宇多川をそいて下れば松川浦塩の香強く浜風涼し
宇多川に沿って下り松川浦の岩の子にでた。宇多川は小さな川である。幸田露伴が舟でこの川を下り松川浦に出た。こういう旅だったら見えるものが違ってくる。車の時代は情緒がなくなってしまう。通りすぎる旅が多すぎるのだ。松川浦もそれなりに大きいのだが特別きれいだとかは感じない、島も何か貧弱なのである。ただ見る人によっては別なものに見える。川を下って松川浦を見る感じはかなりちがってくる。
浜風がふき何度も夏の蝶と出会う、まだ夏らしい、私と蝶が逢うのと蝶同士が逢うという意味もある。夏の蝶は海にふさわしい、でも夏もそろそろ終わりだ。
今日も暑かった。今年は夏バテだ。いつもそうだがぐったりして寝ている日が多くなった。そうはいっても今はいろいろ買い物やら食事の用意が大変なのでなまけることができなくなった。家事に追われる毎日になってしまった。それでも自転車で走っているときが自分は一番ああ、生きているんだなという解放感やら気持ち良さを感じるのだ。登山は上るのが大変だが自転車は走ること自体気持ちいいのだ。特に坂を下るときは暑いときでも涼しいから気持ちいいのだ。
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