夏の桜井古墳(俳句短歌)
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古墳の上しきり飛び交ふ夏燕
夏の日や川海近く古墳かな
夏燕モスバーガーに休みけり
高平(タカヒラ)や桜井古墳に夏の月
我が立ちぬ桜井古墳大なりき燕飛び交いつつじ赤しも
草深く蛍袋の咲きにけり桜井古墳の夕暮れにけり
一軒の農家の古く広しかな庭に畑や夏の日暮れぬ
桜井古墳は東北で4番目に大きい,
東北最大の前方後円墳は宮城県名取市の「雷神山古墳」全長168m。次いで会津坂下町の「亀ヶ森古墳」全長127m。3番目がいわき市の玉山古墳」全長114m。同じく若松市の「会津大塚山古墳」全長114mが続く。
名取の古墳でも海側だしいわき市でも海側である。海側に桜井古墳もある
遠見塚古墳も海側である。
一方で会津はもともと国(くに)として知られていた
万葉集時代にすでに国という認識があった,だからあれだけ大きな古墳もある
その歴史は明治維新の城の落城までつづいていた
不思議なのはなぜ中通りには大きな古墳がないのか?
中通りの方が開けた地方だと見えるからだ,ただ古代に浜通りと会津が開けていた
それに何か訳があるのだろう,ヤマトタケルが海沿いに船で制服したという伝説があるからそれもかかわっているのだろう
桜井古墳の上に立つとそこからは海も見えたろうしまた新田川あり川の側だから立地的に納得する
高平(タカヒラ)というのもヒラが傾斜地という意味だと金沢の山側が傾斜地になっているからそこからなづけられた開けた平坦な土地として最初にこの辺で田んぼとかになったのかもれない
泉かんが跡もあるしそこは原町の歴史地区だったとなる
ともかくあの一軒の農家は広い,風も海側から吹いてくるから涼しいとなる
自分の場合はいつも高平は通って原町市街に入るから関心をもったのである。
あの五輪塔もあって関心をもったのである。
今は螢袋が咲いていた,これは梅雨の時期に咲く花である。
あそこは散歩するにはいい場所である,やはり人間は一番適地を選んで発展したとなる
だからその場を踏むとその土地の歴史が実感としてわかる
それは資料とか本だけ読んではわからないのである。
タグ:桜井古墳(俳句短歌) 夏燕
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