桜咲き六号線を走る(原町の街の新旧)
朝桜六号線を走り来ぬ
次々に芽吹く樹々かな六号線
走り来る蕗の薹あまた六号線
公園に婦人と話す花の影
窓によりそ朧月見ゆ思案かな
雲いでて満月光る桜かな
原町に昔をかたる花の影樹々も古りにし公園なるかな
昨日は原町に行った、そこで原町の道の駅の公園で休んだ
あそこは道の駅があり人も来るから休む場所としていい
婦人がいて昔を語った、無線塔があるところが花時計になっている
でもあそこにあったというのがもうイメージできない
それほど変わってしまったのである
ただその女性はここで子供の頃遠足に来たとか無線塔があったことを知っている
そもそも無線塔自体知っている人は相当な年になっているのだ
航行に通っていたとき確かにあった、でも40年以上前に壊された
何かあの無線塔はその時大正時代に最新式の技術で建てられたものである
それは関東大震災をアメリカに伝えたとういことで有名になった
私の母は関東大震災を揺れを感じて知っていた
信じられないのは高校に通った時、原町だったがまだ蒸気機関車だった
それが信じられないのである、そんなものが走っていて乗っていたということが信じられないのである、私は学校が苦手であり思い出したくない、今は自由に電車に乗って楽しみだからいいが学校に通うのが嫌だったのである
とにかく何かこうしてもう遠い昔になることが不思議なのである
本当にそんなことがあったのかということになる
そうして世の中はあまりにも変わってしまうことである
最初は原町は旧街道の宿場町だった、そこで原町村があった、でも今の様な街はなく
雲雀が原があり原っぱであり原町になった
それで一騎だけ野馬追に出ていたのである、宿場町がありあとは田畑だったとなる
それから原ノ町駅ができて駅前通りになり今の街ができた
駅前通りは街になった、でも今度は車社会になると道の駅が中心になり駅前通りから六号線の方が新しい街になった
こうして常に町の新旧が生まれる、だから狭い地域でも常に古町と新町が生まれる
今は道の駅から新しい街が生まれる、それで復興でも飯館村だと道の駅から復興した
浪江町だと新しく先日できた道の駅から復興してゆく
鉄道の駅ではないのである、鉄道は今や交通の要ではないからである
昨日は窓を見たら朧月であり満月だった、何かこの時期雲がでて霞みやすいから朧月になる、今日も本当に春霞だった
ともかく六号線が主要な交通になるとき道の駅が中心に新しい街が形成される
私は一週間に一回は原町に必ず買い物とかで行っている
原町は8キロくらいだかさら近いから行きやすい、相馬市はその倍あるのでなかなか行けない、そしてあそこの公園がいいのである
つまり公園でも街なかにある公園は行きやすいから活きているとなる
夜の森公園になると場所がいいにしても離れていて孤立している感じになる
だから人の往来がないと公園でも利用しないとなるのだ
今日は真野川沿いを桜の写真をとった、何か早い桜の開花だった、すでに満開であり花もわずかだが散ったから今年の桜は早く咲き散る
次はその写真と俳句短歌を出すことになる
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