夏の日の俳句十首(田舎の小径)
夏あざみ十輪ほどや草深し
クリック拡大で鮮明に
復興や声高に鳴く蛙かな
十種類花の買いにき夏の雲
門に松庭の奥にそ白菖蒲
黄菖蒲や新築の朝の御堂かな
トオスミの沼にひそむや隠さる径
ホトトギス街中に鳴き夕べかな
野の道に黄菖蒲映えて夕日影
そちこちに老鶯鳴きて田舎かな
人知らぬ木陰の径や田舎かな
畑にそポピーの赤く夕燕
夕燕交差し飛ぶやポピー赤し
田んぼに声高に蛙が鳴くというとき復興を感じた、でも田んぼでも原野化しているのもまだ多い、それは前から農業が後継ぎがいないとか原発事故だけではない
いづれは耕作放棄地になるともなっていたのである
この際あきらめたとなる、あとは耕地整理で広い田んぼにする工事をしている
田舎の魅力が小径にあるというとき田舎にはそうした小径が多い
そこを散歩するなり自転車で行くと涼しいし気持いいとなる
昨日は花丸に花を買いに行った、荷物をつけられる自転車だと原町までも結構楽ではなくなる、それで困っている、あそこは花の種類が多い
シラネアオイとかも売っていた、あれは北海道に咲く大きな花である
でも高山植物は庭に植えても根付かないだろう
花を見るには北海道がいいとなる
それで梅雨の季節にはいつでも北海道に行っていたのである
そのようにいかに自分が恵まれていたかをふりかえる
それも家族に恵まれたからだとなる
だから家族の影響は人間にとって本当に大きい
家族によってその人間形成が左右されるともなるからだ
ホトトギスが街中にも鳴いていた、ということは街があってもやはり自然の影響がある
まわりは田畑であり街中にもホトトギスが来るとなる、それは原町でもあったからそこはそれなりの大きな街でも周りは田畑だからそうなる
大内村のあの家は古風な作りでいい、蔵があり松があり門がありその奥に白菖蒲が咲いていた、その隣に古い御堂が新しくなっていた
この御堂は800年代のものであり坂上田村麻呂に由来しているからこの辺では相当に古い薬師堂だった、ということは大内村はそれだけ古い由来がある
それを証明しているのがこの御堂なのである
【日々の感想(今日の俳句短歌と詩)の最新記事】
- 栃窪の塩の道から八木沢峠の麓の家 ..
- 桐の花、老鶯、黄菖蒲(梅雨になるのか-桐..
- 赤モズを発見!! (絶滅危惧鳥類ア..
- 菖蒲の俳句(HIKE about ir..
- 空き家の庭に咲く菖蒲と残された岩 ..
- 夏の日に八木沢峠を上り飯館へ
- 夏の夕暮れに相馬市に行く (張田、..
- 藤の花、菖蒲、桐の花(夏になり近辺を回る..
- 鹿島駅前の八重桜ー人間的な鉄道の駅 ..
- 春から夏へ(雲雀、鶯、タンポポ、菖蒲)
- 桜も散り季節が変わり装いを新たにする ..
- 津波から12年桜咲く常磐線沿線を行く
- 残る花(今年は桜が早く咲き早く散った)
- 故郷の丘の桜の詩ー桜散る (桜平山..
- 鹿島区桜田山から桜と海を見る (万..
- 相馬六万石の桜 (みちのくの桜の短..
- 桜咲く六号線を新地まで(俳句連作)
- リホーム終わる(花曇り、枝垂れ桜、大工の..
- 蠟梅と桜のこと(百歳の間)
- 春の日に飯館村から霊山から梁川へ阿武隈川..