夏の月(木蔭の道と家の畑)
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夏菊や少女等走る土手の道
畑仕事休みてくつろぎ風涼し
街中の家の畑や夏の月
畑仕事終えて眠るや夏の月
田舎の夜静かにふけて夏の月窓にのぞきて安らかなるかな
紫陽花咲き木蔭の深き道の奥石造りの蔵のあるかな
毎日土手の道を中学生が走っている、暑いのに走れるから若いとなる
畑仕事している所で休む、風が涼しい、昨日は雨降って土がしめっていたから涼しいということがあった
今日は暑かった、それで紫外線を計る計測器を買った
いろいろ試してみたが危険領域を越えるのは昼間である。
角度によっても違う、今日はそんなに危険ではなかった
何か計測すると安心になる、それは放射線量でも同じである。
でもこの機械は目安であり役に立たないかもしれない
小池に行く木蔭の道は気持ちがいい、紫陽花が咲いて奥に石造りの蔵の家がある。
石造りの蔵は古い、何かこうした田舎の風景になごむ、それは何でもものだが心が安らぐしかしここではそこはダンプが通るから落ち着く道ではない
ただ木蔭になる道だから気持ちいい道である
田舎は特徴がないようでもそうした自然と織りなした絵のような風景がどこにでもある
ただ発見されていないのである。新地辺りはそういう風景がある
木蔭を感じるのにはやはり車ではできない、自転車ならできる
夕方になり満月が出た、新しい家の庭が畑になっていた
これもなんとも心がなごむ、畑があるということでなごむ
それも家の前にあるからいいのである。手入れする人がいるからできる
何か庭でも何でも手入れするのが手間なのである。
自分は何でも一人だからできないのである。
この辺は街からはずれている、でも街からそれほど離れていない所である
田舎では夜は静かにふける、窓から覗いているのは月だけである。
田舎ではただ人間ものぞいている、それは監視して見張っている目である。
そこに田舎の矛盾がある、その目は相手を思う目ではない
相手のあら探しをする目なのである。
畑でもいつも言っている、じろっとあの人はこっちを見る、あの人は腎臓が悪くて
人工透析している、黒くなると死ぬんだよという。
たしかにじろっとこっちを見ていた
畑でも隣同士でもそうした目があるのが田舎である。
だから人間に関して田舎がいいということはないのである。むしろ田舎の人間は根性が悪いというのも本当である。
ただそういう人間関係を無視すればただ夏の月がかがやき窓からのぞいている平安がある何か月は平安の象徴である、この辺は平安が失われていたのである。
ともかく暑い一日だった、今や熱中症を恐れるようになった
昼間の10時から2時ころは紫外線は強くなるから出ない方がいい
でもその後は計測器では低くなっていた、だからそれほどでもいなのかもしれない
まあ、機械からだけではわからないことがある。
身体が疲れていたりしたらやりやすいからである。
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