引きこもりだった自分の人生
(文明が異常でありそのレジスタンスに生きた アウトサイダー)
無職の男性に向けられる社会の目の厳しさがあげられます。彼らには、不審者や無能力者を見るような、偏見的差別を含んだ視線が送られがちなのです。そして、この傾向は、地方圏ほど顕著だと考えられます。
藤里町は白神山地のふもとの人口3800人の小さな町。町の社会福祉協議会の人たちが先頭に立ち、自治会や民生委員、PTAなどのネットワークを活用して、一軒ずつしらみつぶしにまわって調査をしたというから驚きですし、頭が下がる思いです。
その結果、ひきこもりの方の率が人口全体の8.74%にものぼることがわかりました。65歳以上の高齢者が人口の4割を超えている町で、11人に1人がひきこもっていたのです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e5ecfd06702fa48f248f5127088ad5f6823011e?page=1
これは意外である、こんなにいるのかというとき私も無職であり引きこもり人生だった
だから異様だったともなるが自分自身そのことについて気づいていなかった
というのは自分は女の親が二人いて責められることもなかったからだ
この特殊な環境が別に引きこもりでもいいものとして遂に人生が引きこもり人生になってしまった、ただ私は旅することが仕事となり家に外に出ず引きこもっていたのは違っていた
ただ家庭環境で特殊なものになっていたが気づかなかったのである
普通だったら親から責められて殺された人もいるからだ
とにかく私はそういう引きこもりの人と良く逢うのである、それで田舎でも必ずそういう人が今ではいるのである、そういう人はまた田舎だと目立つのである
今は昼間に人がぶらぶらしているのは見かけない、みんな会社員だから勤めているからだろう、だから昼間ぶらぶらしている人は田舎だと目立つのである
でも驚きなのは藤里町とかで人口3800人の町にそんなに引きこもりがいるのかとなるこれだけ今や引きこもりが常態化している
団塊の世代などそんな人極々まれでありそんな人いたのかとなるが今ならこうして引きこもりが普通にいる時代になったのである
田舎で引きこもりになりやすいのは確かに仕事がないのである
都会だと多様な仕事があるが田舎にはもう知的な仕事は限られている
公務員とか農協とか銀行とかが知的な仕事であり事務である、あとはなかなかないからである、あとは建築工事関係とか肉体労働になる
都会と違ってそれが引きこもりになりやすい、都会だと何かしら仕事があり少ないというのはそのことなのだろう
大学を出てても何か知的な仕事にありつくことがないのである
ただ引きこもりは実は危険なものかもしれない、社会からはずれたものでありそれはアウトサイダーになる、でもその人たちは天才芸術家だったり何か特別な人であり今の日常化した引きこもりとは違っていた、その人たちは歴史に名を残す人だったのである
でもゴッホでもニーチェでもヘルダーリンでも狂気となり閉じこもってしまったのであるつまりこういう危険性がアウトサイダーになるとある
社会で仕事をもって働くことはやはりそこで社会性が身につくがそういう機会がなくなる
ただ自分の場合は特殊な家庭環境で自ずと仕事が嫌いで会社員とか団体生活もできないのでそうなったのである、そこでただ自分の好きなことを追求したのである
だからこういうことはみんながなりえないことだった
でも今になるとそうした特殊な人が普通にもなったということである
数が多ければそれが正常であり普通になる、ナチスでも全員がナチスになればそうでない人は異常となり殺されることにもなったと同じである
カルト教団も異常なのだけど数が多いから正常となり批判する者が異常とされるからである、この世の中何が異常か正常化わからないのである
キリストが十字架になったのはそのためである、神の子が現実に現れたとき誰もそれを認めなかったからだ、つまり神の子からみたこの世が異常でありそれを叱責したら十字架にかけられて殺されたとういことである
また社会でも会社でも適合している人達は自ら社畜というように自ら奴隷化しているからそれも異常でありその異常性を社会ではかえって正常としているのである
そしたら引きこもりとは必ずしもマイナス面ばかりではない、実はもしかしたら現代文明社会のレジスタンスとしての生き方かもしれない、でもまたそれは社会の敗残者であり
何の役にもたたない穀つぶしともなる
アウトサイダーになった人たちは特別に優れた天才である
ニーチェとかミラーとか上野霄里氏とかがそうである、その人たちは余りにも個性がありぬきんでた人だから文明の組織化団体化した一員となることに耐えられなかったとなる
ただ今の引きこもりそういう高いレベルのものではない
むしろ人間的に欠陥があり職にもつけないもともとそうした特別な天才とかとは比べようがないものである、なぜならアウトサイダーが人類でも極まれな人達であり歴史に残る人物となっているからである、そもそも歴史で宗教とか思想とか芸術家となるとアウトサイダーだからである、それは今の引きこもりとは比べようがないとなる
私の場合は無職の人生であり旅の人生であった、何をしていたかというと自然を見て自然と一体化することをしてきた、自然と一体化することは沈黙することが常習にすることである、なぜなら山でも木でも石でも沈黙しているからである
でもそれは社会生活からすれば異常となる、それが実際できる場所は禅宗とかで座禅を組み瞑想しているとかなる、でもそれは社会では許されない、寺に籠もることでできる
自分の場合は家にいてもそうしていたのである、それでとがめられることもなかったのである
そこで詩作したり学問したり一人でしていたのである
それが70過ぎて実るようになった、発表ししていないが百遍以上の詩を書いているからだつまり自然と合一するには社会生活しているとうまくいかないとなる
農民とかなる自ずと生活が自然に依拠するからできるが肉体労働になるからそれも知的な仕事となるとなかなかできないとなる
ただ自分は農業しなくてもただ観察することはしていたのである
自分は自然の観察者だったのである、そして自然と比べると文明社会はかえって歪(いびつ)であり異常だと気づく、文明には根本的に美がないロゴスも自然の秩序もない
東京を見ればわかるただ醜悪な怪物都市なのである
そんなものを讃歌できるだろうか?そんなところが人間の住む場所なのだろうか?
そうした中で生活している人間そのものが異常なのである
そのためにそこから異常な人達が生まれてくる、カルト教団とかがそうだった
ナチスもそういうものだった、文明からそうした異常なものが生まれて大惨事になったのである
とはいえ田舎の人達が素朴だとかない、醜悪なことは変わりない、でもその暮らしを神が隠したという時、自然の中につつまれ隠されることで良かったのである
人が顔を出す時蛇のように見えるからである
ただ自然の中に黙して隠されつつまれているとき讃美するものとなっていたのである
ただ原発事故以後は人間の醜悪さが露骨に現れて嫌悪するようになった
自然の美すら田舎の人達に関係ないのである、ただ補償金をもらうために争い利権の場のようになったことでもわかる
田舎に住んで住んでいてもその美とかに関係ない、求めているのはやはり金であり
別に田舎の自然とは関係ない、だから多額の補償金をもらったとき仙台市とかに出て行ったのである、故郷とかに好きで住んでいたわけでもないからである
とにかく文明とはもはや怪物であり誰も制御できないものであり異常なのである、そこに生活している人も異常だとなる、、その行きつく先はバベルであり混乱なのである
そしてバベルの塔のように崩壊する、原発事故でもそういう文明の所産であり文明崩壊のようなことがここで現実に起きたのである
原発とか核は文明の最高の産物でありそれが無惨にも崩壊してしまったからである
それも自然のある田舎で起きたのである、そして空気も水も土も汚染されて住めなくなったのである
その原因は大きくみれば文明そのものにあったとなる、文明から起こるべくして起こったとなるのである
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