2008年06月10日

夏の葛尾村

shimizuhana1.jpghanawhiteyama1.jpg

この花が散っていた
 

朝走る黄菖蒲映えて時鳥
 
白き花清水に散るや朝清し

老鴬やまた寄る山の店一軒

郭公の山の奥よりひびくかな

葛尾や夏草埋もれ元禄の碑

人まれに日影に菖蒲家一軒

廃屋の一軒あわれ夏の夕

影深く長き道かな葛尾へ我が入りゆく夏の日の午後

草深く文目の咲くや葛尾に家点々と淋しかりけり

高瀬川ひびく流れや一木の白き花咲き夕暮るるかも
 
葛尾は私とは因縁深い場所である。そのことは前も書いたが今回発見したのは元禄と明暦と書かれた碑だった。ここが結構古い村であることがわかる。村の由来も比較的はっきりしている。松本の姓が三分の一でありこれは信州から移ってきたのである。信州に葛尾城というのがあり移動地名だったのだ。今回も葛尾大尽跡をたずねることができなかった。葛尾に宿泊施設ができていた。レストランもできたりと変わってきている。山の村で何かしようとしても退屈になるかもしれない、見るものがない、わかったことは墓くらいしか見るものがないのである。墓はその村の何かを歴史を語っているのだ。


菖蒲と文目は違う自生しているのは文目でありこれは乾燥した所でも咲くが菖蒲は湿地に咲く、文目は花がこぶりである。自生しているということも違っている。葛尾辺りはかなり山から出た。その一軒が私の家の父方の実家だったのだ。ここもまた悲しい物語となってしまった。今や山村では廃屋が一つの風景となっているのだ。北海道にも廃屋が多い、やはり今の時代暮らすのには厳しいのである。

 
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