梅の香る季節
紅梅に白梅香る朝の道
前畑に梅と菜の花仕事あれ
東風(こち)吹きて海の望むや椿咲く
春風の吹きてしなれる細し木や家を支えし手弱女(たおやめ)の母
春日さし旧街道に松一本ここに変わらず頼もしきかな
芬々と梅の香れる夕べかなゆくりなく過ぎ我が身にしみぬ
梅の香のそちこち満ちて回りける夕べになおも香りのこしも
梅の香に充たして帰る我が庭に沈丁花の香りも充ちぬ
隠されて我のみ見てや白椿庭の奥にそ咲きて静まる
家の前に畑があることは仕事と直結している、畑の手入れは結構大変だからである
それをいつも目の前で見ているから畑と家と人間が一体化する
だから前畑という姓があり後畑(うしろはた)とかの姓もある
前田は家の前にある田であり特別な意味があった、そこは前田があり草分けの農家だった前田はその村の中心となった所であり重要だとなる
植松にある松は太い、それで頼もしいとなる、あそこは旧街道であり街道には松がふさわしいのである、松は何か人間に見えるのである
ただ陸前浜街道はまだ双葉とか原発のある地域は通行できない、車だと行けるが自転車だと行けないのである、途中が途切れてしまったから街道も活きていないとなる
今回は写真を出していない、次に写真を出してみよう
とにかく今は梅の季節である、田舎だとどこでも梅があり匂うとなる
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