鬼百合(気丈夫な姉を思い出した)
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ノウゼンの玄関に散り人入る
ノウゼンや出陣前の馬の列
涼しさや海鳥隠る草原に
大き家の屋根に猫いて夏の月
鬼百合や我が家守りし姉はなし
夏草に道標埋もれ久しくも栃窪にも飯館にも行かじ
知らぬ間に我が庭に入り揚羽蝶休みてありぬ夏の午後かな
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右田の方は工事であり残った一本松は枯れるだろう。枯れそうにみえたからである。
今考えると一本松が残ったというけど松は松原になっていて意味があった。
もともと防潮林だから松原でないと意味がない
一本松でも海側でないなら意味のある伝説もある松が残されている
とにかく津波の跡には休む日影かないから暑く感じる
ただ草原化してそこに海の鳥が隠れ海の風が吹いてくるから涼しい
今日も異常に暑かった。二階には隣がトタン屋根だかその影響で熱がこもっていた。
それでクーラーを一時的に使ったが一日はしていない、夜はしない
それでも今日は暑かった、蒸し暑いと耐えられなくなる
自分の家を建てたのは自分ではない、姉と母が建てたものであり気丈夫な姉が家を守ってきた。
姉は男性でも相手にてもひるまない、男性が恐れるような強気の女性だった。
だから怖いなと男性が姉について言っていたのである。
だから本当に鬼百合がふさわしい女性だった。
強気の女性は鬼百合がふさわしい、女性にもいろいろいるし花にもいろいろある
鬼瓦とあるけどまさに家守るものだった。
家を守るにはやはり自分がその跡を継いでわかったが鬼瓦のように強気でないと守れないということがあった。
それがこの七年間の苦しみで経験したことである。
これほど家に入ってくるものに家が荒らされると思わなかったからである。
そういうことをプログで書いてきた。
姉は最後は認知症になり無惨な姿で死んだ。
いくら強くても老いには病気には勝てなかったのである。
今頃の暑さはやはり鬼百合であり暑さの最盛期にいつもなっている。
この暑さは今年はいつまでつづくのかやはりお盆あたりまでなのか?
それとも長くつづくのか?暑さも体力を消耗する
横手には道標があり栃窪へ記してあるのが飯館村にもすでに一年以上行っていない
そろそろまた行かないとと思っているが暑いのに自転車は弱い
栃窪でも昔だったら歩いてとかなると遠いから道標があったりする
この道標はあくまでも歩いていた時代だから作られたのである。
飯館村はそのものが葦に夏草に埋もれてしまったというのも不思議である。
タグ:鬼百合
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