川崎登戸殺人事件の犯人は51才引きこもり?
(不遇な生い立ちと謎の空白ー「小人閑居して不善をなす」)
なぜこの人に私が興味をもったのか?それは自分自身が引きこもりとにたような状態で社会からはずれて暮らしていたからである
結婚もしないし20代では底辺で働いたが30以降は一切働いていないからだ
ニートとか引きこもりににていたのである
そういう人はどうなるのか?
それが一つのテーマとしてある、団塊の世代ではニートとか引きこもりとかそんなものはいない、本当にまれでありみんな企業戦士となっていたからだ
その頃みんな必死に働いていたのである
だからふりかえるとなぜ自分だけが働かないでいられたのか不思議になる
それは特殊な家族環境でそうなっていたのである
一時はもめてもその後働かなくても何も言われないのである
旅に行くというとかえってすすめられたし帰ると喜んで迎えてくれたのである
食事は常に用意されているしまるで殿様のようにして暮らしていたのである
こんなことは普通の家庭ではありえない、それは説明しにくいけど特殊な家庭環境でそうなったのである
この無差別殺人の犯人の生い立ちは家庭環境はまた過酷だったらしい
親の愛情にも恵まれず叔父夫婦の元で育てられたが愛情はなかったとか
その姉がカリタス学園に通っていたとか何かの因果関係があった
全く関係ない無差別殺人でなかった
ただ不思議なのは20代とかすぎて何か50まで何をしていたのかわからない
そこが謎なのである、空白期間が長いとなる
ところが自分自身も社会とかかわらず30年とか長いのである
そういう人は今ニートとか引きこもりで普通にいるからめずらしくない
そういう人はどうなるのか?
社会から認識されなくなる、いるのかいないのかわからなくなる
そして突然に事件が起きて認識されたのである
そんな人いたんだとなるのである
確かにもともと隣近所で問題起こしていたとかある、でもニートとか引きこもりとかは存在自体が社会から消えるのが多い、いるのかいないのかもわからなくなるのだ
そうして突然事件となり注目されてなにやかにやと問われ言われのである
つまり社会が逆に異常なほどかかわるのである
それまでは全く無視しているが逆に今度は異常なほどかかわりなにやかにやというのである
そういうふうに社会がかかわらないその存在すら抹殺されていたということで犯罪を犯してそれも凶悪な犯罪をおかして自分の存在を知らせる、そういうことが動機にもなったのかと書いた
万引きで老人が軽犯罪を犯して刑務所に入ってかまってもらえる、食事も与えられるし介護までしてくれる、でも世間に出たら誰もかまってくれないし生活すらできないとなると軽犯罪でも犯して刑務所に入りたいとなるのもそうである
そういう人は頼るべき家族もいないからである
奇妙なのは私の家族の一人は公務員で50代で退職した、そしたら後はなにもしない、家事もしない、趣味のようなものをしていてもそれは才能がなかった、そしたらどうなったのか?
社会から忘れられた存在になっていたのである、働いている時はみんなその人を認めていたが退職して何もしなくなってから社会から消えたのである、そして認知症になったとき社会でかかわったのである、迷惑なものとしてかかわったのである
それは軽犯罪で刑務所の人がかかわるのちとにていたのである
いづれにしろ結婚しないとか家族をもたないとか何かニートとか引きこもりは社会的に異常化しやすいのである
実際はそういうふうに社会から外れた人はアウトサイダーとなっていた
それは歴史上に残る人になる、芸術家とか思想家がでもそうである
ニーチェとか何か芸術家でもそういうアウトサイダーになっている
そういう人たちは天才であり平凡な社会生活や家庭生活を送れないのである
それだけの異常なエネルギーがあるからそうなった
でも社会性がなくなり常識からもはずれてゆき遂には狂気にもなった
そうした社会からはずれた人は狂気になりやすいともなる
それは優れた天才の芸術家のことである、ニートとか引きこもりはかえってエネルギーが消失している人たちであるからまた違っている
ただ社会性がなくなり遂には最後に突飛な異常行動になるということにもなる
ただ結婚している人がみんな正常なのか?
私は結婚して公務員で子供いる人の異常性には驚いた
これはなんなのだと思った、これがまともな人間なのか?夫婦なのか?
それは何とも言えない、異常化した夫婦だった
夫婦であれ家庭をもっていてもみんな正常なのか?
それもまた違っている、だから結婚した人がみんなまともだとはならない
それは一般的な話であり確率の話だとなる
ただ一般的には結婚して家庭をもち暮らしている人は社会性がありまともだとみる
結婚しないで50にもなってい一人暮らしは異常だと見られる
でも現代は40でも50でも結婚しない一人暮らしが増えているのである
非正規が増えているのである、だからその人たちがみんな異常だとはならないのである
私が社会からはずれて長く生活して見て感じたことは
「小人閑居して不善をなす」
これである、自分自身でもそうだった、自分自身は天才でもなんでもなかったからであるどうしてもこうなりやすいのである、社会で働いている人は一応社会で機能してそうはなりにくいのである、そこで社会性が育まれるからである
そうなるのは社会から離れて生活していると社会のことが関係なくなる
するとどうなるのか?自然とかに没入するにはいいのである
禅僧のように座禅組んで沈黙の訓練をするとかなる、自分自身が性格もあるが石のように沈黙してい一人こもっていたからである
すると無駄な口もきかないから身と口を収めて心身を修養できるとなったからである
私はそうして石と木とか山とかアイディンティティ化する詩を書いてきたからである
でもそういうことがあった反面どうしても不善を成すということがあった
つまりかえってニートとか引きこもりで身を治めることはむずかしいのである
むしろ社会の中で心身を鍛えた方がいいとなる
とにかくこれだけの事件を犯すというのもやはり限界が来たのだろう
金がないというだけではないらしい、精神的限界が来たのかもしれない
いくら生い立ちが不幸でも50になってそれをひきづり親を責めるのはどうかとも思うからだ、家庭環境は確かに致命的に人間を左右する
でも家庭環境だけがすべてとはならない、家庭環境があまりにも恵まれて放蕩息子になっている人も多くいるからだ
だから結局個々人に差がありわからないとなる
ここでこうしたニートとか引きこもりが膨大なになり何かまた同じような事件が起きるかもしれないということである、50歳になり限界になり「小人閑居して不善をなす」ということが起きやすいのである
なぜならニートとか引きこもりは普通の凡人だからである
天才とかなると別だからである
ただ狂気と正常は紙一重だということもある、結婚していようが普通の家庭で暮らしていようが狂気というのが人間にはある
そしてナチスやカルト教団がこれだけ興隆しているのは人間社会自体が狂気になり安い社会だからである、文明社会自体が実は狂気的なのである
だから狂気的な事件でも社会全体がその狂気にまきこまれるということがある
それがナチスでありカルト教団が社会を支配することである
「個人も狂っているが集団はもっと狂っている」こういってニーチェ狂っては死んだからである、集団が狂っている時は社会ではそれを正常とみているからである
そこに集団化して大衆化群衆化した人たちの恐怖がある
その人たちが狂っているといえばそういう人たちが襲ってくることにもなるからだ
だから人間社会は誰が狂っているのかわからない
ただ「小人閑居して不善をなす」とはアウトサイダーであれニートであれ引きこもりであれ言えるのである
この事件をどうみるかとなるといろいろでありやはり謎にはなる
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