月、残る虫、秋の海(今日の日の出)
残る虫鳴く声聞きぬ山の方
隠されし里の細道月の出る
月影に幽かに鳴きぬ残る虫
秋の海熟す果実や日の出かな
東雲(しののめ)に飛び立つ鳥の一羽かな秋の海原雲染め明けぬ
昨日の夕べは月が出た、山の方に月がでる、これまでは海の方から上って月が出ていた
月は場所も変わる、浜通りは海と山がありそれが中通りとか会津とかとは違っている
山国だったら山から太陽が昇り山に沈む、それがこの辺にはないのである
春の日や暮れても見ゆる東山 一茶
東山というとき太陽の昇る方向である、ようよう明けそめたる・・京都で明けるのは東山からる、西山とか北山となるだけで感覚的相当違っている、東西南北がありその方角地名が一番多いしそれでイメージする
南会津とか西会津とかでかなりイメージが違う、西会津となると新潟の方でありかなり会津でも奥地の感覚になる、ただ会津は方角地名があっても広くてイメージできないのである
方角で印象的なのは琵琶湖の湖西でありそこから東の方が関ケ原から名古屋となり実際はそこが境目として東(あづま)の領域になっているのだ
当然東だから太陽が昇る方向なのである、東西というとき西は太陽の沈む方向なのであるそれは世界的にも東西があり東が太陽の昇る方向でありオリエントになりアジアになる
ヨ−ロッパは西であり西欧文明となる
「日出処(ひいずるところ)の天子、書を日没処(ひぼっするところ)の天子に致す」。7世紀、倭国(わこく、日本)の国書を携え、中国大陸に向かった遣隋使。
これは有名だけどいろいろあっても方角をただ言ったことてのかもしれない、つまり方角がそれだけ地理として重要だからである
旅行していいのはこの方角がわからなくなる、山から陽が昇るのは浜通りでは見られないから新鮮になる、また日本海だ海に陽が沈むからそれも感覚的に正反対になる
旅ではだから方角がわからなくなる、でも陽が昇る方向が東であり陽が沈む方向が西なのである
それで飯館村に行った時、道に迷った、陽が沈む山の方に行っていた
自分の感覚では東の方向だと思っていた、それは感覚的に東の方に行って帰る方向だと見ていたのである、でも陽が沈む方向は西なのだから方向が全く反対方向になっていたのだこのように方向がわからなくなる、それは近くでもそうなのである
山を越えると海が見えなくなるとわからなくなるのである
夕べの月は山の方に出て光った、そして近くに舗装もされていない、小山の間の細道がある、そこは神秘的な道である、まず車は一日通らない、狭い道である
今やなかなか舗装されていない道はまれである、そこは車が通れるような道ではない
そういう場所が田舎にはある、でも意外とそこに住んでいる人も知らないのである
自分自身がこの年になって知ったからである
今日はカメラがあったと思ったらなかったがま探してあったので撮った
果実が熟したように赤い日の出だったとなるが写実ではない、やはり写生が短歌でも基本なのである
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