夏雲雀、夏燕、白鷺、菖蒲、チューリップ
(新しい鹿島の真野川の土手の下の通りに店はないから淋しい)

菜の花になべかんむり山町暮れぬ
そちこちに鳴く声ひびく夏雲雀
朝日さし白鷺十羽まぶしかな
庭に石風の涼しく午后下がり
菖蒲咲き横断歩道待ち渡る
チューリップ黒きや通り人行かじ
逃さじやシャッターチャンス夏燕
いつも行く木陰の道の長しかな街になじみて我が暮らしけり
鍋冠山(なべかんむりやま)というのがこの町の象徴である、この由来がわからない
誰が名付けたのかわからない、でも意外と古いのかもしれない
なぜなら近江の方でなべかんむり山祭りとあるからだ
だからこれがいつ頃名付けられたのか?それが問題なのである
近江との関係だとすると製鉄関係で技術者が古代に行き来していた
実際に近江に行っていたのである、するとそういう人達が名付けたのかとなる
それは古代だからずいぶん古いとなる
意外と地名は古いのである、古代に名付けられたのが結構多いのである
故郷でものたりないのが高い山がないことである
それで角田とか丸森に行くと蔵王が見えるからそれが心に反映して人格にも反映する
ここは海があっても高い山がないからそれが景観としてものたりないのである
夏になった、水張る田に白鷺が十羽朝日がさしてまぶしかった
純白の衣にまぶしかった、鷺は夏の季語である、夏になったのである
夏に白鷺は一番映える、真っ白なのが映える
写真を撮ろうとしたがカメラがなかった
いつシャッターチャンスがあるかもしれない、だからカメラは常に持ち歩く必要がある
写真をとることは結構な労働だと思った
ただ見映えする写真をとることは容易ではない
横断歩道を渡る所に菖蒲が咲いている、それでその菖蒲を見て渡る
その時何か落ち着いて渡るとなるが実際はその前を自転車で横切ったりする
田舎だからあまり車が通らないからだ
でも駐在所があり見ている時がある、こんな見方は俳句らしいとなる
庭では午后下がり涼しい風がそよぎ気持ちいい、外は暑くなった
年になり暑さに弱くなった、汗がでないから体温調節ができないのだ
それで家にいても熱中症になるというのがわかる
また紫外線にも弱くなる、それで春でも外を自転車で行ったとき痙攣をこしたことがあるだからこの熱中症は結構危険なのである
だからどうしても夏になると遠出できなくなったのが残念である
なんか丸森の方に行ってひどく疲れたからである
筋肉の痛みがとれないのである、やはり筋肉が弱ると老化のしるしだともなる
それで年取ると身近なものが大事になる
なじんだ場所とか街とか人とかが大事になる
そこで暮らしやすいと楽になる、それで原発事故で老人が残ったのがわかる
なじんだ場所や人と暮らしたいとなるからである
真野川の土手の下は新しい通りにしたけど店が一軒つぶれ新しい理髪店ができたけど
高齢のために閉店したと張り紙があった
つまりあそこには通りでも店がないから活きていないのである
場所としては真野川が土手がありいい場所なのである
散歩しているからである
でも今通りは店はだめなになっている、みんなスーパーに集まり小さい店は成り立たないからである
ただあそこに喫茶店があればいいなと思う、私は喫茶店が好きだからである
場所としていいとしてもまず客が来ないからやっていけない
前は喫茶店があったがやめたからである、どうしても客が来ないから通りの店はなくなったのである
でもあそこの通りは花が咲いていいのである、それがもったいないのである
【日々の感想(今日の俳句短歌と詩)の最新記事】
- 特別暑い夏の詩(鷺、涼しい、雷、夏の雲、..
- 小さきものの声(虫の声)
- 秋になっても暑い(ノウゼン、白菊、涼しい..
- 空地空家が増えるー秋がなくなる (..
- 酷暑で疲れるー生け花の心ー若竹に白百合 ..
- 外は危険熱中症になる―街中を流れる川 ..
- 井戸の話の続き―春雨庵のこと(百合の花、..
- 老人は記憶に生きる―ドイツの骨董店の対に..
- 夏の日の田舎の小径の詩(黄揚羽、夏の雲、..
- スーパーヒタチ南相馬市を通過−youtu..
- 空家の庭と芙蓉の詩(夏菊、鬼百合、夾竹桃..
- 昨夜は遠稲妻が光り今日は朝から雷鳴り停電..
- 田んぼの畦道でシロチドリを発見! ..
- 芙蓉、、鬼百合、カンナ、老鶯など ..
- 合歓の花と待宵草
- 蜉蝣は初秋の季語なのか?ー無常迅速の世の..
- 記憶する方法は本でも理解すること ..
- 夏の夕暮れから夜へ(夏雲雀、合歓の花、夏..
- 夏の朝に海へ行く(立葵、ノウゼン、夏燕)..
- 梅雨の晴れ間の俳句ー夏燕、夏雲雀、涼しさ..