塩手山の登山口に咲いていた冬桜(晩菊、冬の灯、冬の星、残る柿)
ここは家の前の畑である、田から仕事しやすいのである
塩手屋山の麓
冬桜が二本
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今田の古い道
安永だから古い
滝平の滝は紅葉が赤ければ良かった
紅葉は季節が終わっていた
一つの根に三本の木が生えている
玉野村へゆく宇多川の上流
飯館村の佐須
ここは何を祀っているのか
享和と見える
飯館村の前田
真野川の隠れた大石
牛のいてこちらを見るや残る柿
晩菊や前畑に仕事老婆かな
冬の日や安永の碑古き道
冬の日や古き碑残り松一本
二本の山里に根付く冬桜
冬桜佐藤氏の末二軒かな
塩手山佐藤家二軒冬の暮
根の一つ三本の木や冬の暮
冬の灯や木戸木(ことぎ)にあわれ三軒ほど
石一つ隠され知りぬ冬の星
古き碑の昔の道に並びつつ松一本や冬の日暮れぬ
土壁の蔵に冬日さし映えにけり残る柿あまたこの家の古りぬ
幽かにも冬の林に鳥の声ひびきてあわれ一軒の家あり
山そそり巌にひびく滝の音秋の朝日の頂にさしぬ
境なれ玉野そあわれ冬の日や若木神社をたずねけるかな
霊山をたずねれば紅葉終わりしと南朝亡ぶ我が帰るかな
辛うじて享和と読める佐須村の碑の古りあわれ冬の日暮れぬ
相馬市の塩手山の方をまわり霊山に行きそれから飯館村の佐須村により草野の方に行った距離的には10時半頃を家を出て回ったがそれほどではなかった
ただ日が早く暮れるので急いだ、でも帰りは真っ暗になっていた
そして残念だったことは紅葉は終わっていた、霊山でも終わっていた
紅葉の期間も短い、たいがいもう散っている
紅葉は山より庭とかに真っ赤になっている、やはり真っ赤だと紅葉らしいとなる
ここで一番の見物は塩手山の登山口に咲いていた冬桜である
これは意外だった、こんな所に咲いているのかと不思議だった
確かに農家の庭に冬桜が咲いていたのを見たことがある、でもあそこは山の方であり
冬桜が咲いているので心にしみるともなる、ただあそこが村という感覚はない
家が少ないからである、今は山里でもそこから街に勤めのために通っている人が多いからだ、現代では本当の山村というのはなくなっているかもしれない
自給自足の山村は消滅しつつあるのかもしれない、限界集落となっているからだ
塩手山には二軒佐藤家がある、その佐藤家は佐藤庄司などがいて義経に使えた武士でありその墓がが医王寺にありそこから移住してきた人の子孫だとなる
佐藤家にもいろいろあるがここの由来はそうなる、磯部に住んでいた佐藤氏はその系統であり鬼越館に移った佐藤氏である
義経が挙兵した頼朝のもとへ駆けつける際に従い、目覚ましい活躍を遂げた佐藤継信・忠信兄弟。しかし、継信は屋島の戦いで、忠信は京都で、それぞれ義経の身代わりになって壮絶な最期を遂げています。この佐藤継信・忠信兄弟の墓をはじめ、佐藤一族の墓が並ぶ医王寺。武蔵坊弁慶の笈(おい)が納められ、松尾芭蕉の句碑も立っています。(福島市飯坂)
こうして福島市でも浜通りでも歴史としてつながっている、身近だと歴史をたどることができる、でも高速道路は確かに早くていいのだが用事があるときはいいのだが旅するには向いていないのである、途中に必ず古跡とかがあるからだ
南相馬市の鹿島区には50人くらいなのか只野の姓がある、これは郡山の多田野村から出た姓なのである、霊山が炎上して逃れた落武者の末裔だったのである
宇多川の形がいい大きな石は工事があり土に埋まっていた、それも残念だった
あの石は博物館とかに置けばいいようにも思えた
それから玉野村近くにまた山ごとソーラーパネルにする工事をしていた
どうしても山は仕事がないからそうなる
特に福島まで中央道が直通したとき前の道は旧道となり車が通らない
だから霊山の紅彩館まで影響したという、途中に寄らなくても行けるとなるからだろう
でもソフト屋は繁盛しているように見えた、あれはうまいから寄る人がいると見えた
旧道はサイクリング道路としては最適である、でもそれでは地域に何かうまみがない
だから店でも食堂でもやめたのである
とにかく車社会というとき車の影響が大きいのである
シャッター通りになったのも車の影響があるからだ
旧道はサイクリング道路としては最適である、でもそれでは地域に何かうまみがない
だから店でも食堂でもやめたのである
とにかく車社会というとき車の影響が大きいのである
シャッター通りになったのも車の影響があるからだ
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