複雑化した無人駅の鹿島駅の問題
(NPOが駅で事業するために申請していた)
NPOやNGOを名乗る団体が増え、石を投げれば当たるほど増えた観があります。
ところが仕事や普段の生活で関わっている人以外で、これらが何なのか詳しく知っている人は少ない。
何となくボランティアしてそうとか、社会に役立つことをしているという程度だと思います。
NPO法人に認定されると税制で優遇されるので、同じ事をやるならNPOにした方が儲かります。
こうして石を投げれば当たるほど、日本にNPOが増えました。
NPO法人が胡散臭いという空気が生まれる理由
全ては法律の不備が原因だし、簡単に設立できるハードルの低さが胡散臭い連中を呼び寄せてる原因とも言える。こうして考えるとそもそもNPOに法人格を与える必要などないのではないだろうかとすら思えてくる。
NPO法人は設立時に最低でも10名必要である事や、平均的にも6か月の設立にかかる期間がある事、また、審査の厳しさがまるで比較にならないなどの点から、同じ法人であっても、社会的信用度が圧倒的に違います。
NPO法人と名乗る事が出来るだけでも、それだけで最大のメリットと言えるのです。
鹿島駅の問題は複雑になっていた,駅はどこでも駅だけでは成り立っていない,街全体が関係している,その自治体と地区と商工会とJRが関係していた
駅前のトイレは福祉関係の人が毎日掃除してぴかぴかに磨いている
それは市で金を出していたのである。
前の花壇は地区の人が花を植えて手入れしていた,そして駅の掃除は商工会の女子部がしていた,それはJRから金をもらっていたが理由がわからないがやめるとなりもめている
JRで金を払っているということが意外だったのである。
鉄道はもうからないから維持するのが苦しいから自治体とか地域でかかわり維持するために努力してもらいたいということなど放送されていたからである。
今日前の自転車屋から聞いた話ではタバコ吸う駅の外の部分を利用して何かやりたいという人が新潟県の人でいたという,それも良くわからないがもともと鹿島駅はそれなりに人の出入りがあるから商工会で観光関係が入る予定だったがしなかった
そこで最近何かに利用しようということで動きはじめた
JRで金を払うこともあり市の方でも実際はそういうこは知っていたのである。
ただ個人的に自分が聞いてもわからなかった,その担当者を自転車屋の人は知っていた
そしてNPOがすでに鹿島駅で事業するために市に申請書を出していたのである。
するとNPOとは何なのかとなる,何か評判が悪いこともある
ただこの辺の特殊な事情でNPOの人達が相当数入っている
その人たちはやはり利益になるものを探している
だから駅でJRからも金をもらえるとなればとなり申請したのかもしれない
ただNPOとは何なのか?Nonprofit Organization(非営利組織)となっている
この名称がまぎらわしい誤解を生んでいるのである。
ボランティアでもそうだがもともとボランティアとも共通しているものがある
今回の震災や原発事故の被害地域にはボランティアが多数働いたからである。
でもNPOはボランティアの組織された団体であるが個々人のボランティアもいる
つまりNPOは誤解しやすいのはボランティアのように見ているからそうなる
でもその動機はボランティアに由来しているともなる
ボランティア精神とはその人の自主的な意志でしいてる,老人が増えると何か社会に役に立ち生きがいをもちたいということが動機になる
ボランティアとはまず利益を考えない 自由意志でする
ここが営利的に仕事している大方の会社とその設立動機も違っているのである。
自分が駅のボランティアをはじめたのは偶然だった
駅が無人化したので困っている人がいて案内はじめたのである。
別に利益を求めていない,それが何か自分には面白かったのである。
●鉄道が好きである
●地元に住んでいて地元を案内する
●生きがいを見いだす
自分のボランティアする動機である。こういうふうにボランティアとはその人が自主的に強制されないでやるものでありそれをすること自体に興味と生きがいを感じるからする
別に報酬もいらない,そういうことがNonprofitだからこそそうなる
つまりボランティアの原点はそこにあり利益を得るためではないのである。
だから今外から来る人が多いというとき例えばそういう人がボランティアするとなると収入が必要になる,みんな自腹でやっていけない,老人などはそういう人がいたが若い人もNPOにはいる,すると収入になるものを探すとなる,それは市から金が出たたり税金も払わないでいいものとなりそれでNPO法人になるのも増えてきた,それだけ数が多いのだから不正もでてくる,それでNPOは何かうさん臭いとなってしまったのである。
でも市とJRでもそうだが信用されるには団体でないと許可されにくいのである。
自分も失敗したのは家政婦とか雇う時,組織化して団体化している法人だったら信用できる,そこでは共同連帯責任になるが個人的に雇うとその人にはそうした責任が生じないのである,組織として団体としてもそうした個人契約は責任をとらない
だからそうして雇った人が犯罪を犯しても盗んでもその責任は雇った人にあり自分は大損になり何の補償もなかったのである。
現代は見知らぬ人と頻繁に交わる社会だからどこで信用を得るかが問題になる
するとどうしても組織化した団体化したものを信用するとなる,個人は信用されないし責任をもてないなからである。大会社であれ市の職員であれ不正があれば会社が市が自治体が負うようになるから責任をもたされるから信用するとなる
ただNPOでもNGOでも組織化団体化すると政治団体化して政党の運動のようになる弊害がある
現実になっている,そういう場にはなんといっても巨大な政党とか宗教団体でもかかわりやすくなるからだ
NPO法人でも10人も必要であるからだ,それは一つの小さな会社組織になっているのである。
だから鹿島駅でNPOで申請を出したことはその人たちが駅にかかわりすることになる
そして金は市とかJRから出るようになる,NPOの有利なのはそうした優遇があることなのである。
ただ動機としては自分のような本来のボランティアいいともなる
地元に住んでいれば地元を良くしようと無理しなくても働くからである。
つまり土着的精神が自ずと発揮されるからである。
ただ外から来た人達でもこの辺では多いが違った視点でみるからこういう事態では必要なのである。
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