戸籍は何なのか?
(一旦銀行にあづけた金は国家が管理する)
ゆうちょ銀行の相続センターでの審査が通らないので、
書類がきちんと整うまでは、永久に銀行の相続を完了できなくなります。
当センターにご依頼頂いたケースですと、凍結した銀行口座の解約手続きを自分で進めようと約6ヵ月間頑張った挙句、「戸籍等の資料収集が煩雑」・「銀行員の指示が二転三転し手続きが混乱」等の理由から自力での手続きを諦めた相続人様からご依頼を頂いたこともあります。
初回で指示された内容と違う内容を新しく指示されて、「あの書類が足りない・この書類ではダメ」等と、銀行側の指示が二転三転することも珍しくありません。
なぜこの手続きで当該戸籍が必要なのか?
なぜ当該相続人の印鑑証明書と実印が必要なのか?
この意味を銀行員自身が理解していません。
銀行員が明らか法律を無視した対応をとる場合は、間違いを正すこともできます。
銀行員に対して正しい手続きの在り方をアドバイスするとこともあります。
ゆうちょ銀行が相続では一番めんどうみたいである。
なんでこんなめんどうなのことが必要なのかと聞いたら相続人を探しているためだというでも提出した書類には相続人はすべて死んで残った一人の姪子の書類はハンコなどをおしてもらい提出している
あとの相続人は死んでいるのである。それもすでに母が結婚した前の夫は戦前の人であり死んでいる、その息子も兄になるが交通事故で死んだ、あと何を調べようとしているのかと聞いたら転籍した先での戸籍に養子などがないかどうか調べと言っていた。
それも提出した書類でわかるのである。
戸籍のつながりを見なければならないとは言っていた。
戸籍はなんのためにあるのか?
相続が発生するとき戸籍が必ず必要になるから
他にも戸籍には国民を管理する機能がありそれに異議を唱える人がいる、差別だというのもあり私生児と摘出児とか非摘出児とか他にも戸籍で差別が問題になる
明治大正になると戸籍に平民とか記されているから士族と平民に分かれていたのである。戸籍は江戸時代では寺が役所の代わりで人別帳を作り管理していた。キリシタンをとりしまるためにも管理していた。つまり国家で管理するのが戸籍にはもともとあった。
それが明治になると四民平等に建前はなったが差別が継続されていたのである。
それで戸籍の国家管理に異議を唱える人はマイナンバー制度も国家の管理を強化するからすべきでないと論述している
そもそも戸籍など普通のときは考えない、でも戸籍は相続の時一番かかわる、戸籍はやはり国家が国民を管理するためにある、そしてわかったことは
ゆうちょ銀行であれ他の銀行であれあづけた金は国家が管理する
一見自分の金のように見えるが一旦金を銀行にあづけることはそれは国家にあづけることでもあるのだ。
だから相続のとき戸籍を通して相続に関与するのである。相続に銀行が国家が関与するのでてある。銀行はつぶせないというとき国家が援助してつぶさせないことがある
国家と銀行は金を管理することで一体なのである。
それは日銀と銀行が実際は金をコントロールしていることでもわかる
銀行はつぶれない、それは国家の支配下にあるから簡単につぶせないのである。
だから預金封鎖があるというとき国家と銀行が一体となって実行する
銀行から金がおろせなくなるのだ、一旦銀行にあづけた金は必ずしも簡単におろせない
良く十万くらいならいいが額が大きくなるとおろしにくくなるなど言われるのもそのためである
例えタンス預金していても一旦預金が封鎖されれば新紙幣しか通用しなくなるから出さざるをえなくなるのである。旧紙幣は使えなくなるからである。
戸籍にもいろいろな問題があるが戸籍は国家が深くかかわるものでありそれが役所の主な仕事となっていることでもわかる
国民を国家が権力者が管理支配するために戸籍がある。
戸籍は明治時代に家中心の支配体制を作るために国家がその制度を作った
戸主を中心にして家があるというとき明治時代に家制度ができたからである。墓をみればわかる、家族墓というのが明治以降にできたことでもわかる
つまり・・・・家の墓というのは明治以降できたものである。
なぜならそれまでは江戸時代は・・・家の墓がない
個人墓か夫婦墓である。侍でも・・・家の墓はないてのである。
これは不思議なのことである。・・・・家の墓というときそれは明治時代以降に家族中心の戸主中心にして国家の強制で管理するためのものだったのである。
それは天皇を頂点にして日本人は一大家族だという国家体制を作り上げたとと批判する人もいる。それはサヨクになるがそれも問題にしろ一理ある。
一つの疑問として国家主義というのは世界的にも近代化して国家主義が世界で台頭して世界大戦になったのである。国家というのがないときもあった。国家という概念は意外と新しいのである。
国家がなくなればシリア難民のようになるとか国家主義が国家が最優先するというのもわかる、そもそも国家と民族は違っているし過度な国家主義にはナショナリズムとかには疑問がある。
いづれにしろ相続では兄弟がいれば甥姪まで関係してくる、一人いただけでもこれだけめんどうなのである。
そしてあったこともない親戚も相続に関与してくることがある
だから相続はめんどうなのである。ただ財産がなければこんなんどうなことはないのである。
そして相続の疑問は親戚でも戸籍上でつながっていても全く実生活と関係なくなっている人もいる、でも相続では戸籍を執拗にたどり相続者を探すのである。
なぜ養子がいないかなどまで探すのかとなる
だからこれは別に法律的に正しいということでしているとは限らない、それで弁護士に相談しなさいとなる、ゆうちょ銀行でも相続人の一人として権利をもっているようになっているからである。相続争いに銀行が関与しているのである。
一旦金をあづけたらそうなるのである。なぜそんな権限があるのかとなるといっても一旦金をあづけたらそうなるのである。
それで矛盾を感じたのは血縁関係がないと義理の母を介護でいくら世話しても財産を相続できないという深刻な問題が起きている、実子は血縁関係があっても何も世話しない、でも相続できるのであり介護した嫁は相続できない、これは大きな問題だけど法律上はめんどうになる、法律は常に時代の変化とともに変わる、でも旧来のままになるのも多い
すでに家族が旧来の戸主を中心とした長男を中心とした家族ではなくなっている。だから相続でも問題が起きる。
介護とかその他血縁関係がなくても世話になればその人に財産があれば残したいとあっても特別縁故者になるとまた相続がめんどうになる
銀行にあづけた金は血縁者のみを見ている
だから銀行に金をあづけることは血縁者でもあの人には残したくないというときそれができなくなる、そのためには何らか事前に手を打つほかない
銀行にあづけないとか何か事前に対策をとる必要がある、ただタンス預金も危険になり現実自分も被害があったから勧められない、ではどうするかはやはり何かあるのである
法律の抜け道とかすべて法律で決まる訳でもないし、そこに知恵を働かすべきである。
とにかく銀行に金をあづけるのは今や利子もなにもつかない、あとで相続すら自由にならないから各自このことは考えるべきである。
そしてこれは複雑だからゆうちょ銀行でも他の銀行でも良く理解していないのである。
それで弁護士に相談してくださいとなっている。法律的にめんどうだから銀行自体でも相続ではまちまちであり決まっていないのである。
なぜそこまで調べる必要があるのか、戸籍が必要なのかどうかも実は明確にわからないということである。でも一旦金を銀行にあづけたら銀行がその権利をもつようにさえなっているのである。国家と銀行は一体であり国で管理するとまでなっていることを知るべきである。
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