2016年01月03日

危機感をもたないことが滅びに通じる (平和はつづかない、必ず危機がやってくる)


危機感をもたないことが滅びに通じる

(平和はつづかない、必ず危機がやってくる)


人間、このままでいいと思えば、改革の必要性は感じない、このままではいけない、危ないという危機意識を持つから、改革への重い腰を上げるのである。

優れたビジョンの条件の筆頭に「将来のイメージが明確であること」を挙げている


人間は安きに流れる、甘い見通しをするのが常である。それは個人的にもそうであり組織でもそうである。
事業を起こすにしても失敗した人は相当に甘い見通しをしていた。根拠なくして事業を起こしたのではないにしろ見通しが甘かった
失敗してからも借金していても自分に甘いので変わらなかった。
誰かから借金すればいいとしてその生活すら改めていないし前と同じような贅沢な暮らしをしようとしている。
要するに相当な借金があっても危機感がないのである。だから節約もしない、また借金すればいいとかなり自分がその標的になったのである。


人間は危機意識がもつようになるのは厳しい現実をつきつけられないともていない
つまり借金で家も土地も売るようになるとか何かそうした現実をつきつけられないかぎり以前として甘い見通しでいる
どこからか金が入ってくるという感覚なのかもしれない。
人間は何も起こらなければ平和ならその平和がずっとつづくと思う
それは国単位でも個人単位でもそうである。
「災害は忘れたころにてくる」というのはまさにそのことだったのである。
今回の津波でもそうだった。こんな津波が400年すぎて忘れたころにやってきた。
それは三陸では100年前にあったのに忘れていたのである。
人間の特徴は忘れやすいことにある。それで老人になると何か覚えられない、記憶するのが苦手になる、そしてそれが極端化したのが認知症なのである。
子供の名前とか顔すら忘れてしまうように極端化するのである。
自分の書いたものでも忘れているのが多いから記録として何か書いていた方がいいとなる

危機意識の欠如から何が起きてくるのか?今回の天変地異の津波とか原発事故とか大きくは国が滅亡することもある
日本は海で囲まれているから海が防壁になっているから他国から侵略されないという危機をもてない国である。
外国では陸続きだから絶えず国が侵略して興亡しているから他国が責めてくるという危機感をもっている。
そして民族が滅ぼされることもありうる恐怖を危機感をもっている。
日本の国にはそうした危機感に欠けている、神風が吹いてモンゴルの船が沈没したとか危機感に欠けるのである。


そういう自分も危機感に欠けていた。何か平和だったから甘い見通ししかしていない、自分は実際は今回の十年間の苦しい体験は将来をイメージすれば賢い人だったら予想できたただどんなに賢い人でも将来がどうなるか予想はできない
つまり将来は想定外になるのが多いのである。実際津波でも自分の個人体験でもそうだった。想定外のものに対処することになったから苦しかった。
まず認知症が何なのかなど理解しようがない全く想定外のことだったからである。
もちろん原発事故もそうだった。
原発事故もこれも危機感に欠けていた、その証拠が「安全神話」を政府と東電とマスコミとか県とか地元住民でも一体となり作り上げられていたのである。
原発は安全でないというと地元では非国民のようにされたということもある
なぜなら原発で働き利益を得ているからそうなった。
人間は根本的には利益利権で動いているからである。


危機感というときアメリカの危機感と日本の危機感は違っている
アメリカの自然への危機感は竜巻とかにあった。それで電源を地下に置いた。
日本では地震とか津波があり自然への危機感は違っていた。
自然でも国によって場所によって危機感は違ってくる
国となると歴史とか風土が違うから技術でもそれに適合するように作らねばならない
だからアメリカの押しつけに言う通りになったことも危険だった
アメリカでは日本の風土を考慮していないからである。
ただアメリカでも西海岸には原発を作らず東の方に原発をほとんど作っていた。
西海岸は地震を考慮して作らなかったのである。
いづれにしろ「安全神話」を作り上げたときすでに危機感は喪失していた。
安全神話が危機感を喪失させていたのである。
安全、安全と唱えていれば安全だとさえ錯覚していたのである。
それは何事かあれ題目を唱えている日蓮宗とか真宗系統の信仰と同じである。
科学技術者がそうした安全信仰に安全神話のために点検を怠り危機感が喪失していた。
事故の前にも安全の不備が指摘されても軽くあしらうだけであり本気になっていない
それは「安全神話」を権力で作り出していたからである。


ただ危機感をもていないというときそれは人間の弱点であり心理的なものとしてそうなりやすい、人間は常時危機をもって暮らせない、そんなことしていたら生きるのも嫌になるだろう。だから人間は突然の危機に弱い、奇襲に弱い、突然無防備の所に攻められるのが弱いから相手の意表を突くことが成功しやすいのである。
そして危機意識は常に一時的にもっていてもすぐに忘れる
何かすでに自分は十年間そうして苦しみ危機意識をもたされて過ごしてきた。
何かいつも緊張状態にあった。それが母が死んで介護も終わり気がぬけたようになった
危機感というのがそれと同時にまた元のように何か弛緩したような状態になった
でも危機感をもたない国でも会社でも家族でも地域でもそれが大被害に通じる
原発に対して危機感をもっていないから地域が崩壊したのもそうである。
東芝でも大会社でも人事で内部で権力争いしていて会社自体が危機にさらされる
リストラされる人が膨大になるのだから危機感がないことで社員も犠牲になる


原発事故でも避難した人たちが仮設にすでに小高など5年もすぎようとしている
しかしその一人の女性ではあるがほとんど何の危機感ももっていなかった。
補償金で鹿島区の人が不満なことも知らない、鹿島の人は小高の人が金を使ってくれているんだから良かったのよとかのんきなことを言っていた。
そしてこれから小高に帰るのは嫌だ、どこかで働く所がないかとか聞いてきた。
これも補償金て仮設暮らしでのんびりすごしていた結果危機感もなもるなくなっていたのである。
ただ5年間は補償されて何でもかわいそうだと支援されたきたから支援されるものだとなってしまった。
そこに将来の危機感は全く喪失してしまっていたのである。
将来を危機感をもってイメージすればそんなことでいいはずがなかったのである
つまり人間はどうしても安きに流れるのである。
困難のことを敢えてしたくない、望まない、実際はそうなのはしかたがない
人間は強いられない限り困難なことは苦しいことをしたくない、それを否定できない
でもそのことがのちの災いとなるのである。


例えば求道にしても若い内しなければもうできない、年取ってから信心するのは別であるもう死が近づいたとき死という最大の危機を乗り越える信仰をもつことはできない
それは若いときするべきものでありその時危機感をもって求道して行動しなければあとはできない、年取ってからでは時すでに遅しなのである。
人は若いときは遊んでいればいいとか危機感をもたない、そして享楽の内に青春は浪費されるのでてある。
人間はそもそも常に人が死んでいるのだからそのことに対して危機感をもつ
でも死について危機感をもたないから求道もしない、そしてカルト宗教団体などに時間を浪費して終わる、そこは宗教とは何ら関係ない政治団体なのである。
カルト宗教団体はパンの危機感であり死とか精神的な危機感はゼロである。
いかにこの世のパンを得るかの危機感なのである。パンをもっとよこせというパンの配分の問題である。
そんなことより人間は死ぬ、消滅してしまうということの方が怖いことでもある
でもそういうことより日々の生活のパンのことの方を追及しているのが現実である。


ともかくあらゆる場面で危機感の欠如があり弛緩がありそれが致命的になってゆく
時間がいつまでもあるとか若いときは思っているがたちまち老人になっている
それも危機感がないからそういうふうに考える
時間などあっというまに喪失する、時間に対しても危機感をもっていないのである。
人間は極限られた時間しか与えられていないのである。
とすればその限られた時間の中で何をするかというのが問題になる
享楽的遊んでばかりいていいのかと自問する
時間が無限に与えられていれば緊張感もないし危機感ももていなのである。
そして営業でもビジネスチャンスは生涯で一回しかないと本に書いてあった。
その一回のチャンスをものにしないとあとはビジネスチャンスが巡ってこないというのも本当だろう
人生においてなにごとビジネスでも何でもチャンスは一回しかない
それが人生だった、一回のチャンスに賭けた人が成功してあとはしない
一回失敗したからまたあとがあるというのは危機感がないからそうなる
もしこれ一回切りだとしたら何でも危機感を持ち対処する
そういうふうに危機感をもたないことがかえって危険なものになってゆく
危機感をもたないために国も会社も地域でも滅んでゆくということがある
だからふりかえると危機感をもたないということ自体がそういう生活自体が危機をまねいていたと自分でもふりかえるのである。

タグ:危機感
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/171185636
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック