2021年08月21日

アフガニスタンで副大統領が北部で反撃 (地理がわからないと世界はわからない―要衝の地としての歴史)


アフガニスタンで副大統領が北部で反撃

(地理がわからないと世界はわからない―要衝の地としての歴史)

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古代ならペルシャ、今はイラン、インドがあり中国が迫る
その影響を受けてここは支配が変わったのである
インドの王朝の一部にもなったことがあるからだ

アフガニスタンの山の高さ

 3000−4000mがほとんどである

ここの地図がわかりやすい



アフガン副大統領が唯一タリバン支配の及んでいないパンジシール州で挙兵

ヒンドゥークシュ山脈(ヒンドゥークシュさんみゃく、パシュトー語/ペルシア語: セF/HゥO4)とは、主にアフガニスタン国内を北東から南西に1200kmにわたって延びる山脈。一部はパキスタン西部にも広がる。

急峻な地形ゆえ、山脈周辺では土砂災害も発生する。1971年7月下旬にはケンジャン峠付近で発生した地すべりが集落を押しつぶし、1000人以上が死亡している[2]。

ヒンドゥークシュ山脈は古来から東西南北の交通の障害となってきた。このため重要な峠が点在する。中央アジアとインドを結ぶ峠道が多数あり、ハワク峠(英語版) (3548m)はアレクサンドロス3世(大王)やティムールが通過している。シバル峠(英語版)(2978m)、サラン峠(3363m) はカーブルと中央アジアのマザーリシャリーフを結ぶ重要な道路が通る。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%
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アフガニスタンの主要作物であり、主食の小麦の生産量が今年は440万トンから370万トンに減少。7月25日には緊急援助委員会の委員長を務めるモハマド・カリム・カリリ副大統領が、250万人が深刻な食料不足に苦しんでいると明らかにした。

水不足、干ばつ、自然災害が問題の根源にはあるが、農地の3分の2が灌漑用水に頼っているアフガニスタンにとって、ダムの建設や配水システムの整備が緊急課題である。


このおっさんは単にタジキスタン系なんでは
タリバンはイスラム主義ではあるがパシュトゥーン人主義でもある
だからこんな難しい国の統一を武力でないと維持できない
イスラム帝国でアラビア史上初めて部族の枠を超えた一致を見たのに
それはクライシュ族至上主義の上には立っていたけど
今のイスラムは原理主義でもそうでなくても結局部族単位で行動してるから
いつまで経っても一つになれない

北側も東側も標高7000m級のパミールの高山が続くから包囲なんて出来ないのよ
南側も6000m級の山岳地帯なので実質西側から攻めて来る敵だけ対処してれば良い
それでも山脈の間抜けて騾馬や航空機でタジキスタンと繋ぐ補給路はあったりする



国際政治を理解するには地理が基本にある、地政学が大事になる
アフガニスタンの地理でも理解するのが容易ではない、6000メートル級の山岳地帯ということが理解できない、地理は地図を見てもわからない、地理はまた意外と交通機関が発達するとわかりにくくなる、峠があっても電車でトンネルで行くと地理を実感しないのである
だから私は常に飯館村まで自転車で坂を上って行っていたからそこが高原地帯になって別世界のように感じたのである、標高400メートルとかなれば結構高いからである
八木沢峠でも車で行っても相当な七曲の坂だからである
ただなぜそこが古くから相馬地域の鎌倉から来た岩松氏の支配下にもなっていた
それを受け継いで相馬氏の支配地域となった、確かに山にさえぎられているのだがやはり一体化する地理にあったともなる
また木材資源がありそれを得たいとなり塩の道ができたことも関係しているかもしれない
とにかくアフガニスタンは山岳民族が跋扈する中世の時代だとも言われる
部族が蟠踞して高い山にこもる、となると自然が障壁となり攻めにくい、ゲリラ戦には向いている、だからなかなかロシアでも手を焼いて撤退したりして支配できない
またアフガニスタンでも統一がむずかしい

例えばペルシャとかモンゴルとか平原と草原とかつづいていると大帝国ができやすい
なぜなら遮るものがなくその領土は拡大できるからである
それでモンゴル帝国がヨ−ロッパまでも進出できた所以である
確かに日本でも山が多いからヤマトともなった、でも6000メートルとか7000メートルの山ではない、それなりに越えられる高さなのである
そういう高い山は日本にはないからイメージできなくなる

ナンは現在のイランを起源とし、その後メソポタミア、古代エジプト、インド亜大陸に伝わったと考えられる。語源はペルシア語。

主食としてのナンがペルシャ起源で古い、古代エジプトに広まったというのも驚きであるナン文化圏は広いのである、食べ物から世界を観るとわかりやすい、でもこんな古い時代からあったとなると意外である
アフガニスタンは農業の占める割わい一割にも満たないとかあり盛んではない
平坦な地がなく山岳地帯だからである、そしてその山岳地帯には木がない
一般的に日本のように木に覆われた山はまれである、日本の山は世界から見れば例外なのである、エジプトのシナイ山でも一本の木もなかった、荒涼とした風景だった
岩山であえ砂山である
そして木がないから土砂災害で千人も死んだというときその規模が大きくなる
木は水を貯えるからである、保水能力があるから日本では常に山から水が供給されて田んぼがありうる、アフガニスタンとか砂漠地方だと木がない森がないから雨が急激にふると鉄砲水になり川がたちまち洪水のようになる、砂漠の川はそういうものである
灌漑が水を供給することが大事になる、例えばイスラエルとかも半分砂漠だけど水を供給するシステムを作り果実などがとれるようになった
水をどうして供給するかが問題になりそれが文明を産んだとなる
アフガニスタンの耕地向きが12パーセントでその一パーセントしか利用されていない
だからアヘンの栽培が主たる産業にもなってしまうのである
中村哲氏が灌漑事業の手伝いをしたのはそのためである

そして回りの国々との関係もわかりにくい、実際はアフガニスタンというまとまった国はなく部族がそれぞれの地域で支配している、統一国家となっていないのである
だから北部同盟がありそこに副大統領は逃げてこもりタリバンに抵抗するとなった
これだけ山が高く多いとそれぞれが独立していて統一することはむずかしくなっていた
だから外国勢力でも支配できなかった、ゲリラ戦になると強いということである
ベトナムでもべトコンは地下にもぐりゲリラ戦になりアメリカに負けなかった
ジャングルがありそれで阻まれたこともある、また食料はイモでありこれは意外と早く成長するから食料は供給できたことも勝利の原因だった
結局地の利があり土着愛郷精神がありそこにずかぶかと踏み入ったアメリカは敗れたとなる
アフガニスタンもそれと似たものがあった、地の利があり抵抗がありゲリラ戦に向いていたので支配できなかった

またここは地理的要衝であり中国でも一帯一路でここを通過してパキスタンから海に出れるということでタリバン政府をいち早く承認した
ペルシャとインドを分けるヒンド―山脈やカルバル峠は有名である
ここは玄奘三蔵も越えてインドに向かった、アレキサンダーもここを越えてインドに向かったでもインドではさはに広い国があり引き返したとなる

そしてアメリカの問題はアメリカ本土は日本でもそうだしヨ−ロッパでも離れている
アメリカの本土自体が戦場にならないことが有利になるしそれで本気にならないということもある、もし地続きだったら本土が攻められて侵略されるから恐怖となり戦い方が違ってくる、常にはるか後方にあって安全地帯にあるから戦い方も違ってくる
別に不利になったら戦闘をやめて本土に引き上げればいいとなるからだ
それがまた問題になる、中国とかロシアは陸の大国であり陸続きで隣国と接するから
常に責めて来る恐怖となり万里の長城が築かれたのである
アメリカは遠い島国でありそういう本土が攻められるという恐怖はない
ただミサイルとなる核ミサイルで攻撃されることを一番恐怖している

つまり今回のアフガニスタンは常に自分の国が直接陸伝いで攻められる恐怖がないということで戦い方が違ってくる、真剣にもならないともなる
それで中国が脅威となるときアメリカは果たして対抗できるのかするのか疑問になった
つまり日本の基地でも引き上げるということが見えたからである
アメリカは別に本土にいつでも避難できなるからである
ところが陸続きだったらもうそこから避難できない、そこで戦い死ぬほかないとなる
だからアメリカは簡単に撤退するということが見えたので日本でも自主防衛しなければ中国でもロシアでも簡単に支配されるとなる
つまりいつでも逃げられるから無責任にもなる、でも日本でも他でも逃げる場所がないのである、すると本土決戦とか一億総玉砕とか悲愴な決断になるのもわかる
そういう集団はいくら軍事力が経済力などがあっても戦うとなると相手は死にもの狂いなのだから怖いとなる
そのため本土決戦になるとアメリカ軍の被害が死者も増えるから原爆を落としたのだともされる

ともかくアメリカ軍は同盟軍のヨ−ロッパの人達も助けないとなった
アメリカの信用が失ったともなる、アメリカはあんな簡単に撤退するのだという事実を見てしまったからだ、ともかく陸と海との戦いがありアフガニスタンは陸の孤島のようになっていたのである、だからそこを侵略することは古来から手こずっていたのである
だから世界でも世界史でも地理がわからないと基本的に理解できないのである
この地理を理解することがともかくむずかしいのである
アメリカに一回くらい行ってもその広さをまず理解することは不可能である
そこからすでに理解できないとなるのである
中国でも同じである、あまりにも広すぎてわからないとなるからだ
世界を知るには本とか地図見たりしてもわからない、実地に路査して見聞した方がイメージできるようになる
それで50歳になってやっと世界旅行したバックパッカーになってしたことが今になると活きてくる、ただ遅かったとはなる

アフガニスタンの詩

その谷間は深く雪解け水が流れ
峠のかなた万年雪の高峰が連なり迫る
その山々に閉ざれて侵入者を拒む
独立の気風が養われて古来よりよせつけぬ
ロシアは去りアメリカも去る
唯一の神、アラーの声がひびきわたる
純白の雪に閉ざされた高峰のように
・・・・・・・・

山は独立の気風を養う、平地には人が交流して都市が生まれるけど山は閉ざされて独立する、高い山を見ていると自ずと精神的にそうなるのである
ただこの辺には海があるけど高い山がないからものたりないのである
何か精神を涵養するものがないのである

 山国の欠点にして、国を山間に立つるもの民は狭隘にして遠大ならざる理由なり
 山国の民の特徴として激烈な愛国心を有するにと同時に、嫉妬憎悪の念深く、
 針小子細の過失は百世にわたる怨恨の基となり,郡は郡と争い、村は村に抗して
 外に強敵の犯すなき時は..紛擾の中に日を送るをもって常とす
 
 (内村鑑三ー地人論)
 
 これがまさにアフガニスタンである、このように山岳地帯は個々に山に遮られて独立しているから融和しないのである
紛擾とは乱れるさまでありまさにアフガニスタンはまとまらず分裂するのを常としている
モンゴルは平原だからまとまりやすくモンゴルの大帝国が生まれた原因である
posted by 老鶯 at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題の深層
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