白鳥来て冬に入る(台風で風車がとまった風景)
蔵王が見える
スーパーに人集まるやカンナかな
晩菊に日さしてここに古木かな
冬薊ここに残りて風吹かる
久しくも風車とまりて刈田かな
夕べ鳴き白鳥来るや光る月
夕べ見ゆ蔵王やともにみちのくに暮らしつつも冬に入るかな
台風の後に荒れたる河原かな風に木の葉の吹きちらされぬ
風力発電の風車が台風以来止まっている、電源装置が水にひたり作動しなくなったためである、これも想定外の結果だった
もっと高い場所に設置しないからそうなった
それは原発の電源が地下に設置して水にぬれて使い物にならなくなったとにている
こうして必ず想定外のことが起きて失敗する
風力発電でもソーラーパネルでもこうして電源が使いなくなると電気も止まる
つまり緊急時には使いないのである
もともとその元となる電力会社の電気が使いないとソーラーパネルでも風力発電も使えないのである、だからこれも本当はあてにできないことがある
なんか今は刈り入れも終わり刈田になって風車が止まっているのも奇妙だけど合っていたただ風景が変わりすぎたのである、風車もこの辺では景色となった
スーパーの近くにいつもカンナが咲いているからあそこはいつも人が一番集まるから似合っている、これは夏の花である
晩菊と古木はあっている、ただ晩秋なのだけどそういう感じがしない、何か季節感が狂ってきたのである
右田浜の高くなった堤防から蔵王が見える
津浪の以後に松原とかなくなり新しい堤防は相当に高いから見える
今までは松原があり高い堤防もなかったから見えなかったのである
蔵王は山形県と福島県と宮城県で見える、だからこの三県で何か共有する心が生まれる
ただ福島県でも相馬地域と海岸線伝いに見える
蔵王が見える範囲が一つの共有するものが生まれる
この辺では高い山が見えないからものたりないのである
とにかく今日白鳥が来たということはようやく冬に入ったとなる
朝は相当に寒かった、今年ももう終わりに近づく、今年も災害の年だった
【日々の感想(今日の俳句短歌と詩)の最新記事】
- 冬菜(冬の田舎の風景)
- 南相馬市右田浜から今日の朝に見えた雪の蔵..
- 冬の日の石(詩)−田舎に住む存在感
- 冬の灯(独り身は独り身を想う冬)
- 冬野に風の余韻が・・・ (冬に入る..
- 原町片倉のフラワーランドから金華山と牡鹿..
- 冬に入る(里に老ゆ―故郷の里とは何かその..
- 紫式部(平安時代の短歌)
- 相馬市へ秋から冬の俳句短歌 (相馬..
- 馬を飼う、鮭上る、千鳥(水無川の朝)
- 相馬市の音楽祭は災害で中止 (とち..
- 天皇即位の礼の俳句と短歌(天皇は日本の文..
- 故郷の実りの秋
- 実り(旧街道は歩くか自転車がいい)
- 桜井古墳(秋)―街道の松 秋の蝉(俳句十..
- 浜通りの秋(詩) (阿武隈高地は古..
- 秋風、実り、秋の蝉(相馬の城まで俳句十句..
- 里に隠る月(秋風吹き貧困化する日本)
- 故郷の秋に思う短歌十首 (ふるさと..
- 夏から秋の変化の短歌十首(海老の浜)