2018年05月28日

欲を減らせ,欲をおさえよ! (災いは人間の欲から起きる)


欲を減らせ,欲をおさえよ!

(災いは人間の欲から起きる)



欲を減らせ,欲をおさえよ!

(災いは人間の欲から起きる)

 「野菜を食べて愛し合うのは、肥えた牛を食べて憎み合うのにまさる。」箴言15章17節

これは自分の経験から感じた,人間は欲によって誤る,欲が危険なのである。
それが宗教の基である,だから欲望があるのがいいとか欲望があるから資本主義が発達したとかいう人がいる
それは危険な思想である。つまり常に資本主義では欲望を喚起する,宣伝で喚起する,刺激する,そして企業は売り込むためにそうしている
だから本当は必要ないものまで買っているのである。
欲望を刺激して拡大して経済成長させるというのは資本主義社会では悪いことではない
むしろ奨励されているのである。経済成長第一主義だからそうなる
景気が悪くなることが一番悪いことだからそうなる

ただ本当に欲というのは限りないのである。100もらっても次は200欲しい,そして一旦100を確保したらその100を減らしたくないのである。
それは別に強欲だからでもない人間の心理なのである。
だから金持ちは財産を減らしたくないのである。

人間の欲はきりがなくなる,あれも欲しいこれも欲しいとなるし制限がないのである。
そういうことから何が起きてくるのか?災いが起きてくる
原発なども実は人間の欲と深く結びついていた
莫大な利権でありそのために地元でも金にまどわされて原発を積極的に受け入れたのである。まずは金だとして受け入れたのである。
実際に大熊町だったか先に原発を受け入れて金回りが良くなったから今度は隣町の双葉町とかが原発をこっちももってこいとかなっていたのである。

原発利権は想像を絶する莫大な利権をもたらすのである。
事故後でも何兆円とかの補償金を支払われることに驚いたからである。
そんなに金を出せるのかと自分は知らないから驚いたのである。
それだけの利権が原発にはあった,その利権の故にあらゆるものが結託して
原発にかかわっていたのである。
マスコミにも800億円が宣伝費として支払われていたとかなっていた
中国にマスコミの幹部が招待ささていたとき事故が起きた
そこには朝日新聞社の人もいたのである。

ただ人間の欲をすべて否定はできない,山尾三省のようにパンが贅沢などという人とはもう誰もつきあえないのである。
そうではなくて欲はきりないからあるところで減らせということなのである。
全部を減らすのではないあるところで限界をもうけて減らせとなる
100で満足すべきことをさらに200欲しいとなることが危険なのである。
欲をへらせないとどうなるのか?

ある人は事業して失敗したけどその人は自分は成功しているとまだ外部に示している
借金もしているが成功したとしている,だからわからない人もいるだろう
そして怖いのは「俺は成功者だ」そう見せるために借金したり今度は親戚に借金を求めてくる,それはもう手段を選ばないのである。
見栄があり成功者だということ優秀だということを示したいからそうなっている
そういう人は相手を犠牲にしてもまでその体面を保とうとする
そういう人は前と同じような贅沢をしたい,だから生活の質は落さないのである。
減らす生活をしないのである。その穴埋めが借金でありそれを求めらる方にしたら
勝手だとなってもその人は欲を減らせないからそうなっているのである。

欲を減らせないことは犯罪にもなる,貧乏で犯罪するのではない,贅沢したいために犯罪にもなる,今日本人一旦高度成長で贅沢の味を覚えてしまった
だから生活の質を落せない,うまいものを食べたいし何でも贅沢したい
それで金がたりないとなると借金してまで贅沢をするとなる
もう犯罪をしても贅沢をしたい減らせないのである。
それが怖いのはもうそこから犯罪に結びつく,極端になると人から奪っても贅沢でもしたいとなる

現実にそういう目に自分はあった,でも自分にしてもそういうことにこだわるのも怖いと思った、確かに犯罪にあっても金で恨んでもそれがまた復讐となればまた犯罪になる
そこであきらめればそうはならない,つまりそれも欲と関係していたのである。
いくら金あってもたりないと思う金持ちもいる
するとわずかの金だってこだわる人はいるかもしれないからだ
そういうふうに人間の欲がきりない,欲はそもそも抑えられないものであるからだ
だから人間の欲を全部なくすなどできない,ただなんとか減らすことをする
それをしないと危険なことになり犯罪になり身を滅ぼすことになる
今日本人は貧乏になるというとき今までの考え方どこまでも欲を追及して拡大して経済を成長させるという思想は危険である。
もう成長はできない,成長させようとすれば無理が生まれる

欲を減らせ,欲をおさえろ

これからの指針は今までとは違ったものとなる,生活は減らす生活,質素な生活を目指してなるべく浪費しないことである。
そんなことしたら景気が悪くなるというがそういう時代ではなくなったのだ
その象徴が原発事故でもあった,それは基本的に人間の欲から起きた事故だったのである何か犯罪でも基本的には人間の欲から起きているのだ
ただ皮肉なのは金があればかえって余裕があり質素な生活を説くということはあるのも現代である。
汲々して生活している人に質素を説いても無駄だとなるからだ
ただ金持ちでも減らすという生活を質素な生活をすることが求められる
ある意味で江戸時代にもどるともなる,江戸時代は侍でも今の人より質素な生活をしていたからである。物でも何一つ無駄をしていない,リサイクルの生活だったからである。

なぜこう思ったがというと人間は欲から殺したり殺されたりするということを実感したからである。
それで恐怖を感じた,自分が欲のために人を殺す,そしてまた殺されるとういことを実感したからである。それよりは欲を減らして平和に暮らせる方がいいと思ったからである。人間は欲をなくすことはできない,欲を減らすことができるだけなのである。
100あるのにそれを全部いらないとはできない,20くらい減ってもいいかとはなる
それも100ない人もし50しかなかったら10減らすとなると苦しいとなる
だから減らすというとき人によって違ったものになる
奇妙なのはもっている人は減らすことができるがもっていないもの減らすこともできないとなる

ただ欲といってもいろいろある,欲はきりないのである。
だからどこかで減らす抑えることをしないと社会はもうもたない,資本主義はグローバルに欲を追及して拡大しすぎたのである。
欲というとき中国人の帝王がその見本である。地下にまで現世の欲を追及した,死んでまで欲を追及したのが中国人である,地下宮殿まで作って死後もそこで生きようとしたからである。中国人の欲望は大きいのである。日本人は淡白だとなるが中国人の欲は強大なのである。
中国人はあくまでも現世にこだわる,現世で欲を追及して達成しようとしている
巨大な富を得て巨大な富が消尽されるのである。
そうしても結局は人間は永遠には生きられない,その地下宮殿にはミイラ化した王が眠るだけだとなっていたのである。
その地下宮殿を作るにも民の犠牲があったのである。

結局人間はいくらこういっても欲が減らせない抑えられないからこそ聖書では欲で滅びるとなったのである。社会的にみれば利権であり利権社会はなくならないし中国だと賄賂社会になる,個人的にも様々な欲があり減らせない抑えられない
利権社会になっているとしてもそういう社会にしているのは個人的な欲望があるから利権社会になる,それがこの世の変わらない有り様なのである。
確かに社会が悪いというのもわかる,その前に個人の欲が悪いから社会が悪いとなる
宗教の場合はまず個人の欲が悪いとしている,だからこそ社会が悪いとなり世の中は変わらないとなっているのだ。
それは科学技術が発達しようが原発事故のようにそれが人間の欲と深く結びつくから危険なことになるのである。
現代の科学技術はサイエンスではない,サイエンスは何か哲学的な意味があった
今は技術でテクノロジーが全面に出ている,そしてそれは常に欲と深く結びついているのである。だから危険になるのである

肥えた牛というのはこうした便利な科学技術も現代的に解釈すれば入ってくる
また肉食の否定なのかともなる,肥えた牛は何か人間の欲望にとって争いの種となるものなのだ,一方で野菜を食べるということは貧しいが共に平和に過ごせるともなる
宗教はもともと聖賢の教えでも欲をおさえろ減らせと警告してきたのである。
それは確かに今の資本主義の論理とは合わないのである。

それは別にしても個人的にも本当に野菜で満足しないで肥えた牛を食べようとするときそこに争いが生まれる,だからこの言葉が生まれたのでありそれは現代は複雑な社会であり科学技術社会でも同じなのである。
つまり原発より肥えた牛より野菜で満足した方がいいとしたのである。
現実に原発事故になったとき避難した人達は家族がばらばらになった
それで蝋燭でもいいから家族一緒に暮らしたいと極端なことになったのである。
それはやはりそれだけひどいことになったから極端になったのである。
自分でも何か殺す殺されるとかいうことに直面したからそうなった
そういうことがないかぎり人間はまた悟らないのである。
人間は宗教とか哲学から知識だけでは学べない,現実問題の中で知識でも身につくのである。
でも現実で過ちを犯して悟ってからは遅いとなっているのである。

タグ:欲の危険
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