梅匂う日々(災いないことが幸せ)
日を重ね濃厚に梅の匂うかな今日も通りて夕ぐるるかも
馥郁と梅の匂いて山鳩の今日も来たりて事のなきかも
山里に老梅匂い家古りぬ昔の暮らしここにありなむ
春日さす姉母死しても我が家かな災いなくもここに暮らさむ
事もなく石にありなむ春日さし老いにし日々をここに過ごさむ
結局人間は災いがないことが平和だったのである
とにかく一身上でも津波原発事故でもこれほどの災いはなかった
もう本当に消耗したとなる、気力もなくなる
まず人間の一生で災いがないなどありえないのだ
だから火宅の世なのである
だから何も事がないことが平和なのであり何か退屈だなというときその時は平和な時なのである
現実は何か必ず災いがありそれにみんな苦しんでいるのである
だからいろいろあっても江戸時代が戦争がなくなったことで300年平和だったことは奇跡的なことだった、絶えず戦争が世界では起きていたからである
20世紀は戦争の時代だったのである
ともかくこれだけいろいろなことがあればもう何も事件が災いが起きてくれるなとなる
でもこの世から災いがなくなることはない、だから災いがないことこそ平和だとなる
津浪や原発事故が大災害だが常に災いは起きてくる
それはニュースを見ればわかる、災いは絶えることがないのだ
老後は意外と家が大事になる、そこがくつろげる場所として終の住処として重要になる
そうして家族はみんな死んだけど家に住んでいられるから幸いだとなる
だからそうして住み慣れた家を失うことは相当にショックだったのである
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