いつか家族は崩壊して消える
(介護などでそれは誰にでも起こる)
家族は人間にとって一番の絆である,しかしそれも無常にもいつか崩壊して消える
子供たちが育ち老夫婦となりやがて夫妻でもどっちか一方が介護状態になったり死ぬと一人になる,現代はこうして一人暮らしになるリスクが大きい
一番の絆がたたれるショックがあまりにも大きい
妻に死なれた夫は愕然とする,老後は一人なのである。大きな家に一人なのである。
そのことを嫌がっているがどうにもならない,自分もそうである。
そういう人が老後に増えてくるのである。
何かある時家族が崩壊する,それは自分の家族も崩壊したからショックだった
家族すら無常なんだなとつくづく思った,そのことは予想されていたが予想以上のショックだった,この世にただ一人となった感じになった
そうして過酷な世間に放り出された,そして食い物にされた
今頃そんなことで世間の冷たさを知ったのは遅かったとなる
他の人はそういう世界で生きていたからである。
障害者で父親が入院している家族も崩壊の危機にあるのかもしれない,父親は年金をそれなりにもらっているし障害者だから金はもらっている,だから金には困らないように見える
ただ精神障害者が父親の世話するということで苦しんでいる
それで母親が心配して援助しているがこの母親も金銭的援助は全くできない
人から金をせびりなんとか食いつないでいるだけなのである。
体も悪いし病院通いなのである。
ともかくこうしてある時家族が崩壊の危機に瀕する,障害者は福祉施設に入れとすすめられているが嫌だという,でももう父親をのめんどう見ることが苦しいとしている
ただ症状は軽いのでいろいろわかってやっているのである。
外から見てどこが悪いのかわからない人なのである。
こういう人だけではない何か介護によって家族が崩壊してゆくことが現代では多い
その時もう家族だけでも支えきれなくなる,在宅で介護できるのは極少数なのである。
すると家族だけではもう耐えられなくなり家族自体が崩壊の危機に晒される
それを自分は一人で介護したので実感している
人間は家族も無常のなかにある,家族も死別すればもういなくなる,すると家族のない人になる,障害者は施設に入れるというとき家族でめんどうみれないからそうなる
母親がいてもその母親もめんどうみれないのである。
経済的にぎりぎりでしているからである。
ただ父親は年金をそれなりにもらっているから困らないとういことはある
でも障害者が病院に入っているにしろめんどうみれるのかとなる
他でも家族が崩壊するのは介護になったりするとき多い
だから今は核家族だから余計にそうなりやすい,大家族だと誰か一人が余裕があって病人のめんどうみるとういことがある
だから家族でも今は一人がそうした介護状態になると人手がたりなくなるのだ
自分も一人で二人を介護しなければならなる恐怖を味わった
一人はひとぽ認知症になって一緒に住めなくなったからだ
その時家族は崩壊して自分一人で奮闘していたのである。
誰も助けない,ただそこで犯罪にあったり借金している人に脅迫されたりしたりひどいめにあっただけである。
よわいことにつけこんで責めてきたのである。
介護とか障害者をもつと世間は非情でありそうされやすいのである。
そんな弱みにつけこんでカルト教団なども一票とるために回って歩くのである。
老後の資金でも投資するのも分散投資するという考え方は間違っていない
家族でも本当は三つ四つが家族になっていれば一つの家族がだめになってももう一つ家族があるとか他にも家族があるとなれば介護でも心強いとなる
でも家族が核家族しているとき個々の家族では介護になったら耐えられなくなり家族崩壊するのである。
でも三つも四つも家族になりえない,一つの家族でも精一杯だとなる
でもそれでは介護になったら家族が崩壊するのである。
家族でもそれは他者を排斥する内輪のものである,家族以外は人でもない,ただ金をとる対象にすぎないという時代でもある
だから家族だけに頼るが介護になるとそれができなくなる
在宅で介護しろといっても核家族で家族に余裕ある人はいない,人手がないのである。
そうなると家族崩壊になるのだ
いづれにしろ家族が崩壊するということは老後に普通に起こる
それで老人ホームに入っている人が家に帰りたいというときその家は実はないのである。家族はすでにないのである。ただ家族があったときの時代に帰りたいということなのである。
それで家に帰りたい,帰りたいと言っているが実際はもう家はないのである。
こんなふうに最後はみんななりやすいのである。
自分の場合は特殊でも参考にしにくいにしてもそうなった
だから何か自分は楽な生活に甘んじていてこうなったとも思う
これもカルマだったのである。もっと苦労していればそれなりに助ける人もいたかもしれないからだ
ただ家族すらいづれは崩壊する消えるというのがこの世だと思った
つまり無常でないものがこの世にはないのである。
家族すらこの世で一時的なものとしてあるだけであり仮象だともなってしまう
この世とはそういう場所だともなる,永遠の都は天国にしかないのである。
家族にしてもそうである。肉でつながる家族は本当の家族ではないともなる
だから宗教では家族は否定したのである。
本当の愛ある家族は天国にしかないのである。
そこでは家族は崩壊することはない,それは肉でつながれた家族ではないからである。
ただ家族には天国のひな型としてあるのであり本当の家族ではないともなる
結局家族すら一時期のものして消えるからである。
いくら家に帰りたいと言ってもその家もなくなっているのだ
そしたら帰りようがないのである。
自分も家があっても帰る家族はなくなったからである
今までは家族が待っていたが今は待っている人は誰もいないからである。
老後になると妻に死なれた人も家族がなくなっている、一人暮らしである,普通の家族でもそうなりやすいのである。家族がなくなるということはいろんなことで困る
家族のような絆をもてないからである,他者は弱みにつけんこんで金をとりにくるような人しかいないからである。そうなるもうまわりが野獣に囲まれていると同じになるのである。
だからこの世とは恐ろしところだとなる,それを今までは矛盾していても愛し合う家族でないにしろ楽していたので感じなかったのである。
だから家族が崩壊することはショックだったのである。
ただ自分の場合それもカルマだったとなる
タグ:介護(家族崩壊)
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