文化的にも文明的にも交配されて作られて来た
だから言葉でも印欧語とかに共通性があるのはそのためである
インド人の血にはアーリア人が侵入して混血しているからである
彫りの深い顔になっている、その堀の深いというということが仏像に現れている
彫刻にすると彫りの深い顔がいいからである、のっぺりしていると彫刻としては向かない目鼻立ちがくっきりとしていると彫刻に向いている、それで仏像でも白人系統の彫りの深い顔となったから仏像が大量に作られたともなる

モンゴルというとき何か日本になじみがない遠い世界にもなる、それは遊牧民でもそうである、その生活が理解しにくいからである
でも北斗七星とか北極星の文化が入ってきたのは遊牧民からである、相馬氏が妙見信仰がありこの妙見は北斗七星の信仰なのである、北極星は方向を見るのに信仰されるようになった、つまり遊牧民にとって方向が一番大事だからである
草原とか砂漠とかは海と同じであり方向がわからなくなるからだ
そこを行き来するのには方向が一番大事になるからだ
方向を誤ると死につながる、どこに行くかもわからなくなるからだ
それを常に自転車旅行で経験しているしまた旅をするとき方向がわからなくなるのが普通だからである

そして活版と火薬と羅針盤が中国の発明だというき活版から紙幣が生まれた、火薬は武器となり銃となり強力な武器となりモンゴル帝国に歯がたたなかった
活版は紙幣を作ることで流通した、その紙幣の起りが城壁で囲まれたオワシス都市の関税から起きていた、水が必要でありそれが城壁内の都市にあったからだとししている
その通行を許可する「鈔 」と呼ばれる紙幣を通貨の中心に置いた点が特徴がある
紙幣の起りは関税であり通過を許可するものだったということで興味深い
なぜならその許可を与えるのはバックに大きな国家がないとありえないからだ
それで元朝が衰退するとその発行された紙幣も効力がなくなった

だから今アメリカが覇権を握っているからドルが紙幣として世界で通用する
アメリカが衰退するとドルは世界で使われなくなる、金と銀ならそれ自体に価値がある
紙幣だと紙切れにすぎないから本当に紙切れになる、それを保証するものがないと紙切れになるか現実に元朝ではそうなったからである
つまりモンゴル帝国のように世界帝国となると貨幣でも紙幣でも共通ものが必要になる
今ならドルが世界基軸通貨になっているのと同じである
アメリかが世界の覇権国になっているからそうなる、その紙幣は紙きれでもアメリカが保証しているから世界的に通用する、信用されるとなる

ともかく遊牧民のことがわからないと世界のことが本当はわからない、そもそも一神教が遊牧民から生まれているからだ、アブラハムがそうであり羊を飼う遊牧民の宗教である
そして誤解しやすいのはイスラエルは半分砂漠なのでありラクダを泊めた隊商宿もある
農業国にしたのは砂漠を灌漑して肥沃なものにして人工的にユダヤ人が入植して作ったのである、もともとは遊牧民であり砂漠の民なのである
奇妙なのはキリストの生れたナザレに行った時、イスラエルの人なのか商売するために漢字を教えてくれるという、漢字を教えてくれということは中国人と商売しているからだとなる、現実に中国人が出稼ぎで働いていたのである
こうして中国人は数が多いからどこにでもいるのである

そして中国自体が遊牧民の文化が深く入っている、なぜなら始皇帝は西安(しーあん)
前の長安から出た人でありあの兵馬俑の大軍団が発掘された場所にある
そこは中央アジアであり遊牧民の世界だからである
だから兵馬俑の大軍団にはイラン人であれ他の人達も交わって作られた
それが最初の中国の国家だとなるからだ
つまり世界史を理解する時この遊牧民を理解てきないから日本人は農耕民としてありそれで世界のことがわからない
でも実際は遊牧民の影響は日本にもあったのである

ただ現在砂漠化した地域はもともと森があり緑豊かな地域だとしている
それはエジプトでもそうだったとしている、エデンの園も豊かな森があり水も豊かな世界にあった、となると実は一神教は新しいものだともなる
なぜなら森が緑豊かだったというときアニミズムになりやすいからである
だから最初の信仰は万物が神になるアミニズム的なものでありそれはエジプトでもそうだった、森があり緑豊かな地域だった、だからアミニズム的信仰がありあらゆるものが動物でも神になっていたのである

そしてなぜか、そのアミニズム的信仰が一神教に変わったのか?
エホバが現れてその神が妬む神だったのである
これも不思議なのだけど聖書は最初から偶像崇拝との戦いであり偶像を否定することが信仰になっていたのである、この自然界のあらゆるものか神となることではない
そうなっていたとき「私が神だ」と自ら現れて示したのである
その一神教になる場所は何もない砂漠が適していたとなる
なぜなら岩でも木でも植物でも神となるからである、何もなければ神になるものがなく
イスラム教でも神はメッカのある方向だとなる

方向が一番大事になる、だから外国でもメッカのある方向に向かって礼拝する
その方向信仰になるのは遊牧民は必然的に移動するから方向を知ることが一番大事だからである、それで羅針盤が発明されたと菜なる、ただ羅針盤は海洋民がもたらしたともされる、海洋民も方向が一番大事だからである

でもわからないのは今砂漠地帯になっている所が豊かな森だったということである
すると森になっているとき砂漠がないのだからそこに神は現れない、アニミズム信仰になる、とういことは神が現れたのは森から砂漠化した時からだともなる
つまりある程度文明が成熟してから神が現れたのである
キリストでもローマ帝国ができてから現れてローマ帝国の官吏が死刑執行したからである文明が成熟しないと文字などでもできないと一神教は生まれなかった
キリスト教でもローマ帝国がありそうして文明化された所に広がったからである
つまりその周辺の野蛮な部族という状態ではキリスト教は広がらなかったともなるからだ創世記にしろすでにバベルの塔とかノワの箱舟を作ったのだから相当に文明が発達した
ことを記している、全く未開の原始人がいるような世界のことではないのである
実際は聖書でも文明化した世界から始まっているのだ

とにかく中国にも深く遊牧民文化が入っているし文化ともなっている、農耕民ではない
遊牧民文化が入ってきている、遊牧民は移動するから商業民族にもなり航海民になったとなる、そもそも移動すること自体が商人になる、商人は移動して物を運びもうけるからである、中国人が商売上手だというとき遊牧民の文化が深く入ってきていたからである
聖書が神との契約の信仰だというときこの契約とは商人が物を売買するときするのだから商業が広く通用する世界で起きたということである、商業が広く通用する世界が砂漠の民の中央アジアにあった、商業の歴史はそれだけ古いのである
日本でも遊牧民的文化が入ってきている、一時騎馬民族国家説とか入ってきたのもそうだし天皇も外来のものであり父系を男系継承なのもそうである
でも不思議なのは日本は天照大神が女性である、万葉集でも母権社会であり妻問い婚であり女性集団が子供を育てていたのである、父権社会ではない
だから父権社会の男系の天皇は遊牧民文化が日本に入ってきたためである
つまり天皇は古来の日本文化と異質なものであり騎馬民族説とか遊牧民文化が入ってきた結果なのであり天皇が外来のせのであり日本固有の文化ではないともなる

いづれにしろ遊牧民のことがわからないと世界のことがわからない
第一世界の宗教が来たユダヤ教であれキリスト教であれイスラム教であれ遊牧民のことがわからないのと理解できないのである、これらの宗教はアブラハムを祖としているからである、遊牧民を祖としているからである
遊牧民は定着しない、移動する民でありこの世にあるということもただ一時的な借りの宿としているのもそのためである、日本流になれば人生は旅とかなる西行とか芭蕉のような思想となり境地となる、一か所に定着しない旅人の思想だとなるからだ


  移住‐ゲーテ

北も 西も 南も砕け
王座は裂け 国々は震える
移り住もう 清らかな東方で
族長の空気を味わおう

その純粋 その正義の地で
私は人類の 
原始の深みに分け入ろう
そこは ひとびとがまだ神から
天の教えを地の言葉で受け
憶測して悩むことがなかったところ

ひとびとが父祖を崇め敬い
異教のつとめをすべて拒んだところ
認識は狭いが信念のあつい
若さの境地を楽しもう
そこで言葉が重んぜられたのは
一語一語が口伝いだったからだ

牧人の群れにまじって
オワシスですがすがしくなるだろう
隊商とともに旅をして
肩掛けや珈琲や麝香を商い
砂漠から町々へ
道という道を歩こう


これが遊牧民の原始的気質であるともなる、砂漠は不浄なものを砂に埋めて消し去る
浄化の作用がある、大都会のような煩雑不純なもの雑踏は消し去りそこに純粋なものが残る、そこに言葉も活きる、祈りの言葉アザ―ンのように砂漠に朗々と響き渡る
父祖からの力強い言葉がひびきわたる、それは砂漠にふさわしいのである

ここのyoutubeは勉強になる、何かyoutubeだとわかりやすい、大学の講義を聞いている感じになる、家にいながらして聴ける、無料のテレワークになっている
知識はもはや本とかだけの世界ではない、だからインタ−ネット時代は知識の探求では地方でも平等になった
田舎だとここだと仙台市まで行かないと専門の本など買えなかった
本はまた高いし仙台市でも本は一部しかない、本の世界を古本をふくめると膨大なものだった、天文学的数字ともなっていた
もし若い時こうして興味のある本を選んで買っていたら知識の探求は今より百倍とか進んだとなる