蝉の声(小高まで行く-前より人は結構帰っている)
小高へ
鳩原へ
煙が立っている
日新館は必ず野馬追いに来る
フォルダのスライドショーで見ると大きく見えます
浜街道木立の繁く蝉の声
鬼百合や小高よりも野馬追に
この道や車もまれに芙蓉かな
峠越えかなたに望む夏の山
夏草や罵頭観世音に羽倉へと
ひまわりや畑広々と耕やしぬ
大岩の据えて家あり人住まぬ帰るを待ちてここを動かず
街中に根づきて古りぬ樹のありぬ帰りて住める人も少なし
街中に五輪塔古り守る寺蝉鳴く声の真昼ひびきぬ
帰り来ぬわずかの家に蝉の声真昼ひびきぬ小高の街かな
人住むもわずかや小高の街通り真昼静かに蝉の声ひびく
煙たち住む人あれや夏草に田畑のうもれ久しくなりぬ
この家に人帰らざり夏草の高く伸びにつ久しくなりぬ
羽倉へと碑に記されて分かれ道夏の日遠くめぐりゆくかな
涼しいから小高まで行ってきた、小高では確かに住む人が増えた
街中でも医者でも二軒開業するとか店もいくつか開いている
でもそれで商売になるのかとなる
通りに高齢の女性がいたのでたずねると私は鹿島に住んでいるんですがここに立っていても知っている人と会わないですよ、郵便局に来るのはここに住んでいる人ではないです
郵便局に用事があり外から来ているんですよと言っていた
車の往来も前よりは増えているけど外部から入ってきている、ここに住んでいる人たちではない、それでも三年ぶりくらいに来たから増えていると実感した
それでも何かこういう街は不思議である、人がいないから一段と淋しく感じる
ただ蝉の声がしんとした街にひびいていたのである
街中だと騒々しいところがあるからそんなに蝉の声がひびかない
でも蝉の声がひびいている、前もそうだったがこういう世界は江戸時代なのである
江戸時代を知りたかったら車がないとそういうことだけで江戸時代はこんなふうだったのだと実感する、だから車の影響がいかに多いかわかるのである
浄園寺の中に古い五輪塔がある、これはいつの時代のものなのか?
あの墓を守っているのか?あそこは寺という感じがない
普通の家の庭にただ墓があるだけに見えた
それから古い樹があり街中にも古いものがあり今やそれを帰った人たちが守るのかとなる
鳩原の方に行ったら牧場があり煙が立っていた、人が住んでいるのだとほっとした
前は草ぼうぼうだが蝶々が十羽くらい盛んに舞っていた、その前の家は草にうもれて帰らない、もうあの家には住まないとみた
でも広い庭の農家でも帰っている人がいる
だから前とは違って人の営みがあるのだと見た、ただ道路にしても車はたまに通るだけである、車が通らないということは江戸時代に帰ることなのである
芙蓉がそこに咲いていて花が映えるのである
ただ放射性廃棄物になっているところが広いからあれをかたづけないと元にもどらない
この辺でもまだそういう場所がある
それから碑があり羽倉へとか記してあった、そこから原町の方へ馬事公苑の方へ行くと
広々とした畑をトラクターで耕す人がいた、その相違も大きいと思った
とにかく今日はかなり走ったけど涼しいから疲れなかった
こんなに疲れないのも不思議である、筋肉も疲れていない、これなら結構長距離行けるなとも思った、このロードではないきで疲れないのかもしれなしい、ロードは早くても疲れる、前かがみになるから疲れる、やはり年になれば楽な自転車がいいと思った
タグ:蝉の声 南相馬市の小高の現在
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