元旦の海辺で見つけたイソヒヨドリ
(冬桜、寺の鐘、冬の星)
これは雄なのである、背中が青く腹が赤いのである
これはメスである
これは雄か雌がわからない、腹が赤いのは朝日がさして赤くなった
でも背中が青でもなく雄なのかどうかわからない
新春に見つけし雄雌のイソヒヨドリ
めでたしやイソヒヨドリの雌と雄
新年や波打ち寄せてイソヒヨドリ
(冬桜)
石重くすえてここに冬桜
冬桜石にひびきぬ寺の鐘
冬桜石に寄り暮れ一人かな
土着して蔵ある家や冬桜
石寺の鐘重くひびくや冬の暮
石一つ千歳動かず冬の星
大石に清流のひびき冬の星
海岸の堤防の上に見つけたのはイソヒヨドリであり前にも見かけたからである
雄は青色に赤い腹していてきれいである、でも今回見つけたのメスだった
これは見映えしない色である、地味である、メスがたいがい地味である
雄は雌の気をひくために自然界では目立つ色をしている
ジョウビタキとかでもそうだった、メスはきれいではないのである
鳥をとるのはむずかしい、すぐ飛んで消えるからである
だから狙い定めて写真をとらないととれない、つまり定点観測が必要になる
あそこは毎日自転車で行っている、そしてイソヒヨドリがいたからわかった
ただ雄は見ても雌が見たことがなかったのである
ともかく雄雌の番いを見たということは縁起がいいとはなる
去年になるが宝蔵寺に冬桜が咲いていた、どっしりと石がありそれに似合っていた
寺でいいのは鐘の音である、山とか大地に厳かに響くのがいいのである
教会の鐘だと甲高いし重みを感じないのである
冬桜は年が明けて少し咲いていたけど散った、秋桜があり冬桜があるとしてそれも12月までなのかとなる
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