ネパールの原生林に住む原住民の不思議
(照葉樹林帯文化の共通性‐NHKの二つの放送)

遊戯や祭りやショーで使用される。そのほか、沼地や渡河を渡ったり、洪水時、羊飼いが羊の群れを観るため、果物の採取や屋根の修理などの高所作業に使用される。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E9%A6%AC
羊飼いも使っていたということでギリシャやスペインまでもあるのか
ただ川をわたるときなどは便利である、湿地帯となると竹馬だとぬめりこむからどうなのか、ただこれが世界共通だということで意外なのである
この取材はかなり貴重なものだろう、ネパールの森の中に原住民が住んでいるのを取材している
その文化が何か照葉樹林帯の文化として日本と共通している、雲南地方と共通しているとして注目されている
雲南・チベットから華南(揚子江流域)、台湾を経て日本の南西部に広がる照葉樹林帯の人々は、その文化を同じくすると謂われているが、とりわけ、水稲耕作を主とする倭人と中国揚子江の中・下流地方の人々が、水稲耕作に伴う文化複合体としての、たとえば高床式住居・そこに取り付けられたいわゆるネズミ返し、千木、カツオ木、羽子板での羽根つき、竹馬、げた、チマキ、もち、おこわ、納豆、新嘗祭・田植えの際の儀式などの共通の民俗がもたらされるのはごく自然のことである。
下駄を見たけどそれは下駄の原始的なものだった、下駄は田下駄とあるように湿地帯で田植えするとか稲作のために作られていた、下駄は長い間、戦前まで作られていた
下駄屋が子供の時に近くにあったからだ
子供の遊びにしても世界で共通のものがあるのも不思議である
とういうことは世界は広いようでも狭く共通なものがあることはどこからから人間は世界に移り住んだからそれを伝えている
それでギリシャの壺に竹馬の絵があることに驚いた
ギリシャとなると何か関係ない遠い世界と思えるがやはり共通なものがある
例えばエジプト文明など関係ないようでもそれが最古の文明だから意外と世界に広がっている、最近のNHKの放送でも航海を船で渡って貿易していた、その船を再現して実際に航海したのは興味深いものだった
それが意外と単純であり思った以上に操作もむずかしいものではなくできていた
ただそれは紅海であり外洋とも違うが結構波が荒いところでもある
なぜ航海を船で渡ったのかというとスーダンの方と貿易するためだったのである
エジプトというとナイル河は中心で外洋には出ないと見ていたが聖書でもタルシンの船のことが記されていて商船があり有名でありキプロスにもエジプトが進出していたから
古いのである、キプロスは紅海の中継地点として要衝だからそうなっていた
なぜか自衛隊の人がキプロスで訓練していたというのもそうなのだろう
だからキプロスには地中海の歴史が地層のように積み重なっているのである
ネパールの不思議は8000メートル級の山々があるのに熱帯のジャングルがあることが理解できないことだった、インドがありそのつづきとして自然がつながっているから熱帯だともなる、そこには象がいて虎がいて犀もいるしワニもいる、そこを観光したときは驚いた
鮮やかな大きな熱帯の鳥がいたことにも驚いた、なぜこんなところにジャングルがあるのだということが理解できなかった,高地だから寒いと思っていたからである
つくづく世界はまだ広いと思った、とても世界を知ることはむずかしい
ただ十年くらい世界を旅行したことがいい経験だった、ただ50過ぎてからだから苦しかった、でもヒマラヤでも3000メートル級でもトレッキングができるし意外と観光ルート化しているから体力がなくてもできるのだと思った
そこで一人でトレッキングしている人がいたが十回も来ているというのも驚きである
私は早く来ていれば良かったとなる、なぜなら春でありヒマラヤの山が見えなかったからだ、10月だと見えるから季節的には見えにくい時だったのである
ただ3000メートルからさらに8000メートルの山を望むとなるとそれは日本ではとても経験しえないものだから貴重だったのである
youtubeで見たNHKのそのジャングルの原住民の映像は貴重である
女性でも入れ墨していたり照葉樹林文化の風習とか日本と共通している、団子も作っている、ただ馬をトーテムとしているのはやはり遊牧民系の文化が入ってきているからかもしれない、照葉樹林帯文化では馬を祭るということはあまりないと見るからだ
ただ稲作文化とかではインドでも共通した文化が見られる、顔立ちはインド系に見える
ドラビダ族とかとも共通しているのかもしれない、それでインドから追われた王族の末裔だというのも平家落人伝説と似ている、ただ山岳民族は戦乱がありそれで負けて難民化して逃れたというのは中国では多い、だからなにかしらの事実がありそういう伝説が生まれた
政治的には王政だがインドのヒンズー教が主体であり文化的にはインドである、でも最近毛沢東の影響があり王政に反対派も活動する、それでインドと中国がカシミールの国境で争いインド人が二十人死んだとかある
インドと中国のせめぎ合いの場ともなっている
ネパールは魅力的な国だった、原始的なものがまだ残っているし未開の地が残っているからだとなる、文明化するとそういう場所がかえって魅力的に見える
そこの村は数十人であり家族同様にロングハウスに一軒の長い家に同居している
そして食事でも一軒の家で作り配布する共同生活である
つまりそこはみんな家族なのである、だからそこには貧富の差がない
すると争うこともないとなる、ただ外の世界を知った若い世代は出で行っているという
また森も開発されて虎とかでも人家に来て家畜を襲ったりするから自然保護区にするとか時代が変わってきている
そこはマラリヤとかで苦しんできた、だからそのために森の精霊に祈りをささげている
熱帯となると伝染病が恐怖である、ただそういう場所がまだあるということが世界の広さである
ネパールの高きに積もる雪踏みてラリーグラスの鮮やかに散る
ヒマラヤの雪解け水の清しかもラリーグラスの咲きて上りぬ
ネパールは魅力的な国だった、原始的なものがまだ残っているし未開の地が残っているからだとなる、文明化するとそういう場所がかえって魅力的に見える
そこの村は数十人であり家族同様にロングハウスに一軒の長い家に同居している
そして食事でも一軒の家で作り配布する共同生活である
つまりそこはみんな家族なのである、だからそこには貧富の差がない
すると争うこともないとなる、ただ外の世界を知った若い世代は出で行っているという
また森も開発されて虎とかでも人家に来て家畜を襲ったりするから自然保護区にするとか時代が変わってきている
そこはマラリヤとかで苦しんできた、だからそのために森の精霊に祈りをささげている
熱帯となると伝染病が恐怖である、ただそういう場所がまだあるということが世界の広さである
ネパールの高きに積もる雪踏みてラリーグラスの鮮やかに散る
ヒマラヤの雪解け水の清しかもラリーグラスの咲きて上りぬ

ラリーグラスとはネパールの国花のシャクナゲの花であり真紅のシャクナゲである
いかにもこれがふさわしい花だとなる
それを積もった雪に散るのがいかにもネパールらしい、そこから8000メートルの山が見えるだから異次元の世界だった
もう一度行きたいが体力もなく行けないとなる、つまり金があっても遂に体力もなくなり行けなくなる、金があっても行けなくなる、だから体力ある内に厳しいことをしておけとなる、自分の場合は何でも遅かったのである、早めにしていればもっと見聞を広められたのである、それが失敗だったとなる、今やコロナウィルスもあるが家からすぐ近くしか出ない、巣籠り生活である、これも今になれば自分にとって苦痛でもないのである
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