ひきこもりは異常なのか?
(異常と正常とは何なのか?文明人はほとんど異常である?)
私自身がひきこもりだった、社会不適応者として遂に人生も終わり死ぬとなる
ふりかえれば異常だったともつくづく思う
何かひきこもりとか一旦社会から外れた人は社会の常識がわからないということがある
簡単なことすらわからないままになってしまうことがある
だから社会人として勤めた方がいいとなる
ただでは異常と正常とは何なのか?
たいがい会社勤め?で適応できないものは今は病気にされて排除される
何かしらの病名をつけるのである、この人は病気なのだとして社会で認定して接することになる
それで深層ニュースでもその関係の人が出てきて話する
医療関係者がいろいろ言うということでもわかる
では社会人として勤めている人がすべて正常なのか?
これもわからないのだ、社会に過度に適応している人はかえって異常なのかもしれない
そうして文明そのもの批判するアウトサイダー生まれた
その対比で文明人が過度に今の社会に適応した人は異常だとなる
本当の人間だったら適応できないのが普通だからである
まず全人間として生きるとしたらかえって特別優秀な天才などはもう社会人にはなれない結局社会人として文明人として生きることは無数のパーツとしてしか生きられないのである、そこですでに文明人は異常化しているのである
それは大きな見方としてあるが本当にではひきこもりはまた違ったものでも異常なのかということはわからない
公務員として勤めて夫婦であり子供も成人している人がいた
その人は異常人格者だった、まず人への同情心がない、それは自分の家系とかの問題があるにしろ異常人格者になっていた
それでも世間から見たら極々普通の模範的な人として見られていたのである
何らそこには異常性は見られない、模範的な社会人なのである
でもその人自身も夫婦も異常な夫婦だと見た
何か変だなという人が社会で成功している人にも普通にいるだろう
事業に失敗した人でもそうである、その人は社会的に認められていた人だったからであるでもその人も人のことなど考えない思いやりもないただ成功していることを世間に見せてやるとかしかない異常人格者だったともなる
でも現実に世間ではそう見てないなのである、ただ多額の借金をかかえこんでいることを知ればまた違ったものになるかもしれない。
一応小さな会社でもは社長のような立場になっているからである
例えばこの文明社会に過度に適応して成功している人間、ほめたたえられている人間がもしかしたら異常人格者かもしれない、良くサイコパスとかいるがそういう人が普通にいるのかもしれない、むしろそういう異常人格にでもならないと今の社会では成功しないかもしれないのだ、ナチスとかいたけどなぜそんな信じられないことが社会を席巻したのか?ナチスは何者だったのか?それが一国を導き多数の人を死にいたらしめたのである
異常人格者に導かれてそうなったとするとそれは文明そのものが異常だったとピカートとかの思想家が指摘したのである
何が異常なのか正常なのか?例えば科学者で優秀でもフランケンシュタインのようになる人もいるだろう、科学でも機械マニアとかいてそういう人は社会適応性が欠けている
人付き合いが苦手でもものすごく機械に通じている優秀な人もいるのである
そういう人も育てることが日本では必要だと科学者も言ったりする
でもそういう人も社会的に適応できない異常者にもなる
正直自分も人生を生きて異常だったと思う
根本的に人付き合いができないということでそうなったともなる
ひきこもりの問題はそういう何かアウトサイダーとかの問題ではない、一般化した問題である、それを可能にしたのは豊かな時代であり別に金を稼がなくても生活できるからそうなったのである、それはそういう時代が生んだものなのである
ひきこもりとか異常になるのは「小人閑居して不善を成す」とか必ずなる
つまり社会生活を勤め人として生きられる人はある意味でロボットとして生きられる人だともなる、一方で社会からはずれて生きる人も特別優秀で天才のようて人でないと必ずこうなる、なにかおかしな方向に行ってしまうことがある
もしひきこもりで不善を成さない人がいたらその人は本当に珍しい人だとなる
それは聖人とか天才とか中国だと君主だとかまれにみる人だとなる
別に自分はそういう人ではない、かえって落ちこぼれであり才能もない普通の人間だった
そういうことがあるから普通は社会に適応して真面目に生きろとなる
でも経済的豊かになれば別に食べていければ会社勤めをしなくてもいいからそうなる人が増えるのである、とても貧乏な時代ならできないからだ
とするとそうして余裕を与えられる社会だからそういう人たちがいても寛容であっていいともなるが現実は親の介護になったり死んだり親がいなくなると塗炭の苦しみにあう
それを私はプログで書いてきた
奇妙なことはそこで自分を苦しめたのは社会的には正常そのものの人たちだったのであるその人たちは本当に犯罪者であったり異常人格者だったのである
そのために自分は苦しめられた、恐怖におとしいれられたのである
だからそもそも何が異常なのか正常なのか?それがわからないのだ
一つの大きな目安としてはその人の人格がどうなっているのかである
例えは社長になっているような人でも非情な人がサイコパスのような人がいるとしたら
その人は異常であり異常であっても社会に認められているとなるのだ
そういうことは社会で結構あると思う
一体社会に適応している人たちがそんなにほめたたえられるものなのか?
会社でももうけのためには人の命など考えない人たちが普通にいるしブラック会社などいくらでもいる、原発事故を起こした人たちも社会では地位ある最も優秀とされた人たちなのである、その人たちは社会的地位から何から社会の模範のような人たちだったのであるそういう人たちも異常化していたのではないか?
「安全神話」を形成していたことは異常ではなかったか?
つまり世間を見れば異常が支配者となり異常人格者が指導者になり社会を席巻することは過去にもあり現代文明の複雑怪奇な社会では普通になる
ではその人たちは異常だとか社会から責められることはない、ただ優秀な人たちだとして認められるだけなのである
そういう根本的な問題がある、別にひきこもりがいいとはならない、それも異常である
でもこの社会で何が異常なのか正常なのかわからないのである
デイトレダ―とかパソコンの画面を一日見ている株でもうけている人は成功者なのである銀行でも投資信託をうりつける人はノルマをかせぎ優秀だとなる
何かそうして社会自体が犯罪を犯すようなことをしていても金をかせげば社会は認める
つまり金を稼ぐ人は異常でも何でもない、この社会にとって最高の成功者なのである
それで世界の富を何パーセントかの人が独占している
これも容認されているし異常である、でもそうした異常は正常だとなるのである
資本主義社会では別にどれだけ金を稼げるかによって価値が決まる
人格など問わないのである、それも異常だとならないか?
つまりこの世自体が異常なのである、何が異常か正常なのか区別はできない
だから社会を異常者が指導者になり席巻することにもなる
だから文明人そのものを批判するアウトサイダーが生まれた、文明そのものを断罪したのである、文明は異常だからこそ断罪したのである,非人間的だから断罪したのである
文明そのものがいかに非人間的で危険で異常なのか?
今回の原発事故でも現れた、戦争でもそうである
文明が起こす戦争であり文明そのものに起因する戦争なのである
石油をめぐって戦争になるならそれは石油文明が起こす戦争である
別に石油がなくても生きることはできるからである
原発は原子力文明になるから起きた事故なのである
戦争のことをいろいろ言うけど本質的には文明による戦争でありそれは異常な文明だからそうなる
資本主義でも株式社会でも異常である、それは一握りの人間に富が独占される仕組みである、それは異常者を指導者として容認する仕組みだともなるのである
ひきこもりを擁護しているわけではないが社会そのものが異常と正常が区別できない
この社会でもっとも模範となる正常な人間が異常だということもありうるのだ
正直東京のような大都会で生きられる人間は異常ではないか?
本来大自然の中で人間の正常な精神とかアイディンティティが養成される
つまり東京のようにな所に生きられる人間はすでに異常なのではないか?
何をアイディンティティでとして生きるのかとなるからだ
すると文明人はほとど以上てありアウトサイダーが正常だともなるのである
ただ正直そういうことはあってもひきこもりは親が介護になったり死ぬと過酷なものになる、誰も助けるものはいない、その時世間は非情であり責めてくる
そのことはプログで書いてきた、一身にその苦しみを背負うことになる
その時社会の非情さをいやというほど実際に知る
それはすでに冷静に見れば予期できることなのである,共倒れにもなり悲惨な事態になった人もでているからだ、だからひきこもりとアウトサイダーは違ったものとしても何かにている面がある、それで関心をもつということはあったからここで書いたのである
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