『西日本豪雨の甚大被害増える雨…治水対策は⊶プライムニュース』
(文明化都会化すると災害も巨大化する)
プライムニュースでの話は面白かった、洪水の被害があったけど川は恵みをももたらしていた、田んぼにわざわざ畔を切って大雨になり水害になったあとに泥水を入れていたという、その泥水に有機物があり栄養分があり肥料になったという
これもナイル川が定期的は氾濫して泥が流れて栄養分をもたらしてエジプトはナイルの恵みで栄えた話があり日本でもそういうことがあった
自然は必ず災害があったとしても恵みも同時にもたらしている
海だって津波の被害があっても恵みをもたらすものとしてある
関東平野でも土台を高くして土盛して家を建てていたし倉があり一か月くらい食料を備蓄していて舟まで用意していたのには驚く、それだけの備えがあった
それができなくなったのは日本中が都会化したためだというのはわかる
そもそも文明が発達すると実際は住んではならない所に住むようになる
第一田でも海側に作るの自然に逆らうことである、縄文時代ならそんな技術もないから人は住まない、高台に主に住んでいたのである。
平地は日本ではたいだい湿地帯になっていたからである
台とは高台であり平らという地名も高台にある場合がある
こういう地名が日本には多い、そして野は傾斜地なのである。
日本には山が多いから傾斜地が多いのである
日本はとにかく洪水が多い,自分の家も二回も水害にあっている
街の中で一倍低い土地だったのである。伊勢湾台風の時は一番被害があった
その後も堤防が決壊して水害にあった、その後河川改修して水害が起きていない
川幅を相当広くしたから流れも良くなったのである。
ただそれで安心かというと異常気象とかで今回のような予想しえない雨が降ったらわからない、津波が川が上ってきたときは驚いた
500メートルくらいの下は堤防からあふれていたからである
ただ堤防は決壊していない、決壊したら被害にあった
日本は2000年ころから公共事業費を減らして外国より予算を使っていない
これだけ災害がある国なのにそうなのかと思った
田中首相の日本列島改造論までは公共事業に金を使っていた、それで道路など作りすぎたので減らすことにした、それと同時に治水対策の工事も減らしていたのである。
日本は緊縮財政になり福祉とかに使う金が増えすぎたのである。
国民でもその要請が大きくなったから公共事業に使えなくなったという
広島の倉敷真備町でも工事がはじまるところだったが遅くなって大被害になった
そこは危ないと認識していたのである。
今日のテレビの放送で川は堤防内の河川敷とかに木が生えているのは良くない、水嵩が上がったり流木化したりして下に流れるから良くないという
それで浪江の復興住宅に移り住んだ人が木が茂っているから切ってくれと言っていた
確かに木が茂りすぎている、でもそれを見ていると合歓の花が咲いたり鳥がきてとまったり自然が街の中にあっていいなと見ている
それで木を切るのなと反対運動があり木を切れないとも専門家が言っていた
真野川の岸辺はきもちいいい場所なのである。それは街の中を流れている感じにもなる
そこを散歩すると気持ちいいのである。
葉群に山鳩が来て隠れ
木陰なすところ
テーブルがあり座る
そこで同じ年の旧知の人と
故郷の昔を語る
その人は病が癒えて
散歩しているから良く合う
夜には蛙も鳴いて
田畑も回復した
ここはといい場所だと思う
なんかこんな詩もできる場所なのである。真野川のいい点は街の中を流れているという感じになるからいい、それは盛岡でもそうである、二つの川が北上川と中津川が流れている川の街なのである。仙台でも広瀬川が街中を流れている
浪江では二つの川が街中を流れていたから一番いい場所だったとなる
相馬市の宇多川は細いし貧弱に感じる、川もあまり流れていないのである。
ただ人間は意外と自分の住んでいる場所の良さがわからない、当たり前になりわからないのである。ただ日本でもそうだが外国と比較するとわかるのである
それと他の街と比較するとわかる、真野川は長い川だから大きい川なのである。
それでも土手に堤防に桜の木が良くないという、根が張っているがそこから崩れやすくなるという、これも意外である、美的な観点からばかり自分は見る傾向がある
防災の観点からすれば違っている、でも堤防に桜の木があり春には花が咲きそこが夏には木陰になるのは気持ちいいのである。
でも右田の松原は津波でなくなったがあそこもまた松は根を強く張らないから根こそぎ津波で流された、末は津波に弱かったのである。竹は津波に強かった
竹は強く根を張るからである、防災の観点からすると松はいいものではなかったのであるただ松だけの景色は人間が人工林として作られた風景だったのである。
自然だといろいろな木が生える雑木林になるからである
日本は自然との共生を歴史的に計ってきたがしかし都市化したことが災害を増やしたのである。都市化したことは東京でもゼロメートル地帯があり大災害になる
江戸で大火になったのは人家が密集して空き地がない、それでたちまち延焼したのであるそれも都会化したための大火事であり都市化すると災害が巨大化するのである
だから都会は災害に弱いしそれを防ぐ術がないのである
災害からみたら都会は怖いと思う、でもそこに住む人はそなに危機意識もない、ただ離れられないということもある、それは便利だからだともなる
津波でも便利だからといって海に接した港の回りに住んで大被害にあった
便利だということは自然から見れば危険にもなる、文明は便利なものを追求してゆくがそれが危険なものにもなる、原発もそうだったのである
エネルギーでも炭とか木材でまかなっていればこうはならなかったからである。
都市化することは危険が増すことなのである。
洪水に備えるにも費用がかかる、たいしたこはないといってもやはり大工事になる
洪水でも地震でも津波でも都市化するともうそうした自然災害に限界があるように思う
備えきれない、異常気象になり備えきれないのである。
文明化都会化はそもそも自然に逆らうことでありそれが被害をもたらすのである
だから海側の湿地帯を田んぼを開拓したことは自然に逆らうことであり松原でも根こそぎ津波で流されたし昔は海だった八沢浦などが海に戻ったのである
だから都会は防災するにしても限界がある、地震でも津波でも火事でも防災できない
でも都会から便利だから離れられない、それは津波で被害を受けても港にまた戻ってきたと同じなのである。
でも高台を作りそこに家を作り食料を一か月分備蓄して舟まで用意している昔の方が安全度が高いというのも防災に関しては江戸時代の方が優れていたと感心したのである。
輪中などもそうである、防災に対してそれが有効だったのである。
大都会化すると防災の都市作りといっても限界がある
そこで大被害になってしまうのである。人間は自然に逆らっては生きられないということは今でもいくら文明が発達しても同じだということがあったのである。
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