人生百年は嘘、活動する時間はその前になくなる
(人間の最大の後悔は時間の浪費だった)
「いくつまで生きているのか」ではなく、「いくつまで健康なのか」であり、それはきっと「70歳くらいまで」であろうということです。
そして、本連載の最大のテーマは「60歳で仕事を辞める」ということであり、その根拠になるのが、「60歳というのは、QOL(生活の質)が高い人生が、あと10年しかないこと」です。
これをきちんと咀嚼したら、答えはひとつです。「大好きではない仕事は、60歳で辞める」これに尽きます。
人生百年時代といっても活動できる正味となると短いのである
ただ活動時期でも10年は確実に伸びている、60から70はかなり体力的にきついことでもできる人はできる
それで退職した人がよほど自由な旅行したかったのだろう
鹿児島から青森まで歩いて旅していたのである
この人はそれだけ旅したかったが公務員とか会社員だと時間がとれないのでできなかったそのためにそうしたエネルギーが退職して爆発したとなる
60から70はまだ体力的に充実している、だからそんなことまでできる、私はこれだけ旅行しても歩いた旅行は近くでもしていなからである
本当の旅したいなら歩いてみることである、全然違った感想を持つようになるし江戸時代のことを体で理解することになる
私の場合は60から十年は過酷な親二人の介護だった、それで自由な時間は完全に奪われたでも50代からバックパッカーで海外旅行したから良かった
なぜなら今になるとできない、体力的にも気力的に海外旅行は苦しいからだ
つまり意外と人間に与えられた時間は短いなのである
これが人生の最大の盲点だったのである、急速に時間が飛んでゆく消失してゆくのである女性でも30まで結婚しないと婚期を逃して結婚するのがむずかしくなる
婚期が長くなってもそうである、容姿も衰えてくるからである
そして30以上になると子供を産むことの限度になる、子供を産むのは30前の方がいいとなる
女性でもいくらでも時間があっていい人を選べばいい、気に入った人と出会うまで待てばいいとかならない
そのうち時間が過ぎて婚期を失う、つまり人の出会うチャンスも何回もないのである
気にいったいい人を待っていたらいつの間に歳とって今度は誰も相手にしないとかなる
男女でも出会う機会も一回とかなる、それは若い時が短いからそうなる
その若い時の十年くらいに出会いないとあとはないとまでなってしまうのである
結局男女にかかわらず人間は30までにその一生が決まる、方向が決まる
男性だと30までに会社員であれ何か仕事でスキルを身につけないと後はなかなかむずかしくなる、人間は何度も挑戦して何か身につけることはできない
経営者でも一回失敗するとまた再挑戦すればいいというがそうもならない
一回で成功しないともうそれで終わりだともなる、何回もやり直すことが簡単にできないのである
それはなぜか、人間の時間が限られているためなのである
人間は何回も失敗して挑戦できるとかやりなおしができるとかないのである
30過ぎて40になるとおっさんとか言われることでもわかる
時間だけは無常に過ぎてゆく、無常迅速なのである
ともかく人間には不測のことが起きて人生が一転する、私の姉は突然召集令状の赤紙が来て従軍看護婦として戦地に行かされた、そこは地獄だったのである
突然地獄に落とされたともなるのだ
母は東京の人と結婚したけど夫が事故で死んで後妻になったとかそういう不測のことが常に人生にあり予定が狂わされる、時代の影響も受ける
常にまた時代も変転しているから思わぬ予測されないことが起きる
要するに自分で決めようとしても大きな力に運命に翻弄されだけだともなる
だから求道というとき若い時しないならできない、信仰とかは老人になってするものとか思っているが老人の宗教は慰めである、最も若い時エネルギーがあると求めるものなのである、その時期を逃すと神を知ることができないというのも恐怖だった
私自身はカルト教団に入っても神を求めていたのである
とにかく人間は30まで人生が決まるとまでなる
その後の人生も長いとしてもたいがい30までその人の未来を決めている
それで就職とかでも新卒を一括採用しして重んじるのは会社で働かせて活用するには就職して30くらいまでが仕事を覚えるからである
それは職人でも20代で教えられると身につく、後から確かに身につくことがあるとしてもむずかしくなる
人生の勝負は一回
チャンスは一回
良く侍が仕官するために御前試合などがある、でもそういうチャンスは何回もない
でもそのチャンスをものにすれば仕官の道が開かれる、だから一回でもチャンスをものにしないとその後はチャンスがなく浪人暮らしが一生つづくともなるから怖い
若いとき、就職に失敗したとか会社をやめたとかなり引きこもりになると一生引きこもり人生になる
宮本武蔵でも大きな勝負したのは二回くらいしかない、その二回でも勝ったから名を残したとなる、人生の大一番一回であり何回もないのである
こういうことで人間が経験したり知識を得ることでも時間短いからみんな限られたものになる、あらゆることに通じる人などいないのである
あることには詳しくてもあらゆることに詳しい人などいないのである
だから優れているというときあることについて優れているのでありあらゆることに優れた人などこの世にいないのである
それは全能の神しかありえないのである、俺は優秀だというといあることについて優秀なのでり他の分野については全く素人と同じなのである
福島原発の吉田所長すら復水器のことを知らなかった、専門分野ではないとして知らなかった、他の社長でもあらゆることを知っているのかとなると知らないのである
そうして知らなくても社長になっているのかとなるが一応社長としているとなる
ともかく退職して60以降はその人のやりたいことをやるべきだというのは確かである
もう人生も終わり死ぬことになるからだ、だからやりたくないことをしているのは無駄だとなる、60以降になると時間の過ぎるのがさらに加速される
70過ぎると明日は死んでいるのかと毎日自覚するようにもなる
それだけ時間の過ぎるのが早いのである
そして時間を無駄にしたこと浪費したことを一番後悔する
時間をもどすことはできないし増やすこともできないからだ
ただ時間でもいつまでも健康であれば違っている、健康であれば体力もあればやはり何かをできるからである、でも健康を失えばもう何もできないのである
また家族の介護とか不測のことが起きやすい、すると自由時間は奪われて何もできないとなる
天国ではみんな歳とらない若いというとき時間がなくなることは心配ないとなる
でもこの世での時間は急速に失うのである
結局人生は予定通りにすすまない、それで意外な結果で終わる
人生は予定した通りにならない、いくら計画しても必ず不測のことが起きる
認知症になった、地震だ、津波だ、コロナウィルスだ、病気だ、日本の経済の衰退だ、貧困化だ・・・・・何か必ず不測のことが個々人でも全体でも起きる
知っている人は80歳越えて病気との戦いしかない、病院通いが仕事になっている人も多いのである
そしてみんな予定は狂うのである、また逆に思わぬ幸運がありそれで得したとかもある
介護で苦しんだが親の遺産があって自由に使えるとかもある
また逆に思わぬ不幸が常に人間にはある、だから未来をどうのこうのと予測しても思わぬことが必ず起きるから無駄だともなる
その日を精一杯に生きるほかないとなる、未来は神にまかせる、ただ今日一日を悔いなく生きることを心がけるほかないとなる
ただどんなささいな経験でも最後に老人になって活きてくる、結局人間が経験することはわずかしかないからである、いくら海外旅行するにしても限られている
中国であれアメリカであれ大きすぎて絶対にその地理を理解することは不可能である
そのほんの一部のみを知るだけなのである、それだけ地球は広いということである
結局人生の後悔は時間を活かさなかったことに尽きる
勉強でもそうである、英語でも外国語をものにするにも時間を活かせないから効率的に学習しないからものにならなかったとかなる
勉強の仕方が悪かったとなる、ただ時間が無限のようにあればまた語学でも学ぶことができるかもはやその時間がない、結局人生は時間切れで終わるのである
タグ:人生は短い 若きうちに神を知れ 健康寿命は短い チャンスは一回 勝負は一回 人生の予定は狂う 不測のことが起きる 人生は計画できない 精一杯今日も生きる 人生は後悔で終わる 時間はもどらない 時間は増やせない
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