朝桜(相馬市から新地まで-俳句十句と写真)
相馬氏の八幡神社
相馬神社
相馬の城跡の堀の桜
新地の景色
今落ちた椿
新地を行く電車
ここから海が見えた
新地駅
注意ークリックして拡大しないときれいに見えません
今回の写真はみんな大きくしないと見栄えがしません
朝桜遠くに行かむつばめ飛ぶ
八幡の鳥居の赤く朝桜
金色の錦鯉に朝花散りぬ
金色の錦鯉浮き朝桜
馬を曳き相馬神社の朝桜
今落ちぬ椿の赤し望む海
朝桜海を望みて新地かな
新しき新地駅かなつばめ来る
残雪の蔵王光り見ゆ新地駅
春の朝海を望みて電車行く
草萌えて電車の行くや望む海
薬師堂帰りきてあわれ夕桜
朝日さしロードに走り風に散る花や遠くに我が行かむかな
朝からロードで新地まで行った、途中八幡神社の桜を見た。朝日がさし晴れていたからきれいに写真がとれた、写真は光の影響が大きい、桜はすでに盛んに散っていた
あそこの錦鯉に金色のがいて写真にとれた。
相馬神社では馬を曳いていたのは神社で野馬追いの馬を飼っているから相馬らしいとなる
新地の風景は変わってしまった、電車が海を望んで走っている、あういう風景はまるで変わった風景だし駅でもそうである。
新地の地形の特徴は海と接して高台になっていて海が望める
その高台に家が点々と森につつまれてあるからいいところである。
仙人は山の上から手を延ばして海の貝を取って食べていたと言われ、その食べ滓の貝殻が山のなかから今でも見つかるとのことです。これは、縄文時代の貝塚であり、この地域には石器時代の昔から集落があり、その遺跡が後に伝説を生んだと見られます
手長明神の伝説は各地にあるとして新地はその伝説が勝手に作られたものではない
現実に海の近くの高台に貝塚が発見されている、貝をとって暮らしていた人たちがいたのである。そういう地形になっているのである。
だからなんでも伝説でも歴史でも地形をみることが大事になる、その地形は地図を見ただけではわからないのである。
新地は津波の被害が大きかったけど新地駅は前より開発された良くなったし風景までが変わり電車からみる景色も海が広々と見えるから良くなった。
ただ風の影響を受けるので自分が見た写真にとった電車も徐行していた、それで写真もとれた。写真をとるにはいい景色に変化したのである。
そして新地にはソーラーパネルがなかった、だから景色が乱されていないからいい
実際に新地の人口は減っていない、若者も流出していないのである。
それに比べると小高でも浪江でも飯館でもその差が大きすぎるのである。
飯館は森につつまれたアルカディアだったけどソーラーパネル工場と化してしまった
あそこの草野に住宅ができるとしても何か住みたくない。風致が乱されてしまったのでがっかりした。
この辺で風光明媚というとき浪江の水墨画のような高瀬川であり森につつまれたアルカディア、桃源郷とかが飯館村であり新地は手長明神の伝説が残る海に接して高台に人家がある所としてあった。
阿武隈山脈は森が多いし森につつまれた世界である。だからそういう森の影深いところが多いのである。その風景自体変わっていないが飯館村は変わってしまった。
それが残念なのである。第一土がけずりとられたままで田畑も耕作できなくなったからである。だから飯館村が離れていたけど原発事故の影響が大きかったなと思う
何かそうした風景というのは景観というのは心に影響する、ソーラーパネルはその景観を乱すから嫌なのである。でも土地の利用方法がないからどうにもならないのである。
源義家の〈吹く風をなこその関と思へども道も狭(せ)に散る山桜花〉
今回は朝桜が晴れ渡り映えた、そして風で桜は散った、天候も昼間からは曇り雨も降ったそのあとまた晴れたのである。
だからこの歌がふさわしかった。ここでは山桜になっているけど自分が見たのは染井吉野の桜である。第一山桜だとこんなに散る景色は見ないのである。
だから何かこの山桜と染井吉野が混同されやすいのである。
これは感覚的には相当に違ったものであるが今は染井吉野の桜を見ているのが多いのである。
帰りは日立木の薬師堂の桜を見て帰ってきた。今回も疲れてぐったりして病気のようになった。何か疲れやすくなった。だから自転車は苦しくなった、でもやはり自然と一体化するのには自転車でありまた車もないから自転車で行く他ないのである。
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