紅葉、冬薔薇、冬の雨(石に散る木の葉―黒い猫―写生俳句)
石に散る木の葉や今朝の小雨ぬる
紅葉散る石や朝の小雨ぬる
我が隣空家の庭の淋しかも誰かありなむ冬の薔薇咲く
冬の薔薇しとと雨ぬれ我が庭や一匹の猫住みつきぬ
冬の雨しととふりにき石ぬれて家にすみつく黒き猫かな
今日は冬の雨である、しとしとふっている、木の葉が一枚庭の石に散っていて雨が濡らす何か不思議なのは隣の庭を自分の庭のように見ていることである
それは空家になったから余計にそうなのである
毎日その庭の中に入って見ている、空家なのだから持ち主を知っているけどとがめられることはない、何か庭でも誰かがいて欲しいとみる
これも不思議な感じになる
家でも庭でも主がいなくなったときそこは空洞化する
だから誰かがいて欲しいとなる、隣だから自分の庭の延長のようにも見てしまうのである
今回も会津の城前団地が廃墟化したのをyoutubeで見た、これは城前とあるごとく街の
中心部なのである、前は東山温泉が廃墟化したのを見た、また飯坂温泉でも見た
温泉が廃墟化している、温泉は数回しか泊まっていない、高いから泊まっていない
そもそも温泉は旅の宿としてふさわしくないのだ
自転車とかで疲れたからといって泊まりにくいのである
何か今の宿は保養であり温泉にひたりうまいものを食べるとなる
それで温泉で退屈してしまうのである、温泉街というのは高度成長時代の遺物になってしまったのである、その時社員旅行や団体旅行が盛んであり温泉街がにぎわっていたのである、そういう時代が終わったということである
ただ外国人旅行者が温泉に来ていたときは良かった、これもコロナウィルスで来なくなりもたなくなった
とにかく旅はその行程にありその行程を車で飛ばして行くだけとなるとかえってつまらなくなる、現代には旅がなくなったのである
黒い猫が庭に来る、前飼っていた猫は出て行って帰らなくなった
それでこの黒い猫に餌をやっている、ただこの猫は本当に慣れない、餌をやりつづけても触らせたりさせないし逃げる、だからかわいげがないとなる
でもこうして餌くれと窓に顔出すのがかわいいのである
家の中に入れると汚れるので入れないがこうして毎日この黒い猫は来ているのである
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