蝉に虫の音 (夏から秋へ)
蝉鳴くや6号線を朝走る
集まりぬでで虫あまた田舎かな
庭に咲く芙蓉の余裕客迎ゆ
夜に鳴く虫の音聴きぬ隅の石
朝目覚めあまた昼顔咲くを見ゆすずめ来たりて一日はじまる
畑にそカンナの映えて朝の蝉盛んに今し鳴きにけるかな
今は夏と秋が混交している、蝉の声は夏である、季節的には秋になるのがまだ暑い
でも秋と感じることもある、虫の音や芙蓉は秋である
カンナは夏である、畑にカンナが咲いているのはあっている
でもその畑でわずかのものを作っている女性がいてその話を聞くともう嫌になる
キジに食われたとかブヨにさされたとか蛇がでてくるとかちょっと手を入れないと草ぼうぼうになっていた
その草を勝手に草刈機で刈った人がいて金を要求されたとかまた金を払わされる
金に窮しているから頼まれないのにも草をかって金を要求する
そもそもその畑をもっている人は金がないのだから要求しても無理なのである
そして自分がいつも払わされている
その畑どれるものはほとんどないのである、キュウリは固くなくてうまいけど他は何もとれないのである
だからキュウリ一本が一万もしているのである、これは嘘ではない、それだけ畑は趣味でも金がかかるし手間もかかるだけなのである
ただ荒地にしておくよりはいいとして援助しているが困っている
芙蓉が庭に咲いている、芙蓉はなにか大らかである、それで客を迎える
客を迎えるには余裕が必要だった、自分は介護十年してそれからも何か余裕がなかったのである、家の中もかたづかなかった
それでかたづけたりして余裕がでた、何か余裕がないのでお茶も出せないということがあった、それよりも自分は今までそんなふうにして客を迎えたことがなかったのである
今になり一人になったからそうなったのである
田舎の一日はこんなふうに始まる、でも田舎だって車がしきりに通るし前の田舎とは違うのである、木陰に休んでいたらそこはクルマが来ないところと見ていたがやはり車が結構きて休めなかった
この辺で損失は右田の松原が津波でなくなったことである
それで木陰なにるところがない、そこではいつも海からの風が吹いて松影の下で休んでいたからである、そうして憩う場所がなくなったことの損失が大きい
かといって津波に文句を言うことはできない、ソーラーパネルはあるだけで暑く感じるのである
ただ山の方には涼しい場所がある、でも自転車で遠いと暑いと最近疲れる
熱中症になることも怖いのである、だから原町辺りまでしか行かないのである
隅の石については「石の涙」の詩で書いた
隅の石について(石の涙の詩)
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