新年の松川浦短歌
八沢浦の新しい橋
雪の蔵王
松川浦
クリック拡大(宇多川河口) 白鳥がいた
向こうに百間橋が見える,結構長いから昔この橋をかけることは容易ではなかった
新しき庭に石七つ冬の暮
街道の祠一つや冬の暮
冬の暮百間橋を渡るかな
雄々しく蔵王を望みみちのくの野の広がりて年の明けにき
我が来たり鴨の千羽の群れさわぎ松川浦の年の明けにき
松川浦鴎あまた群れ宇多川を一羽飛びゆく年の明けにき
立谷川凍りけるかな町場橋夕ぐれあわれ我が去りにけり
蔵王が八沢浦から磯部からも大きく見える,松川浦になると小さくしか見えない
意外と蔵王が大きく見えることに気づいていない
蔵王は福島県と宮城県と山形県の三県に見える,だからこれだけ広範囲に見えるからこそ
陸奥(みちのく)をふたわけざまに聳えたまふ蔵王の山の雲の中に立つ 斎藤茂吉
この歌はみちのくといっても福島県と宮城県と山形県までである,だから二わけするとなる,岩手県になると岩手山であり青森県になると岩木山が象徴的山になるし秋田県になると鳥海山である。
松川浦ではレストランに入った,そこは全国からの魚をもともと仕入れていたのである。松川浦だけではない,津浪や原発事故の前から全国から仕入れて出していた
それで沖縄で松川浦から来た人とあった,沖縄からも仕入れていたのである。
石垣水産とか張り紙があり宣伝していた,あそこはだから魚料理が美味いとなる
次に来たのが相馬市をまわり日立木の立谷川でありそこは凍っていた
そこに町場橋があり薬師堂がある
この町場橋はなぜ町場となったのか?この辺の町場だったとなる
人が集まる場所だったのかもしれない,ただ相馬市街までは城のあるところまではそれなりに遠く感じたかもしれない,歩いてゆくと近くても遠く感じるからである。
祠が一つあり街道も冬は淋しかったろう
結局薬師堂があるとするとそれは医者代わりだったのである。
医者に行けいないから薬師堂で祈るほかなかったのである。
だからどこでも薬師堂があり地蔵があり病気になってもいるの他なかったのである。
昨日は風がめずらしくなかったから自転車で行けた,自転車は風に弱い,毎日のように風が吹いていたから相馬市に行ったのは半年ぶりとかなっていた
これが自転車の問題だった,相馬市までは自転車だと遠いのである。
タグ:松川浦
【日々の感想(今日の俳句短歌と詩)の最新記事】
- 春の日に飯館村から霊山から梁川へ阿武隈川..
- 春彼岸−墓の役割(白菊の花ー寒さ戻る―雪..
- 春の日に太田神社-岩屋寺- 馬場-高倉-..
- 里に老ゆ(春霞、春満月、梅香る)
- 紅梅の香り気持ちがいい (無垢な幼..
- 春の横峯堤-二宮尊徳の社−梅香る里
- 枯野の海老の浜 津浪で消失した村ー ..
- 橲原村の雪景色-黄金虫、紅梅、冬の灯 ..
- 橲原で見たホオジロの群れの写真 (..
- 春めきて橲原と大原をめぐる (大原..
- 白鳥の写真ー朝日が昇り満月が山に没す
- 冬深む俳句十句 (人間には共有する..
- ダイユーエイトの敷地にある田母神の社 ..
- 真野川の鉄橋の下の白鳥の写真
- みちのくに枯野が似合う(枯野の俳句十句)..
- 冬薔薇、冬の灯、冬の空、枯木、冬の暮 ..
- 2023冬の俳句短歌8(冬の暮の庭の石−..
- 2023初春日本列島栄華の詩 (鹿..
- 元旦の海辺で見つけたイソヒヨドリ ..
- 2023年新年短歌30首 本当の栄..