琵琶湖周辺の秋の短歌十首
(近江は地理が琵琶湖中心でわかりやすい)
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高島の家形古墳
さざなみの志賀の都も一時や消えてはかなき秋のくれかな
天皇も二つに分かれ争いぬくりかえしたる歴史の跡かな
争そいば誰か泣きにし人のあり争いやまぬカルマなりしも
堅田なる浮御堂かな松に寄り鴎群れ飛ぶ秋のくれかも
芦枯れて真野の岸辺や寺古りて誰か眠らむ鴎飛びさる
高島や家型古墳この地にそ根付き離れじ秋のくれかな
多賀大社古りにしものや我がたずぬ近江の秋や神々も古る
多賀大社伊勢より古しももうでしや月の光りて夜もけにけり
塩津にそ一時止まる電車かな枯木の駅に家のともしも
天皇の跡を守ると銀杏散る四足門に閉ざす村かな
閉ざされし村にありしと囲炉裏古り何を語らひ冬籠るかも
近江がいいのは琵琶湖があるためである、琵琶湖を中心にして地理もわかりやすいのである
まず山に囲まれたところは方角がわかりにくいのだ、一番わかりにくかったのはあいづである、ここは山々が重なり方角がわからない、なぜ東山温泉ときそこがなぜ東になっているのかわからないのである
それは京都でもそうである、京都はさらにわかりにくい、大都市だし山に囲まれていてわかりにくいのである、琵琶湖は近江は地理がわかりやすい
観光でも琵琶湖を周遊すればいいとなるからだ
ただ私は菅浦とか長浜方面には行っていない、そこが欠けている
でも近江は何回か行っている、春にも秋にも夏にも行っている
近江はやはり自然が豊かでありその中に遺跡などがあるからいいのである
多賀大社は伊勢より古いのである
そんな所までつくづく行っていたなとふりかえる
最初は30代のころ関西と東北を行き来していたのである
それで桜前線の短歌の連作のように桜を関西で見て京都で見てまた帰りみちのくで桜を見るとか桜前線をたどって見ていた、遂には稚内でも桜が6月に咲いたのを見た
それだけ旅していた結局30代以後は度に費やされたとなる
最初は鉄道の旅であり全国ほとんど隈なくのった、次に40代になり自転車旅行だった
次に50代で海外旅行でありそうなことしているうち60になって終わったとなる
こんなふうにして生きられたのも自分の家庭環境でそうなった
別に旅していてもとがめられることもない、かえってすすめられていたのである
今ならニートなど働かない人が普通にいるが団塊の世代ではまれだったからである
旅をりかえるとインタ−ネットができたことは便利である、必ず写真付きでどこでも紹介しているからである、菅浦に行っていなくても写真で紹介していた
それは晩秋であり四足門に銀杏が散っていたのを見て短歌にした
高島の家形古墳はどっしりとして貫禄がある、そこにも私は行ったがこの古墳は見なかった、何か見るべきものを見ないことが一人旅ではあるのが問題である
ここに訪れたのは私の住んでいる地区に真野の草原(かやはら)の万葉の歌が残っていて真野という地区に前方後円墳かありそこに金銅双魚佩が発掘された
これは一大発見だった、東北ではこうしたものが発見されていないからである
だから万葉の真野の草原(かやはら)という歌との関係がとりざたされたのである
なんらか奈良の大和王権によっていち早くここが拠点となった場所だったのである
なんかNHKの放送で菅浦のことを放送していた、そこに囲炉裏があり冬籠りにはいい場所だと見た、あそこは周りを山に閉ざされていて海に面している秘境なのである
でも天皇が一時住んだとか京都に近いから歴史が古いのである
多賀大社でも伊勢より古いのである
著作権について
囲炉裏の写真はNHKの白洲が愛した近江とかの番組からとった、これも著作権違反になるのか?
何かインタ−ネット時代の著作権というのはわからない、どうしても引用がリンクとかでも多くなる
写真でもそうなのである、だからいちいち許可とるとなるめんどうだろう
創作的には一部利用していいのかともなる、でも一回だけ著作権で文句を言われたが言われないとそのまま使うことになる別に営利目的ではない、広告も出していないから収入はゼロなのだからかまわないのかその辺がわからないのである
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