不確かな人間の認識
(情報のカオスで混乱、操作される社会)
●近くの人でも錯覚して間違った情報を信じていた
近くの人で誰が言ったのか、自衛隊で働いているという、福島市の方で働いているという、その人は確かにそこをいつも通るからそうなのかと見ていた
いないときも多くその時は福島市の自衛隊の駐屯地に行っているのかと見ていた
そこで直接聞いた、そしたら自衛隊ではないという、これも奇妙なのである
てっきり自衛隊だと自分は思い込んでいたからである
でもずっと自分で直接聞いて確かめていなかったのである
また昨日桜井古墳の前の方墳を見た、それが意外大きなものだったのである
前も見たがそこはあまり見ていなかったから驚いたのである
こんなに大きいものだったのかと驚いた
つまり自分の認識で錯覚していた、桜井古墳はいつも見ていたがそこは隠されたような場所にあり何度も見ていなかったからだ
こうして近くでも錯覚していることが結構あるのだ
これでわかるようにいかに人間の認識があいまいだか不確かだかわかる
それは近くでもそうなのである、何か今田舎でも近くでもその人が何で働いているのかわからないことがある、その家の主人は通りかかって何回か見た、妻もみた
でもたいがい家にいないのである、だからどこで働いているのか不思議になる
これが都会だったら当たり前になるのが田舎でも今はそうなのである
何をしているかわからない人が多いのである、戦後の焼け野原の十年くらいはそういうことはなかった、農家の人が多く近くで働いている人はわかっていた
篭屋であれば竹で篭を作っていたとか漆屋となれば漆塗りしていたのである
それを私は隣だから見ていたのである
また石屋がありいつも石をノミで削っていたとか見ていたのである
たいがい近くの職業がわかりそれで何をしているかわかる社会だったのである
すると子供でも近くの人が何をしているか理解していたのである
今は近くでも何をしているかわからない人が田舎でも多いのである
それだけ広範囲な多様な職業が生れそれでわからなくなった
その人はおそらく地元では働いていいない、今は車で遠くまで通う人が多いからである
でもその人が見たのは近くに何十年といて何回かというのも不思議である
何か職業は謎が多かった、それで山の中で木地師がいて椀と木の器を作っていてそれが
椀貸し伝説とかなって残った、その職業が地元の農民からすると神秘的だったからである鉄を作る人でもそうだった、それらは農民にとって理解できないものがあったからだ
●現代は情報の洪水で真実がわからない
現代は情報社会だという時、情報が膨大でその真実を知ることは不可能にもなる
江戸時代だったら村のことを知っていればよかった、村自体が一つの家族のようになっていて知らない人などいなかったのである、みんな何をしているか知っているしその家の竈の中でまで知っていたとなる、だから何かあってもすぐにわかる
今は隣は何をする人ぞとなる、すると他者を理解することはむずかしくなる
村人だったらみんな農民だからわかりあえるが一万くらいの田舎でも知らない人がいる
何をしているのかもわからないとなると互いに理解することもむずかしくなる
ただ反面ある人は四六時中監視されていると嘆いているということもある
それで田舎は嫌だという人がいてなじめないともなる
ともかく情報社会でフェクニューフェースにだまされやすいというとき日本でもさらにグロ−バル化すると必然的にそうなる
イラク戦争でも油まみれの海鳥が映されてイラクはひどいと世界中の人が思った
その一枚の写真がいかに世界に影響したかみればグロ−バル化して世界中がだまされたということである、それはアメリカによる情報操作だったのである
つまり現代は自分で情報を確かめることもできないから簡単に情報操作されやすいのである
何か人間は意外と身近でも誤った認識を持つ、推理ドラマでも実際に見たという人の証言が間違っていることが結構あるのだ、人間はその人を良く見ていないからである
だからその証言をどこまで信じていいかわからないのである
見間違うということが普通にあるからだ、すると人間はフェクニューススでも簡単に信じる、それは自分自身でじかに確かめようがないからだ
だから相当に情報社会でも誤って情報信じている、何が真実かもほからないで一方的に情報を信じているのである
そうしてその情報を伝えるマスコミが絶大な力をもったのである
それでナチスを産んだのが宣伝でありゲッベルスが担当したのである
つまり大衆を情報操作してファシズムとなったのである
大衆を扇動する、情報でもって扇動することで戦争となり悲惨な結果となったのである
●情報はもう情報公害になっている
もう現代の情報は過剰でありとても人間で処理できない、江戸時代の何万倍なのか膨大な情報が流される、するとその真偽など関係ない、いちいち調べようもないからだ
情報洪水の中で何が真実かわからなくなるからフェクニュースにだまされるとなる
情報がスモッグのようになっている、あまりに情報が多くカオスになっている
そして情報の真実を確かめることもできないのである
だから結局真実がわからないから陰謀論になって終わる
株がどうして上がるのか下がるのかなどもわからない、それが市場の原理でもないし公正でもない、ただアメリカが結局はもうける仕組みになっているともなる
いづれにしろグロ−バル化した経済を理会することは不可能なのである
さらにインタ−ネット時代になると個々人も自由に発言するからそれもいい面と悪い面がでる、さらに情報が何百倍にも増大したからである
ただNHKがまるで裁判官のようになって情報を独占するよりはいいとなる
テレビでも六局に支配されていた時よりは真実を見極められる時代になった
これまではマスコミによって情報はそうされていた、マスコミに取り上げられればその人物はつまらない人間でも大きく影響力が持てたのである
今はテレズに呼ばれる専門家もyoutubeで直接話ししているからわかりやすいとなる
高橋洋一氏とか科学の専門家の武田邦彦氏などがそうである
そういう人から直接聞いた方がいいとなる
それでメデアとは仲介するものでありその仲介するメデアがマスコミが衰退してゆく
結局メデアというとき人間が直接話を聞けるのは極わずかである
必ず人間は誰かから聞いて判断している、誰かが人がメデアになり媒体になっていた
でもまた直接本人に聞けることはほとんどない、人から人へと噂で広がる
だからフェクニュースは新聞でもテレビもない時代からあったのである
誰かからの又聞きで噂が広がったからである、ではその噂の発信源は誰かとなるとわからなくなっていたのである
昔にあったことが機械のメデアの発達で大規模になったともなる
人間はやはりじかに合って話さないとわからないことがある
推理ドラマではじかに話しして聞いてその人の態度で微妙な反応を見て判断する
だからじかに合ってみるとか現場に何回も行けとかなる
そこに何か犯人の残したものがあるとかなるからだ
つまり事件が起きるとかはtake place てあり場所が深く関係しているからである
だから桜井古墳の前の方墳に何回も行っていればあれだけ大きいものだと実感したのである、そこには一回なのか二回なのか行っていなかったからである
地元で有利なのは何回もその場に行けることなので認識が深まるのである
現代は情報社会である、これがいかに大きな影響があるかを知らないと危険にもなる
マクルハーンが世界で起きたことが隣村で起きたことのように影響すると言ったのもわかる、世界で起きることが本当に隣村で起きたように影響する
だから凶悪犯罪でも実際はまれでも隣村で起きたように思うのである
だから今やすべてが犯罪人に見えるのである、誰も隣村で起きたように見るから戦々恐々として誰も信じられなくなり子供にすら声をかけることができなくなった
性犯罪の報道も多いからである、でもその犯罪でも実際は教室で先生が起こすことの方が多いのである、なぜならその先生はいつも子供と接しているからである
だから見知らぬ人でも必ずしも子供に害を及ぼすとはならないのである
ただ情報社会だからそうなってしまったのである
ともかく情報社会がどういうものか理解していないと現代を知ることはできない
常に何でも情報に左右される社会だからである
そして誤った情報に左右されて戦争になったり何百万人も死んだりするから怖いのである
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