東京から地方へユーターンする老人
(東京の高齢化が深刻になってくるから)
地方へ住みたいという人が増えてくる,それがNPOで東京で募集しているが最近は二十代と三十代が増えているという,そしてみんな真剣だというから退職して田舎でのんびりしようとする人達だけではない,地方で仕事をもって定着したいという人が若い世代でも増えているのである。
これは意外でありそういう傾向が生まれてきたのも現代である。
なぜならみんな地方には仕事がないとかなんとか地方を離れたい田舎を嫌だというのが言われてきたからである。
ただ退職した人かが移住する場合はまた違っている,松山市が一番人気があるということでもわかる,松山市は三十まんととかの都会である。仙台並である。
そういう地方の都会に移住するのは東京からでも抵抗感かないのである。
まず辺鄙な田舎など今はとても住めない,医療でも福祉でも買い物でも東京と比べたら差が大きすぎるからである。そうした生活した人が辺鄙な田舎で生活することは無理であるそれも体力も弱る老人になれば余計にそうなる
松山市などは市電も走っているしそこに花曇りの日に三日遊んだがいい場所だった
だから人気があるのがわかる
でもそうした地方の都会だけではない最近この辺でもユーターンする六十代以降の人が増えているかもしれない,この前合ったのは集団就職した人であり東京弁をしゃっべっていたからわかった,土地のなまりがなくなるのでこの人は東京に長くいたのだとわかる
なまりはやはり国の手形だともなる,標準語化しても地方ではやはりなまりが出るからである。
最近聞いた話ではその人は東京の土地を売って帰ってきた,ここに住んでいた人であり事情があり夫婦で帰ってきた,妻の方がここに住んでいて兄弟も住んでいるからここに帰ってきて住むことになったのである。
一人は東京生まれだからこうした地方の田舎都市に住むのは違和感があるかもしれない
その人は介護とか家の事情があり帰ってきたからまた違っているがそういう人も増えるかもしれない,つまりここではすでに原発事故で若い人が流出して65才以上が齢化率が35パーセントとか他より高い,そしてこうして東京から地方へ60代以降の人が移住する人が増えるとなるとますます高齢化率が高くなるのである。
その人も70に近いからである。
これも地方都市で問題になる,つまり老人ばかり増えることは自治体の負担が福祉とかの関係で増えるかもしれないからだ,福祉関係では人手不足である,特に小高などでは介護士などが集まらなくても施設を再開できないのである。
それは全国的にそうなのだがこの辺はさらに65才以上がさらに増えてくるのである。
ただ人が増えれば金を落とすから経済的にはいいのかもしれない,しかしその反面福祉関係で金を使うこになるからいいことばかりではないだろう
都会から地方への高齢者の移住」へ向けて政府・自民党が本格的に取り組み始めた
東京の「待機児童」数は約1万人だが、東京の「待機老人」数は約12万人である*4。そして今後、東京の「待機老人」数は急増すると予想されている。なぜなら、東京は地価が高いから、東京にはもはや余っている土地がないからである。
団塊世代のなかで進学・就職期に3大都市圏に移動した者のうち、地方に戻った者は4人に1人の割合であり、その大半は20歳代後半から30歳代にかけて戻った者である。残る4人に3人は、3大都市圏にそのまま定住し、老後を迎えつつある。
こういうこともあるからやはり一旦都会に生活基盤があると元の田舎にもどることがむずかしいのも事実である。
何か移りやすい人のコネが家族でも親戚でもあればいいがそういうものも変わっているからむずかしくなる
地方に若者が移住しやすい所が人がよそ者を迎える体制ができている,世話する人が周りにいる所だというのもわかる,このことは田舎では不可欠である。
田舎の案内人になる人がいてその人を頼れば楽になるからだ
ただ老後になると精神的には田舎の方が環境的にはいいとなる
それは好みなのだけど騒々しい所が嫌になるからだ,だから東京とかの都会に介護のためでも子供に呼び寄せられたのは認知症になるとか悲劇になる
自分はもともと静かな所でないと住めない,老人になってますますその傾向が強くなってきた,老人は一般的にそうなりやすいだろう,騒々しい所が苦手になるのだ
だから今は旅行すらしない,介護で消耗したこともあるが原町辺りまでしか行っていないのである。
どうしたって老人は精神的には内省的になる,内面の充実に向かう,これまでの経験したことの意味を深めるということに向いているのである。
だから住んでる場所でも家でも定着する所が安定していることが必要になる
ある程度の金の余裕も必要になる,ただ老人は金を使わなくなる
自分が最近今までの延長で電気製品とかビデオカメラとか他にも買ったが使えないのである。要するに今までしていることはできるが新しいものを取り入れることができなくなったのである。だから老人は消費できないとなるのだ
ただ本など前よりアマゾンで安いの買っているのである。
それも全部詳しく読むのではなく拾い読みしているだけなのである。
いづれにしろ老人のライフスタイルは変わる,だからこれだけ高齢化社会になる老人のライフスタイルが一般的になることもありうる
高度成長時代は若者向きの消費とかなになっていたのはそれだけ若い世代が多かったからなのである。高齢化社会は何か落ち着いた生活とか成熟した社会に変化する
それは悪いことではないのである。
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