2018年01月12日

昨日の痴漢冤罪のテレビドラマの批評 (今の社会で怖いのは警察と病院)


昨日の痴漢冤罪のテレビドラマの批評

(今の社会で怖いのは警察と病院)


このドラマは複雑だけど現代を象徴しているものだった,警察と病院が舞台になっていたからである。
最初は痴漢冤罪だけだと思ったがその背景に病院がからんでいたのである。
まず日本の有罪率が99パーセントとかほとんどが有罪になっているのはおかしいというのは本当である。

こうした警察当局を増長させたのが司法である。日本の刑事裁判の有罪率が99.9%を超えていることは異常だ。先進諸国では7〜8割程度であり、日本では「起訴されたら有罪確定」と考えて間違いない。それだけ無実の罪で服役する(あるいは死刑になる)者も多いはずだ。

そもそも人間はどんな人でもミスを犯す,だから裁判でも人間は公平に裁判できない
人を裁き罪に帰することは最高にむずかしいものとなる,だから神は裁くなと言ったのである。裁くなというより人間は人間を裁けないからそうなった
だから日本では有罪率が高いというときすでに起訴した時点で裁きがついているとなる
そういう事案しか扱わないともなっている
でも本当は人間にはミスがあるのだから冤罪も確実に起きる
それだからこそ外国では7割くらいしか有罪にされないのである。
もちろん弁護してまた誤って罪悪人を無罪にすることもある
これも人間はミスをするからそうなる,でもそれも有罪率99・9バーセンというのはありえない数字だともなる,その中に確実に冤罪があるからだ

ともかく痴漢冤罪というときこれは女性が訴えだけで有罪になるというのも不公平となる女性の権利は格段に主張され法的にも実行力もつものとなった
その権利を逆手にとり男性をおとしいれる悪い女性も出てくる
ちょっと手を触れただけでも訴えられ有罪にされ社会的に抹殺されることは怖いことである。女性の権利が余りにも強くなった結果,男性は結婚がめんどうだとかなり少子化の一員にもなっている,結婚することは女性が断然に有利になっているからである。
少子化の原因はこういうところにもあった,女性は今はいろんな点で守られているのである。女性は大目に見られ犯罪にしても警察は女性には甘いのである。

この痴漢冤罪の背景は病院にあった,病院の院長がホームレスの男性を手術する必要がないのに手術して死なせた,それは生活保護だと手術すると金が入るからである。
だから手術する必要もないのに手術したのである。
ここに病院の怖さがある,生活保護とか身寄りがないとかなるとこの世は一見やさしいようで非情化する,そういう人は病院は恐怖の場所になる
実験材料にもされる,現実に自分が入院した市立病院では隣の福祉施設に入っている患者をおもちゃのように扱っていた
痰がつまってそれを治療するとき苦しんでいたがそれを面白がっていたのである。
その他病院には怖いところがある,確かに治療するにしても病院は無機質な空間であり情に欠けた空間なのである。
だから病院は刑務所のように思えた,見はり役が医者であり看護師であった
その人の言う通りにしなければならなからだ
医者は病院では拒むことのできない絶対的権力をもっているからだ
なぜ医者がこれほど敬われ力をもっているのか?
それは命をあづけるから何も言えないからである。

このドラマのテーマは警官がその痴漢した人を逮捕したのだがそれに疑問をもち独自に探り冤罪を晴らしたのである。
その背景に病院がからんでいたのである。その冤罪した人は病院にとって都合の悪い人だから痴漢にされて逮捕されたのである。それは仕組まれた罠だったのである。
そこで警官は苦悶するのだがどうしても良心があり冤罪にしたら自分が警官をやっていけないとして弁護士を頼み冤罪の証拠を探して遂に病院の院長の悪事を暴いたのである。
でも一警官がそこまでするのは相当に抵抗があり仲間からも注意された
上からの圧力もあった、でも押し切って痴漢冤罪を晴らしたのである。

ただ現実はそうはいかない,むしろ警察は怖い場所であり冤罪にできる権力をもっている検察と警察は今の社会では実行力あるのだから一番力を持っているから怖いのである。
他は会社であれ何であれ実行力がないからそうはならない
そして警官と医者と看護師は頭を下げない,患者様とか言うが現実は病院では頭を下げない,職務質問でも上から権力で拒否できないようになっている
警官に検察には逆らえないのである。
だから今の世の中で一番怖いのは警官と病院の医師とか看護師になる
そこはだからかえって悪が露骨になる
時代劇でも役人が悪人だとそれが露骨に権力を笠にきて威張っているのと同じである。
権力があるから何でもできるということにもなりかねないのである。
実際に実行力があるのが権力でありなければ怖がらないのである。
戦時中では一番威張っていたのは軍人だったという
現在は警官と医者とか看護師とかなる,これには逆らえないからである。
病院長の言い分としてはホームレスを手術したのは生活保護から金を得るためだという
そして優秀な医師や看護師を雇うのには金が必要だからだという
そこに必ずコストの問題が生じる,医も算術だとなっているのが現代だからともなる

このドラマは現代の問題を浮き彫りにした,過度な痴漢の摘発であり法の解釈である。
あまりにも女性側にたちすぎる結果として起きているということもある
それがひいては今度は少子化の原因にもなる,みんな女性に対して怖がるとういことさえある,ちょっと触ったら社会から抹殺されるとなると近づくことさえできないとまでなるそうなると結婚はめんどうだとかなりしない人が出てくるから少子化の原因にもっている何かと女性の権利が強くなりうるさくなっているし人間の善意すらはばまれる
そういう窮屈な社会にも反面なったのが現代なのである。

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