(寒烏、冬柳、冬の月)冬の相馬の城下町
五本松だったのが三本松になりその一本も枯れていた
松は枯れやすい、ここはもう二本松になる
これは墨絵である
居酒屋は常連が集う場所だろう
何か冬柳にあている
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道端に一羽死にけり寒烏
寒烏看取られるずして一羽死ぬ
五本松三本松になり冬日没る
城跡の黒橋上り冬の月
堀凍り木の影写り月光る
居酒屋や田町通りの冬柳
冬の暮相馬の城下墨絵かな
寒烏というとき寒々としている、それが一羽道端に死んでいた
何か孤独死のような感じにもなる、それを何か自分を暗示しているようにも見えたからだただ俳句は写生である、烏が一羽死んでいる、それも寒烏である
それを説明すると長くなる、俳句は短いから説明できない、写生でありのままを示して
あとは想像させるのである
相馬市に午後から行った、寒いと自転車で行けなかった、だから久しぶりである
相馬市となると原町の倍の距離があるから風吹いたり寒いと行けない
最近特に寒かった、今日はあたたくなったので行った
相馬市内についたときは暗くなって月が出ていた
あの黒橋を上ると月が光っていた、氷は解けず木の影が黒々と映っていた
黒い橋と冬の月があっていた
そして田町通りの柳に月が光っていた、そこに居酒屋があった
東京の方で居酒屋がなくなるとか訴えていた、日本の文化がなくなると店の人が訴えていた、そして居酒屋は日本の文化だという、外人も観光で来て居酒屋に来ていたという
居酒屋は日本独特のものとなる
ただ日本の問題は狭いことなのである、どうしても狭いからデスタンスがとれないのである、日本に茶室の文化が生まれたのはそもそも部屋が狭いからである
江戸時代だって長屋でも狭い部屋に住んでいたからである
狭いと何か圧迫される、窮屈になる
アメリカの生活保護者が車二台持ち広い家に住んでいるといのも不思議である
アメリカは生活保護者でもそんなに裕福なのかとなる
とにかく日本の住環境が貧弱なことは確かである
とにかく相馬市は墨絵のようになっていた、冬だから余計にそう見えた
前からも何かそういう感じだったのである
だから白黒の写真があっているとなる
今度のレンズは遠くを撮ろうとしたがそれができない、かえって近くはきれいに映る
レンズによって写りも違う、その辺がまたカメラのわからないところである
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