グロ−バル経済の崩壊
(信頼無き、道徳なき経済の崩壊現象が起きている)
デフレ時代には、「人間対人間の長期的な信頼関係」がないがしろにされてきたといえよう。
だが、このように次々に相手を乗り換えるやり方は通用しなくなる。インフレ時代には売り手優位になるから、「(売り手との)長期的な信頼関係を持たない買い手」には、品物やサービスが回ってこなくなるのだ。
インフレ時代には「信頼」がキーワードになるから、長い歴史を刻んだ老舗や、大企業(大船)が優位になる。
迫る『複合危機』――生き残るための教訓を「客家の教え」に学ぶ
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f21a50080abfe1f214ce7ecd4281b96d9979030?page=3
グロ−バル経済は限界に来た、デフレ時代だととにかく労働力でも世界でも安い方に向かう、日本だと賃金が高いから中国とか東南アジアに労働力を求めて会社も移動した
その時円高でありメリットがあった
それがインフレになり円安になるとそのメリットがなくなって国内回帰している
そしてここで
デフレ時代には、「人間対人間の長期的な信頼関係」がないがしろにされてきたといえよう。
人間で一番大事なのは信頼関係である、信頼がなければ仕事でもまかせられない、でも信頼は簡単に作れない、時間がかかるのである、それでお手伝いさんでも十年勤めていれば信頼されるとなる、信頼関係を作るにはそれだけの時間が必要なのである
封建時代だと信頼関係が作り安い、たいがい農民だから土地に根ざして生活しているから代々つづく仕事でありそこに侍がいて農民がいて信頼関係が生まれる
また御家大事とかなり所属する藩で信頼関係が生まれる、それはそもそも変化しない
何代も臣従関係があって信頼できるとなる
それで農民だと三代つづかないと仲間になれないとか言われるのがそうである
農民だと草分けが前田とある所の家が中心になって村が存在する
その中心は農民だと土地に根ざして生活しているから変わらないのである
変わらなければ信頼関係が作りやすいのである
十年お手伝いさんでも働いていればその仕える家族と信頼関係ができる
一年くらいとかで変わっていれば信頼関係が作りにくいのである
まずグロ−バル経済となるとそもそも品物だけは入ってきても人との信頼関係とか情的関係とかはない、物だけが入ってきて心は無視される、物と心は分離するのである
つまり経済とはそもそも足りないものを補い合うものであり助け合いともなる
グロ−バル経済には助け合いというものはない、ただ利益をあげることだけが優先されるし必ずしも信頼関係から成り立つ経済ではない、第一外国から入ってくるものが誰が作っているかもわからないのだからそこで信頼関係もない、だから何か問題が起きると品物は入ってこなくなる、それが今起きている
ウクライナ戦争があり麦が入ってこない、他でも食料危機になると食糧を輸出しない
何か助け合うということなどない、自国優先でありむしろ他国とは信頼できないものであり何かあれば奪う存在だともなる、それが戦争なのである、戦争は国が行う強盗であり殺人でもある、でもそれが罪にもならないしとがめられないのである
それはロシアのウクライナ戦争でいくら残虐なことをしてもとがめられないのである
国と国の戦争になるとそこに人道もなくなり法律を通用しなくなるのだ
信頼関係など一時的利益を得るためでありそもそもないからである
また常に国家と国家の関係が平和で安定して信頼できるとはならない、中国でもあれほど田中首相が日中国交回復で中国は井戸を掘った人を忘れないと言っていたが今や日本は小国だから大国の中国に従い、領土でも尖閣であれ沖縄であれもともと中国のものだったとかなり奪われとなる
とにかく外国となるとこうして信頼関係などないのである、信頼関係は簡単に崩れるのである、だから必然的にグロ−バリゼーションは限界にきて世界は自国優先となった
まず食料がなくなれば他国に輸出などしない、すると過度に他国に頼ると日本がで自給していないから食料すら不足して飢饉にもなる
例えばコーヒーばかり作っている国は自国で食糧を自給することがなくなる
そしてアフリカなどではコーヒーの価格が安くなると影響が大きいのである
なぜなら自給できない、コーヒーという単一商品ばかりしかないとするとコーヒーが世界的変動で売れなくなると食べるものがないとなる、それで今では畑でいろいろな食料を作るようになった、日本もそういうことがあったのだ,アメリカはアメリカの食糧を売るために戦後パン食を普及したのである、コッペパンが学校の給食になっていた
他にもアメリカは自国の食糧を売るために強制的に日本人の食習慣を変えたのである
とういことは日本の文化を破壊したともなる、だから今麦が高くなり輸入できないとなるとき困ったことになる、それで米を食べればいいとなるが簡単に変えられないということにもなった
グロ−バリゼーションの問題はこうして日本独自の文化すら破壊したことなのである
日本は海の幸、山の幸の国でありそれが営々とつづいた文化なのである
それは風土にあったものでありそれで体さえ作られてきたから今になると長寿になったとなる、もちろん外国の物をすべて拒絶することではない、取捨選択することが大事だったのである、日本化することが必要だったのである、宗教だって仏教は鎌倉時代で日本化した宗教となったからである
文化というのはそもそも変えられないのである、地理と風土とか気候とかは変えられないからである、それを変えることは大きな弊害が生じて来る
最近世界で起きて来ることはコロナウィルスでもそうだし日本だと円安とかでも外国のものが馬鹿高くなり物価が上がるというのもそうである、それはグロ−バリゼーションが極端になりその反動が今起きている
だから食料などはもともと自給体制をとっておくべきだったのである
外国と信頼関係は築きにくい、何か事あると外国だと敵国ともなり攻めてくるからであるそれが中国をみればわかる、困った時は日本をもちあげていて豊かになると日本は小国なのだから従いとなるだけなのである
もちろん日本が困っても助けることはないのである
国と国の関係は常に信頼できるとはならない、いつ裏切られるかわからないのである
ロシアでも北方領土問題で援助したりすりよったりしたが裏切られたとなる
つまり実際はいつ日本を侵略してくるかわからない国だったのである
そして国際関係では隣国同士は仲が悪い敵対するのである、日本だと朝鮮半島であり
ドイツとフランスも争っていたしインドとパキスタンは核をもって敵対している
中国とインドでも国境を接して争っている、最近ではトルコとギリシャが険悪なものとなっている、つまり国同士は信頼関係がないのである、利害が衝突したりして信頼関係がないのである、だからグロ−バル経済とは信頼関係が成り立っていないのである
それで最近世界でコロナウィルスでもそうだし問題が続出している
グロ−バルに交わることはいいようでもそもそも信頼関係が築けないとしたら経済だってうまくいかないのである、人間と人間の関係は信頼関係があって成り立つからである
それでアメリカと日米同盟があってもいざ中国と戦争になったらアメリカは撤退するというときでもそうである、アメリカが日本のために血を流すことはしないとなる
武器くらいはウクライナのように送るが自らは戦わないとなる、そして武器でもうけるだけだとなる、結局国と国の関係はただ利害関係だけであり信頼できないのである
それは人間と人間の関係もただ金だけの関係であり利益だけの関係だと信用できないと信頼できないとかなる、何かあったら困っても助けない、ただ利害関係としてあるだけだからである、かえって苦しむ時戦争にもなれば武器が売れるとなりもうかるとまでなる
相手は多数死んでも高見の見物だともなる、ウクライナ戦争でもそうである
そこで武器を売ってもうければいいとかなる面があるからだ、日本はこの際ロシアに奪われた北方四島を取り返すべきだとなる、それはロシアに奪われたものだからである
つまりロシアに阿部前首相が友好的になり援助しても無駄だった騙されたとなったのである、つまり信頼関係が崩れたのである、それが国と国の関係であり信頼できないとなったのである
だからグロ−バル経済は限界にきてそれぞれの自国優先になる、貿易はあるとしてもこれまでのようなグロ−バル経済は終焉する、ブロック経済化してそこで信頼関係を築きその上に経済がありうる、そういう大きな変化の時代にきていてそこで産みの苦しみがある
グロ−バル経済自体が資本主義自体が崩壊する危機でもある
それは新しい時代には必要でありそこに産みの苦しみがあり今それが起きてさらに悪化するともなる
ただし、うわべだけの付き合いの人々がどれほどたくさんいても意味が無い。調子のよい時は、どのような人々と付き合っていたとしても大きな不都合は無いが、大事なのは「危機」において頼りになるかどうかだ。
これは個人的にもそうである、危機になったとき困った時助けてくれる人がいれば心強い、私が介護とか病気で苦しんだとき助ける人は一人もいなかった
ただ金を求めるだけであり金を奪おうとする人だけだったのである
それは国同士だとそういう関係が普通なのである、国が弱体化すると攻め入るチャンスだとなる、それは戦国時代と同じである、弱肉強食の世界である
マキャベリズムの世界である、そこでは相手が弱体化すると国であれ市であれ襲ってくるからである、国同士とかなる非情な世界になる
個々人でもそういうことがある、助け合うものとしての人間関係がない、事あらば弱体化すれば襲ってくる存在なのが人間である、それは隣人でもそうなのである
田舎などでも他人の不幸は蜜の味となる、田舎の人間が情があるなど今はない
かえって陰険であり他人の不幸を楽しみとしているのである
それは別に人間全般に言える、それが人間の正体なのである、だからこの世は地獄なのである、それはいつの世でも同じだった、だから親鸞の言うように地獄は一定の住処なりになる
そこで必ずこの世から戦争はなくならいし地獄が生れるのである
そしてグロ−バル経済ももともと共存共栄するということあっても信頼関係などないから崩壊する、それが今世界規模で起きている、アメリカのドル基軸通貨も危ういとかなにか世界全体がグロ−バル経済自体が崩壊しつつある、それが食料危機とかで具体的なものとなる、そもそも助け合うとかないのだから自国優先になる、麦が入らなくなるとあらゆることに影響する、パンだけではない麺類でも麦だからである
そうなると日本の食糧自体見直さないと食べることすらできなくなる、飢饉になるのである、そういう危機に直面しているのである
いづれにしろ今までのグロ−バリゼーションとか資本主義とかは終焉しつつある
今は次代のシステムを模索する混迷の時代になる、そこで産みの苦しみになる
アメリカの基軸通貨のドルとアメリカ一国支配も終わる、アメリカの一部のものに富が集中するシステムも終わる、そういう激動の時代に何が起きるかわらかいなのである
天変地異も起きて来る、それはこの辺で体験した、今回の地震は東日本大震災より強かった、だから恐怖だった、一身上でもそういう恐怖の連続だったのである
アメリカの覇権が終わる時そこに世界的激動が起きて来る、ウクライナ戦争でもわからなにしろ何かそういう兆候だともなる
それでアメリカ一辺倒の日本も危険だとなる、EUでも力が衰えてゆくときもそうである
一つではない、ドイツとかフランスは必ずしも一体化していない、イギリスとアメリカは一体だけどその他はそうでもない、だから世界がブロック化するのである
タグ:食糧危機 アメリカの覇権の終わり ブロック化する世界 グロ−バル経済の崩壊 信頼しない国と国 道徳無き経済の崩壊 自国優先の世界へ ドル基軸通貨の崩壊 資本主義経済の終わり デフレからインフレ 危機に助け合う関係
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