葉牡丹、蝋梅、こぶし(俳句と短歌の表現ーペンネームを天華にした)
小林天華
玄関に春の日してやわらぎぬ
村の道蝋梅二本なごむかな
春の星並びて三つきらめきぬ
我が家に手伝う女や紫の葉牡丹静か色を深かめぬ
紫の葉牡丹静か色深め我が元にそ一冬咲きぬ
我が家の広き間にしも赤き百合匂い放ちてその香の充ちぬ
今日も見る壺に挿す花その色の心に深く映しけるかな
森の奥人目に触れずこぶし咲く石は黙してその花宿す
森の奥誰かひそけく去りにしを人目にふれずこぶし咲き暮る
俳句と短歌を並行して出してきたがどうしても俳句は表現に限界を感じる
短すぎるのである、でも短歌はそれなりに深いものができる
それはやはりただ長いということにある、その長さで表現の幅ができている
俳句は写生で作って来たが蝋梅が二本咲いているとか星が三つとか何々が十輪だとか
数を表現する、だから鶏頭の十四五本のありぬべし・・という子規の俳句が問題になったのである、数によって感じ方が違ってくるからである
蝋梅が二本咲いているのと一本では違っている、二本咲いていたのはめずらしいとなる
葉牡丹は冬にふさわしい、家に来る女性は葉牡丹だともなる、何か見映えがしない
苦労して他の女性よりふけてしまったのである、ただ手伝いさんとかではない
実際はほとんどなにもしないからである、一人でいるのもまずいからつきあっているともなる
花でわかったのは花を心に映すには時間がかかる、フラワーアレンジメントでも一週間以上毎日見ていると心に映ってくる、色を深めるという感覚になる
葉牡丹の紫は何かほのぼのとしてにじみでるものがある
人間は空間軸と時間軸で常に構成される、何かを見るにも必ず時間が必要なのである
花でも家の中で長く見ていれば心に深く映じてくるのである
こぶしの花は丸森の森の奥の方に咲いていた、ここは人がほとんど通らない森の道である丸森は森が深いのである、飯館村もそうだが丸森は江戸時代から木材が豊富で相馬藩と伊達藩と米沢藩で争っていた、それだけ森が深いから木材があった
でも最近は山全体がソーラーパネルになったりしているので森が映えないということはある、とにかく科学技術はどうしても自然と相いれないものがあり景観を壊すのである
村の道蝋梅二本なごむかな
春の星並びて三つきらめきぬ
我が家に手伝う女や紫の葉牡丹静か色を深かめぬ
紫の葉牡丹静か色深め我が元にそ一冬咲きぬ
我が家の広き間にしも赤き百合匂い放ちてその香の充ちぬ
今日も見る壺に挿す花その色の心に深く映しけるかな
森の奥人目に触れずこぶし咲く石は黙してその花宿す
森の奥誰かひそけく去りにしを人目にふれずこぶし咲き暮る
俳句と短歌を並行して出してきたがどうしても俳句は表現に限界を感じる
短すぎるのである、でも短歌はそれなりに深いものができる
それはやはりただ長いということにある、その長さで表現の幅ができている
俳句は写生で作って来たが蝋梅が二本咲いているとか星が三つとか何々が十輪だとか
数を表現する、だから鶏頭の十四五本のありぬべし・・という子規の俳句が問題になったのである、数によって感じ方が違ってくるからである
蝋梅が二本咲いているのと一本では違っている、二本咲いていたのはめずらしいとなる
葉牡丹は冬にふさわしい、家に来る女性は葉牡丹だともなる、何か見映えがしない
苦労して他の女性よりふけてしまったのである、ただ手伝いさんとかではない
実際はほとんどなにもしないからである、一人でいるのもまずいからつきあっているともなる
花でわかったのは花を心に映すには時間がかかる、フラワーアレンジメントでも一週間以上毎日見ていると心に映ってくる、色を深めるという感覚になる
葉牡丹の紫は何かほのぼのとしてにじみでるものがある
人間は空間軸と時間軸で常に構成される、何かを見るにも必ず時間が必要なのである
花でも家の中で長く見ていれば心に深く映じてくるのである
こぶしの花は丸森の森の奥の方に咲いていた、ここは人がほとんど通らない森の道である丸森は森が深いのである、飯館村もそうだが丸森は江戸時代から木材が豊富で相馬藩と伊達藩と米沢藩で争っていた、それだけ森が深いから木材があった
でも最近は山全体がソーラーパネルになったりしているので森が映えないということはある、とにかく科学技術はどうしても自然と相いれないものがあり景観を壊すのである
自分のペンネームを俳号を天華にした、花をテーマにすることが多いからこれがいいと思った、老鶯はやめた、私は天の国に行き花園にいる、花を見て過ごすのである
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