春の横峯堤-二宮尊徳の社−梅香る里
横峯の堤の広く春の山尊徳讃ゆ社かな
春横峯堤
処々梅香里
横峯堤広大
春山映水豊
尊徳讃社哉
今日は暖かったので近くを回った。鹿島区の横峯堤は広い
これは二宮尊徳がかかわった堤であるそれでそばに二宮尊徳の社がある相馬藩は二宮尊徳のことは常に語られる
それは江戸時代のことであり農業社会の時二尊徳の教えが伝わった尊徳自身は相馬藩には来ていない
その弟子が習って伝いたのである。
でも今になると農村社会ではなくなったからその功績のことがよくわからないのである。つまり江戸時代の農村社会であって尊徳の教えは通じていたのである。
確かにこの辺に堤は多い、それは農村社会だったら必要なものであり二宮尊徳はありがたいと思うのである。
これだけ社会が複雑化すると二宮尊徳のこともそれほど偉いのかどういうことが分からなくなっている。
今は農村社会ではない。田舎でも農民は一割にも満たないのである。だから二宮尊徳がどういう功績があったのか理解しにくくなっている。
今日はとにかく暖かく春だった。でも雲が広がり雨模様になった。これもやはり春になってきたからである。
ただ二宮尊徳の思想は自然と一体であり一体化することでありそれは農業は自然と一体にならないとできないものだったからである。そのことは理解できる。
原発は自然から遊離したものでありそれで空気や土に森の木まで放射性物質で汚染したのである。
科学技術の工業社会になったとき自然と一体化する農業は主なものでわなくなりそのために二宮尊徳の思想も実感できなくなったのである。だからその点では二の宮尊徳学ぶことが必要なのである。