過剰化社会に現代の歪みが見える
(病院も倒産が増え薬剤師も過剰になっている)
過剰化社会というとき情報の過剰化のことを書いてきた、グロ−バル化して情報量は天文学的にもなっている、江戸時代だったら村のこととその周辺のことしかわからない
それでも生活できていた、だから情報が少ないにしても回りのことについて深く知っていた、今はとにかく広く浅くであり情報の量が指数関数的に増えてくる
インタ−ネットもいいものとしてもまた情報量がさらに加速して膨大なのである
そして人間は情報に振り回されている、世界で起きることでもそもそも簡単に理解できないからである
情報が多いということはかえって正確な判断もてきなくなる、どうして情報を選別するのかもわからなくなる、そもそも人間の個々人の理解力は限られているからである
例えば昔だったら近くの人が何をしているかどんな職業の人か理解できていた
8割りとか農民だったら農民としての共通認識を得やすいのある
なぜなら職業は同じだから互いに理解しあっていたのである
養蚕が盛んだから仕事を通じて理解しあっている、話しが合うとなる
今は無数の職業があり何をしているかわからないのである
田舎でもわからない、長年近くにいても何をしているかわからない人がいるのだ
私の町は原発事故で避難者が一つの町を形成して住むようになって余計にわからなくなった、また車で遠くの勤め先に行くからまたわからなくなった
会社中心の社会になると会社が移動すると人も家族でも移動するのである
浪江の人は会社が二本松にあるとかで通っていたが二本松に移住した方がいいとなった
会社員だとそうなってしまうのである
農民だったら土地に根ざしで生活しているのだからそういうことができなかったのである
田舎で目立つのは確かに美容院とか歯医者が多いことである、でもそれも過剰だというのもわかる、なぜこんなにあって客があるのかとなるからだ
それび病院でも薬剤師でも過剰でありまた倒産しているという、歯医者でも設備費がかかるから借金しているという、それも今までなら返せたが今は返せないで倒産ともなる
インプラントとかするのも何か利益を得るためだとしている
医者でも何か公定価格になって国で診療費を決めるから高くできない
そこで何か利益を産みだすことをしなければなならい
医者とかで怖いのは薬剤師でもそうだが病気がなくて患者が来なくなると困る、経営が成り立たないとかなり本来なら出さなくてもいい薬を出したり治療でも手術でもすることである
どうも生活保護の人は前にもニュースで報道していたが国から金が出るから無用な治療や薬をだす、それを断ることは別に普通の人でもできないのである
そこに医者の怖さがある
そもそも警察とか医者とか兵隊とか暇な方がいい、むしろない方が平和だ
警察でも犯罪者がいない、すると警官を減らせとかなると食べていけないとかなる
だからあえて犯罪者を増やすとういことまでするとなると怖いとなる
現実に消防士が暇であり火事をわざわざ起こした人がいたのである
また軍隊だと武器会社だと戦争がないと会社がやっていけないとなり戦争起こしてくれ
そうすれば武器が売れてもうかる、そういう人達がネオコンとしてアメリカで力をもっていて戦争を起こすのだという人がいる
武器を作っても売れない、戦争がないと会社がやっていけないとなればそうなる
だからそもそも警察とか軍隊とか病院でも本当は最小限でもいい職業だとなる
これらの職業も大きな業を背負っているとなるからだ
何か人間社会にはこうした矛盾が常にある
現代文明はやはり何でも過剰化してそれでかえって災いにもなる
弁護士でも過剰になりそれもいい商売でなくなった、だから相談するだけでも百万とられたというときやはりその裏を見ると費用の面で苦しいから弁護士でも犯罪者にもなる
背に腹は代えられないとなる、本当は人間社会では特に現代文明ではそうして無駄なものが多いのである、その無駄なものが無駄だけならいいが災いとなることが怖いのである
この世の中本当は優秀な人はまれでありその優秀な人が少数でも成り立つ社会なのかもしれない、それはAIで理解できる、翻訳は高校の先生レベルの能力を軽く持っている
するとAIで学んだ方がいいともなる、AIが先生になっているのだ
それですべてが充たされることになはならないにしてもやはりあることに特化したものが知的な仕事でも機械がコンピュターが代わりになることが見えてきているのである
するとまたそこで大量の人間が無能化されて失業する未来が待っている
ともかく様々な職業が実際はいらないとなっているのかもしれない、過剰に無駄な職業が多いのかもしれない、それが何か害を与えないのならいいが害を与えるから怖いのである軍隊に入ったらなら人を殺すことも仕事だとかなり殺してみたいとかなるのも怖いのである、警官なら犯罪者がいないと立場がなくなる、犯罪者を捕まえてこそ認められる
犯罪者がなくて飯の食い上げだとかなってしまうことも怖いのである
軍隊なら戦争がなければ必要ないとなり戦争を起こしてくれとなるのが怖いのである
これまでの職業が今見直される、必要とされたものが必要とされなくなる
銀行などもそうである、銀行は金を集めるだけで良かった、借りる人がいくらでもいたしそれで利子をとり預金者に配分すれば良かった
今やそれもできないから何のために銀行があるのだろうとなる
地銀でも投資信託とかむずかしいものを売りつける、これは銀行が確実に手数料が入り損しないものだから銀行にとってはいいものなのである
だから必ず転売する、転売して新しい商品を買わせる、その時手数料が大きいのである
客が損してもリスクがあるもなのですと言えばいいだけなのである
でもそれが地銀の本来の仕事ではなかったのである
でも地域でも投資先、借りてくれる人がいなければなんとかして金をもうけねばならないからそうなったのである
つまり今は資本主義社会でも投資先がないとか行き詰まっている、だから資本主義が終わりだとも言われる、でも食べていかねばならないから働く場が必要なのである
そこでベーシックインカムで最低限の収入を与えるということにもなる
なぜならそもそも仕事がAIとか機械に奪われるからである
ただ別にそうなっても人間ができることはある、それが思考脳であり感性脳でり創造脳とか遊戯脳は人間にしかできないことだからである
ただそれで利益が生れるのかというとまたむずかしいのである
ただ人間社会はこうして知的に高度になってゆくとそういう方面に力を注ぐようになるのかもしれない、ルーティンのような仕事は機械がAIするとなるからだ
いづれにしろ過剰化社会というとき無駄な人でも会社でもそういうおじさんがいるとか
社会全体でもニートとか引きこもりが60万にいるとか高齢化で働かない人が千万単位でいるとかこれも現代を象徴しているのである
人間の未来は別に金のためにあくせく働く時代はなくなる、人間のすることは遊びにもなる、つまり思考脳と感性脳と創造脳と遊戯脳にもなる
でもそれは今までのように金も産まないしGDPを上げるわけでもないのである
そういう社会は今までにない社会でありそれに対応するのも適応することがまだできていない、ただ文系の大学では遊びの場だったからそういう社会に適応する場だったのかともなる、でも団塊の世代はみんな会社に就職して企業戦士となったのである
まだ貧乏な時代だからみんな働き蟻になったのである
ただ自分自身のしてきたことは思考脳、感性脳、創造脳、遊戯脳の自己開発だったのである、引きこもりになりそうしてきた、そういう環境が家族で与えられていたのである
だから企業戦士とは全然違った人生を過ごしていたとなる、それは自分の性格が社会に適応できない陰の性格だったからである
とにかく自分は人前で話したり集団の中に溶け込めないのである、体でも異常に緊張して何か体に異常をきたのである、こういう人は確かに陰の性格でありいる
だから奇妙なのは自分の性格にあったのは引きこもりで自由に過ごして思考脳、感性脳、創造脳、遊戯脳を活かす開発することだったのである
ただそのことがこれからの未来ともなっている、それで今までの職業が警察でも医者でも教師でも弁護士でも必要でもその需要はなくなってくる
あったとしても少数でいいとなる、例えば先生でもyoutubeの先生が全国で教えるとか医者ならネットで処方するとかである
だからといって人間の仕事がなくなることはない、何かしら人間的な仕事が残りそれは
機械でもAIでもできないものが残る
例えばいくらコンピュターがAIが優秀だとしてもロボットには愛を持つことがてきないのである、これが致命的なのである
愛というとき医者にも愛が必要なのである、技術的なことだけで医者になれない
なぜなら何か必ず相手は人間だとした時機械の故障のように見れないからである
そこに愛が通わないと医者は病人と接することができない、それを経験したのは病院で私が手術する時誰も頼る者がなく一人の人が待合室で見守ることをしていたがその人は全くが愛がなかったのである
そこにいるだけでも嫌がっていたし会社を経営する人もとにかく箱一つ持つことさえ嫌がっていた、それが態度に現れていたのである、自分のためには実際は何もしたくないとなっていたのである、また自分だけではないその人は他人のためにでも何もしたくない
ただ資格をもって優秀だからみんなに頭がいいとか優秀だとかほめてもらうために事業を起こしたのである、だからその家族自体が事業をするに向いていなかったともなる
事業は自分のためにすることではないだろう、自分が偉いとか優秀だと見せるためにしているわけではないだろう
その人の事業する動機がそんなものだったらそもそも成功するものだろうか?
結局現代に欠けているのは「愛」とか情である、愛となると高級にはあるが人情でもなくなっている、そこには確かに機械があり医学は進歩している、でも欠けているは愛とか人情なのである、医は仁術というとき江戸時代には逆に病気は直せないものとしてあり医者に必要なのは仁術であり愛でもあったとなる
だから確かに現代の医学は進歩して治らない病気も直しているのだがそこに愛は通わない世界となる、病院で死にたくないというときそこが家のように愛が通わない無機質な空間だからである、まるで人間は物のようにかたづけられ数字のように処理されるからだとなる、そこで社会全体が殺伐としているのである
ただ愛という時愛することであり愛されることではないとしている
人か求めるのはただ愛されることであり他者を愛す愛ではないのである
もっと愛してくれとかもっとくれとか何でも要求して与えられる愛のである
でもその人に他者を愛すことはないのである、ただ愛されることだけを望んでいるのである、それも問題なのである
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