老鶯(昔を語る)⊶(梅雨の晴れ間の満月)
ふるさとの昔語るや木陰かな
老鶯や昔語りて老い二人
老鶯や草深くして霧深し
根を張る木老鶯ここに長く鳴く
病にし倒れ直りぬふるさとになお生きるかな梅雨晴れの日
紫陽花や梅雨の晴れ間の満月の夕べ明るしはや消えにけり
今19時に雲の晴れ間から満月が出ていた、めすらしいと思って写真をとった
うまく写真はとれた、その時近くの家に紫陽花が咲いていた
梅雨の間の一時の満月だった
こうしてリアルタイムでプログにのせるのが本当は醍醐味である
事件でも速報性で新聞よりテレビが勝ったのと同じである。
ただインタ−ネットのプログはまず時間差があってみている
第一そんなに多くの人は見ていないからだ
同級生と川の土手の長い木陰の道で語る、あそこは場所がいい、座る場所もある
何か木陰で昔を語るのが今や向いているとなる
そこに老鶯が鳴く、老鶯は自分の俳号にしている
これは長く鳴くからである。自分も晩年になってやっと短歌でも俳句でもいんいものができたと思う
俳句より短歌の方が表現しやすい、その理由はただ長いからである。
俳句はもう短すぎて限界になったのである。
真野側は草深い、そこに昨日は霧がかかった、その霧も深かったのである。そこから老鶯の鳴き声が聞こえた
それも趣があった、遠くには行かないがこうして日々に日本の天候は変化するのである。
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