人間は日々地道に勤めて幸福を得る
(幸福は突然に一挙に得られない)
不孝は突然やってくる
幸福は突然には来ない
不孝は思いがけなくやってくる,それを人生をふりかえればわかるし他の人のことを見てもわかる
事故があったり病気になるのも突然なのである。
60すぎるとみんななんらかの病気をかかえるようになる
でも老いが突然来るというのは本当である。
病気も突然来る,老人になるとそのリスクが高いし確実なのである。
なんらかの変調をきたすし病気になる
そして逆に幸福は突然に来ない,宝くじのようにギャンブルで当たるように来ないのである。突然に来るのは不孝なのである。
この辺を見ればわかる,突然に津浪で死んだ人もいるし家を失った人もいる,そして原発事故だった、故郷にも住めなくなった
この不孝も突然に来たのである。
突然に来るものは不孝なのである。幸福は突然にやってこない
これは何なのか?
幸福になるために突然に宝くじのようには来ないということである。
老人になって趣味がないとかすることがないという人も増えている
でも趣味だって時間をかけてスキルをは磨いていないとできないのである。
突然に覚えたりはできない,習得する時間が必要なのである。
そういう習得に時間をかけていれば他のものでも上達する
何かそうしたスキルは突然上達したりしないのである。
幸福になるためにはやはり幸福になる努力をすることが必要になる
それは人生では地道なものになるかもしれない,何か派手なものではない
こつこつ積み重ねる反復する作業である。
貯蓄でもこつこつためていれば金持ちでなくてもたまることはある
一挙に宝くじのように金をが入ることは普通はない,株とか投資でももうけている人はやはりそうした訓練を日々積んで来た人なのである。
素人は一挙投資でもうけることはありえないのである。それは自分の経験でわかった
人間は幸福になりたい,でも不孝はベートベンの運命のように突然やってくるのだ
それはさけることができないように必然的にやってくる
誰の運命でもそうである。まず人間自体がリスクである。病気になるからである。
それから老化することもリスクである。老化は確実に病気になることとにているのであるあらゆる機能が弱ってくるからである。機械が古くなり故障するのとにている
もう新しくしないとならないのだが人間にはそれができないのである。
ただ日頃から地道にしていることが幸福に結びつく,なぜなら幸福は天から突然降ってきたりしないのである。
仕事するにも普通はみんな地道であり地道なことの繰り返しである。
普通の仕事は投資とか株のように一挙にもうかるようなことはないのである。
人間には何らか運が作用していることは確かである。
これは否定できないにしろ日頃ごろごろして何もしないでスキルも磨かないなら突然何か幸運がいいことがやってくるのかとなるとならない
自分がしているパソコンの抽象画でもそうである。なぜ全く絵の才能がないのに絵を描けたのかという不思議があるからだ
それはやはりパソコンを長年していてソフトでたまたま発見したからだとなる
それも長年パソコンをしていたからだとなるのである。
そもそも仕事はそうして地道にしていてその仕事に熟達してゆく
突然に熟達したりしないのである。
富というのも実際は一代ではなかなか築けないというときそれだけ時間がかかる
先祖の恩恵で金持ちになるというのが多いのはそのためである。
一からはじめたら容易でなるなるからだ
一代で資本を蓄積して次の代でその資本を基に事業をして成功するとかなる
才能なども天才は別にして能力は地道に磨いていればそれなりのものを発見するかもしれない,人間の能力もまた発見されていない個々人でもどんな能力があるかわからないのである。
何か地道にし日々精進していればそうした能力も身につくとなる
一挙にそうした才能が天から降ってくるように身につくとはならないのである。
例えば遊ぶということも退職したから簡単にできるかとなるとできない,遊ぶ能力を磨いているできるが人生を勤め人として費やした人は遊びができないのである。
だから今度自由になったから遊べといってもとまどうのである。
遊ぶというときギャンブルとかではない,何か趣味とか能力にかかわるものである。
そういうものが退職してすぐに身につくかとなるとできない,将棋でも本当にできない
それだけ修練していないとできないのである。
反復によって手に入れた能力は深みもあり凄みもある
この意見はまさにそうである。反復によって能力が身につくのである。
長い時間のなかで楽器でも反復して習得するのである。
能力が才能が生まれつきでもそうして反復していなければ能力は身につかないのである。
つまり人間は虫がいいし本来なまけものだからそうした反復作業を嫌がって一挙に手に入れようとする,地道な努力を嫌うのである。
何か文学でも賞をもらいたいとか目立つことばかり目指す,地道なことはしたくないのである。そういう人はいつも目立っていたいのである。
でも普通の仕事はみんな地道なのである。
でもどんな仕事でもその道に通じたものは違っている,簡単に素人が一挙にできるものではない,底辺の仕事でもそうである。
仕事に通じるにはそれだけ修練が必要であり時間がかかるのである。
そんなことよりAIになればそういうことはコンピューターがしてくれるから人間はなにもすることがなくなる,遊んでいればいいという人がいる
でもこの遊ぶことが簡単にできないのである。
毎日パチンコ屋通いとかギャンブルとか酒飲んでいるだけでは遊ぶことではない
遊ぶとは人間だけができることなのである。そこに意味が見いだされるのである。
なぜ今これだけ観光するのにいい時代はない,でも旅人はほとんどいない,ただ移動してグルメ旅行になっている,旅人は見かけないのである。
ただ鉄道であれ車であれそうした便利ものもで移動しているだけなのである。
自転車旅行だとなんとか旅しているなと感じるから自分もしてきた
今の時代になると旅人になることは容易ではない,遍路でもずっと歩きとおしてはいない途中で電車にのったりするしずっと歩いて旅している人はいないのである。
途中で必ず乗り物に乗っているからである。
だから道をたどりきままに旅する人はいない,決められたコースを移動しているだけだとなる
旅は分かれ道がありそこでどっちに行こうかと選択する,そこに旅の醍醐味がある
決められた道を行っていたらつまらないのである。
だから今の時代旅人はいないし旅がなくなったともなる
観光旅行と旅はまた違っているからだ
近くでも自転車でぶらぶら気ままに行くとき旅だったともなるのである。
不孝は突然やってくる
幸福は日々築き上げるもの
幸福というとき家族でも結婚して作り上げてゆくものでありできあがったものではない
幸福は与えられない,それぞれの努力が必要になる
お互いに築いてゆくところに幸福がある
家でも建築でも土台を作り積み上げて完成する,一気には作れないのである。
どこの世界でもそうして積み上げて作られてゆく
それが発見につながり幸福をもたらすとなる
確かに不孝は突然やってきて幸福を破壊する,でももし強い絆で結ばれていた家族ならそう簡単には破壊されないだろう。
幸福を築いてきた歴史があるからである。
何事一朝一夕にはならないからだ,だからこそ強固に結ばれる
日本の国だって積み重ねられて築き上げられてきたものである。
日本の幸福を作ってきたのである。だから簡単には破壊されない
でもなぜ原発避難区域などではちりぢりばらばらになり町が村が崩壊したのか?
突然の不孝で一挙に崩壊したのか?
そういう絆がなかったのか,絆ということが盛んに言われたけど何かそういうものがなかったから家族も散り散りになり町や村が廃墟化したのである。
そこにも積み上げたものがありそれが幸福を作っていたのである。
それが一挙に不孝が突然来て崩壊したとなる
だから町でも村でも長い年月で築き上げてきたものがありそれがそんなに簡単に崩壊するのかというのがわからないのである。
実際はそれだけの絆もないし築き上げてきたものを尊重しなかったのかともなる
とにかく突然の幸福とかは運とかで入るものは失いやすい,遺産なども突然入れると失いやすい,宝くじでもギャンブルでもうけたものも失いやすい
なぜならそれは日々築き上げてきた幸福ではない,一時の運で思いがけなくもうけようとしているからである。
日々築き上げてもうけようとしているのではないからである。
何か自分もそういう経験をして金も失ったともなる
いづれにしろ人間を作るのは地道な活動なのである。一挙に何かを幸福でも得ることはできないことは確かである。
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