専門馬鹿により社会が混乱させられる
(コロナウィルスでもそうだったー専門用語を使い通じなくなる)
今回のコロナウィルスでも急に統計で40万人がこのままでは死ぬというウィルス学の専門家が言った
それが専門家会議の代表として言ったようになったから国民は恐怖になった
でも現実は日本は感染者も死者は世界と比べると極端に少ないのである
だからなぜそんなことを言うのかとウィルスをわからないにしても世界から判断すればそんなことを言うのはおかしいというのは常識である
ただ常識からはずれたことを言うのが専門家であり専門馬鹿なのである
専門馬鹿とは学者にも多い、象牙の塔にこもる学者は社会のことがわからなくなる
まだ実験室にこもり研究ばかりしている学者もそうなりやすい
ただ現代社会は無数に部分化した社会であり社会をトータルにわかる人などもういない
そこに必然的に専門馬鹿が普通に生まれるのである
文系でも経済の専門馬鹿がいるし法律の専門馬鹿もいる
そもそもイリイチの指摘したように専門化した社会が現代だからである
社会は無数の職業に分化して専門化してその専門のことはわからなくなり専門家に支配された社会だとなる
要するに専門家が今では司祭である、専門家に従わない限り何もできない社会である
教育にしても教育を専門家とする学校に行かないかぎり何も学べないとか病気になれば医療機関に行かなければならない、勝手に自分で学んだり治療したりしてはいけないともなる、銀行にしても金融の専門家である、投資信託など仕組みが複雑すぎてわからない
だから金融の専門家に従いとなる、ところ地銀などは素人と変わりなかったのである
証券会社ではないからである
そこではやたらと専門用語が出て来る、それで煙にまかれてわからなくなる
それは原発でもありここは原子力の核ということを知れとなるともう普通は不可能であるそれで数学者が
事故の起きる確率は百万分の一だと統計学から計算して言っていた
これも専門馬鹿の典型なのである
なぜなら他の学者は10数メートルの津波が来ると警告していたからである
だから学者でもいろいろな分野の人がいてそれが相互に協議などしないからそうなる
今回でも
このまま対策をしなければ40万人が死ぬ
こさも専門馬鹿の警告だったのである、それが専門家会議の総意として発表されたと受け取られたから問題だったのである
何か文系と理系があるけど総合的なもの全人間として生きることなど不可能な時代であるそれで天才的な優れた人はアウトサイダーになりニーチェのようになりそこで人間回復を計ったのである
なぜなら社会を離脱することによりそこに自然が全面に出てきて人間回復できるとなるからだ
私の場合は天才でも何でもないけど引きこもりであり社会から離れて暮らすようになったそれで自然と一体化するアイディンティティ化する詩などを作るようになったのである
ただどんなことしても人間は現代ではかたよった人間になる
総合的人間になりえないのである、社会人として勤めない人もまたかたよった人間になるなんらかですべての人間がかたよった人間になる
だから別に専門馬鹿だけのことではないのである、文明人がみんなかたよっているし奇形文明だと書いた時もそうだった
そもそも学校からして教科が別れ分裂的思考になる、いろいろなものが一緒くたに教えられ分裂混乱させられるのである、そこからして分裂状態になっているし大人になってもその延長であり同じなのである
そうした分裂状態からナチスが生れた分析するのもわかる
何か一つのなるために一切のことを無視してハイルヒットラーとなるのがわかりやすいからである、それで偽りの一体感に酔うのである
カルト宗教団体でもそうである、そこはファシズムの温床なのである
大衆を相手にしたときはわかりやすいことが第一でありそれでまとめることが第一になるからだ
いづれにれろ人間社会は文明は迷路に陥る、専門家もまたそうした迷路に陥れる人である原発事故でも低放射線は体にいいとかなんとか様々なことを言う人がいる
すると迷路にはいりこむ、右が出口だという専門家もいるし左が出口だという人もいて迷路を彷徨うことになる
でも決して出口に到達しない!
これが現代なのである、それで理系と文系とかいてもその両方に通じる人はまれである
武田邦彦氏は両方に通じているから指標にはなる
もし理系だけのことを言われたら文系は話すこともできない、あなたは何も核についてわからない、ウィルスについてわからないのですから話す権利もなにもないですとなるだけだからである
つまり専門馬鹿というとうけど今の社会は文明はみんな専門馬鹿なのである
それで突拍子なことを言うのは総合的に考えられないからである
原発にしても事故になったらどうなるのか?
そういうことを考えない、生態系の中で生きている人間のことを考えない
空気でも水でも土でも森でも汚染されることも考えないのである
それは全体のことであり人間が生態系に依存しないと生きていけないということも考えない、その周りの全体のことを考えないのである
その全体の中に技術を活用することであり全体を無視してありえないのである
現代文明は全体的思考に必ず欠けてくるのである
私は景観にこだわるときそれは全体のことであり景観が破壊されることは全体が破壊されることに通じているからである
ともかくコロナウィルスでもやはり原発事故と同じような迷路に陥っていた
専門家の指導に頼りかえって混乱する、そしてその出口が見つからないのである
それはそもそも原発でも核でもウィルスでも人間が制御できないのは人間が全能ではないからである、神でもないからである、そこで必ず迷路に迷い込むのである
そこに人間の限界が生じているのである
例えばワクチンにしてもコロナウィルスが変異するというときその変異が限りないとしたら科学者でもそのワクチンを作るのに無限に対応しなければならなくなる
つまりきりないし解決もないとなる、そこに科学者の限界が生じる
もう対応できないということである、そこに人間の限界が生れお手あげになる
それは科学の分野だけではない、経済の分野にしてもそうでありグロ−バル経済などわかる人などいないのである、そこは見えざる神の手によって導かれるなどありえないのである、実際は悪魔の手によって導かれて世界の数パーセントが富を独占しているのが現実なのである、それこそ陰謀論でもなんでもない、事実である
そんな富を独占している人自体が悪魔だとなってしまうのである
要するに文明というのはバベルの塔なのである、文明が専門家して専門用語を使うというときそうである、専門家がいて専門用語を使い互いに意思疎通ができなくなる
違った言葉を話しして通じなくなっているのだ
そしてバベルの塔は崩壊して散り散りにされたとなる
この辺では原発事故後に故郷に住めなくなり家族もばらばらになったのともにている
それはバベルの塔の崩壊ともにていたのである
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