丸森町から蔵王と海が見える絶景ポイント
(初夏の藤の花と丸森町の俳句と短歌)
羽山神社
松川浦が見える
ソーラーパネルのヘンスで中に入れずいい写真がとれなかった
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鹿狼山(がろう)が見えて亘理の方へ海岸線が伸びている
この石は大きいから存在感がある
藤の花が街中の通りに垂れ咲いている
田んぼに富士の花を写す
正面に蔵王を仰ぎつつじかな
新緑につつじの赤し森深し
鳥鳴くやつつじの赤く奥の森
初夏や展望拓く海と山
海岸線はるかつづけり夏の海
遠大に展(ひろ)がりにけり夏景色
遠望す名も知れぬ山夏霞
夏空に蔵王の高く不動かな
夏山に向かいて我がひた走る
門ありて塀の長くも藤の花
分け入りぬ木の根残りて碑の古りぬ羽山神社や夏の森かな
つづらおり坂を上りて越え来る蔵王を望み夏の海見ゆ
森つつみ奥にそ家のありにしを我がたずねて夏の日暮れぬ
(蔵王)
夏の海広く蔵王の高きかな新緑の森につつじ赤しも
新緑に蔵王の高く松も古りつつじの赤く森の深しも
初夏に開けし眺望大なりき雄想得べしなお生きむかな
新緑に蔵王の高く雪残り海も望みて神々しかも
国境越えてそ望む大いなる夏の山かななほまた行か
樅の木の重々しくも太しかな奥に山雀の鳴く声ひびく
(藤の花と丸森町)
阿武隈川蛇行し流る夏の日や蔵王の映えて緑豊けし
おばいしの苔むしあわれ夕日さし橋のたもとや藤の花たる
草深く碑も古りにしや丸森に藤の花たれ夕暮れにけり
藤の花シャガの花咲く金山城草の繁りて奥に隠さる
丸森に藤の花房さわにたれ森のつつみて木立古りしも
金山城たずねて相馬へ帰るかな藤の花たれ夕ぐれにけり
夕ぐれに植田に映る藤の花坂越えて我は相馬に帰る
丸森に糧のあれかし植田にそ夏の夕日や山影写しぬ
相馬市から城跡の裏の森を行きさらに丸森へ向かった
あそこの道つつぱおりであり坂がつづく
そこは土取り運ぶトラックが何台も来るので危険!
狭いつづら折りの道を何台もトラックが通るので危険だった
ここは注意すべきである
その坂を上りきったら丸森町の絶景ポイントに出た
蔵王が見えて海岸線が見える本当に雄大な夏景色である
ただそこはソーラーパネルがしきつめられている
それで景観が壊されている、ただ何も土地を利用できない
今は木材でも利用できないから森の木を切ってソーラーパネルにした
でもあれは台風などがきて大雨に成ったら崩れるかもしれない。
この辺では高い山がない、でも蔵王は相馬からでも見える
宮城県側からも見える、つまり福島県と山形県と宮城県から見える
三つの県にまたがり見える
陸奥みちのくをふたわけざまに聳そびえたまふ蔵王ざわうの山の雲の中に立つ
斎藤茂吉の歌であるが確かに宮城県と山形県を分ける福島県まではそうはならない
ただこの辺では一番高く大きな山だから蔵王が焦点になることは確かである
あそこが絶景ポイントである、あそこは行きにくい場所でもあるしわからない
何かそうした絶景ポイントがある、でもわかりにくいのだ
富士山だって絶景ポイントがあるがそこがわからないのである
蔵王はこの辺では一番映える山である
ただそれを見る場所、絶景ポイントを知るべきだとなる
それを今回発見したのである
丸森は森の町である、初夏で新緑が映えつつじが赤く燃え染めて美しい
蔵王が見えたり阿武隈川が流れ景観がいいのである
市町村があるとしてそれぞれ景観が違っているのである
その景観によって市町村が作られている
だからソーラーパネルとかになるとその景観が破壊されるから問題なのである
かといって江戸時代なら丸森の森の木材資源のために相馬藩と伊達藩と米沢藩が争ったのは有名である
でも今は木材も利用しないとなると収入がないからソーラーパネルになる
ただ森があっていいとしてもそれだけでは生活がなりたたないことが問題なのである
丸森は阿武隈急行があるしとても槻木で乗り換えがありめんどうになる
それで秘境駅があるとかなる、ただ丸森は景観として一番いいかもしれない
飯館村は森につつまれているとしても蔵王のような山や阿武隈川などないからである
ただそれぞれにその土地の姿は違っているのである
金山城は石垣が当時のままに残っている、それが見物である
ただ相当に小さな城でありそこにどんな暮らしがあったのかもわかりにくい
一時は相馬藩でも支配していた城だったのである
歴史的にはそういうこともあり丸森とはつながりがある
今回は坂をかなり上ったから100キロ行けるヤマハの新しい電動自転車の電池が帰りにきれた
そうなると重くなると思ったが以外とギアを軽くすると走れたので助かった
普通だと重くなって走るのが容易でないことを経験しているからである
だからヤマハの・・は優れものである
それで行動範囲が広がりまた遠くに旅に行けると思った
やはり軽く走るので疲れないことがいいのである
だから意外とまだこの自転車なら遠くにも行けると思った
やはり技術力の影響は大きい、技術力で体力がなくなったことを補えると思った
帰ったのは8時半頃だった、ただ昼間に出かけたのだからこのくらいはかかる
朝にでかけていればもっと遠くに行けた、福島市の方まで行けたのである
まだこの自転車で泊まる旅はしていない
荷物をつけることができないのでそこは一番困った点である
充電器も荷物となるからである
もう自転車では遠くに行けないと思ったがこれなら行ける、バイクではないが楽に行けるからである
坂でも上って疲れないで行ける、そうなるとこれなちら遠くに行けると思った
ただこれも経験してみないとどうなるかわからない
十年以上長い泊まりの旅はしていないからである
70歳でもロードにのってきつい坂を上っていた人がいた、そういう時代でもある
だから自分もまだ行けるのかなとこの自転車に乗って思ったのである
あとがき
写真が絶景のわりにはいいものがとれなかった
ソーラーパネルでいい場所に入れなかった
藤の花は写真でうまくとるのがむずかしかった
記録として出した
写真は記録としてたどるためにもあるからだ
あの絶景はあそに行ってみないとわからない
丸森からも行ける、青葉温泉の方に行くと行ける
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