イギリスがなお金融を支配している訳
(タックスヘイブンはイギリスが操作している)
ここでアメリカは、年間約1000億ドル(約11兆円)の税収を、失っているという
もちろん、アメリカだけではなく、世界中の国々がタックスヘイブンの被害を受けている。
現在、世界の銀行資産の半分以上、多国籍企業の海外投資の3分の1が、タックスヘイブンを経由していると言われている。
国際経済において、イギリスが行ってきた「禁じ手」というのは、タックスヘイブンだけではない。現在、世界中で行われている「狡猾なマネーゲーム」の多くはイギリスが関与しているものである。
アメリカが最大の被害者に…世界中に害悪の"タックスヘイブン"が一掃されるどころか増え続けるワケ
タックスヘイブンを作ったのはイギリスだった。金融を支配しているのはアメリカではない、依然としてイギリスであるとしている、すると本当の世界経済の黒幕はイギリスだともなる。
大英帝国の支配体制がつづいていたのである。
国家自体がこうして盗賊の黒幕のようにもなっていたのである。
悪を無くすことができないのはなぜか、それはこうしてその黒幕国家となればイギリスという国家の利権を奪ないとできないとなる。
日本が最初に戦争したのがイギリスだった、その時の覇権国はイギリスだったからである、シンガポールとか向かいのマレーシアとかビルマでイギリスと日本が戦かったのである。
そこでイギリスを破ったことは快挙だったのである
でもアメリカが参戦して敗れたのである。
つまり覇権国になると金融を支配できる。今はアメリカが支配していると思っていた。世界の基軸通貨がドルだからである。
でもイギリスが金融の面で依然として支配していたのである。
世界を旅して面白かったのは貨幣が国ごとに違っていることである、ユーロ―になる前はヨ−ロッパでも必ず貨幣をりょうがいしなければならなかった
それがめんどうだったが別な国に入るということで興味を持つ、つまり国ごとに貨幣が違っていれば貨幣に興味を持つ、だから世界だと歴史が古いから貨幣そのものもにアンテー
コインの蒐集がある、それも現実にアンテークコインが実際に今通用している
高額な価かついて富裕層の資産確保として通用しているのもわかる
それだけ歴史が古いからアンテークコインが現実社会でも今も価値があるとなる
それは単なる趣味ではないのである
貨幣から外国の特にヨ−ロッパの歴史に興味を持つ、ギリシャの露店でドラクマを使う
その貨幣は紀元前から使われていたとなると古いのである
貨幣とは何かというと金融を支配することも世界の覇権国になる。だから大英帝国がありポンドが世界で通用したのである、ポンドは今のドルだったのである
そして意外なのは世界の金融の中心地はイギリスのシティでありニューヨークのウオール街ではない、タックスヘイブンで大きな損失を出していたのはアメリカだったのである
そもそもアメリカはイギリスの植民地から発展した、イギリスから独立したのである
イギリスが世界の覇権国になっていた、だからこそポンドが世界の基軸通貨になっていたドルが基軸通貨ということは世界で通用するのはドルである
ドルはか貨幣ではなく紙幣でも価値がある、だからエジプトの南の方でロバに乗った少年がワンドーラくれとなるのである、ドルはアフリカの果てまで通用しているのである
貨幣の価値は世界を支配する力を持った国が覇権国が持つ、貨幣その物に価値があるとはならない、ただ貨幣が黄金だったら貨幣そのものに価値がある、日本だったら小判がそうである
とにかく七つの海支配した大英帝国は消失した、でも依然として金融はイギリスが支配していたのかとなる、実質的力を失ってもタックスヘイブンを引き受けている国がイギリスの領土だったところである、そして大英帝国の繁栄の遺産が英語が国際語になっていることである、この二つがあってイギリスは力を失っても世界的なプレゼンスがある
だからアメリカもイギリスが所有するタックスヘイブンの島などで一番税金を損失しているとなっている
ニューヨークのウオール街が金融の支配地だとみていがそうではなかった
それでリーマンショックはイギリスのシティから始まったいたという
金融というのも大きな争いであり覇権国になっただけで巨額な富が集まるのである
その金融支配に抵抗してロシアとか中国では独自の世界通貨を作り通用させようとしている,ルーブルで取引しようとしたのである、結果的にルーブルの価値が下がらなかったのはロシアには石油とガスの資源がありその価値の裏付けがあって価値が下がらなかったのである、貨幣の価値はこうして資源とか軍事力とか技術力とかが関係している
そしてドラマではあるがオスマントルコが繁栄したときエジプトに赴任した部下が独自の通貨を作ったことで王が激怒して滅ぼされた、これはローマ帝国でもあった、地方に赴任した部下が独自の自分の肖像を彫った貨幣を流通させようとしていたからである
つまり貨幣とは支配の象徴なのである、イギリスが依然として金融を支配している時でもそうである、大英帝国の遺産があってそうなっていたのである
日本でも円が一時高かったのは高度成長時代がありその延長としてまだあったからである円が力を失ったのは日本の経済が低迷して成長しないからである、また売りとなるものが消失したからである。
要するに依然として大英帝国のイギリスは全部力を失ったわけではなかった、金融の面でやはり世界をリードしていたのである。でもそれは実質的力があるわけではない、そもそもタックスヘイブンとは国の税金を逃れるために作られた
それは明らかに公平なものではない、アメリカすら大損失になっていたからである
何か依然としてイギリスが黒幕として金融を牛耳っている、だからグロ−バル経済とはそもそも公平なものではないのである、覇権国に富が集まるシステムなのである
だから当然ロシアでも中国でも反発して自国の通貨を世界基軸通貨にしたいとなる
でもそうなるとオスマン帝国のエジプトに派遣されて支配した部下が滅ぼされたように
アメリカと戦争にもなるのである
いづれにしろ公平な市場などないのである、市場の公平な原理に基づいてグロ−バル経済があるわけではないのである。基本的に派遣争いになり軍事力とかがありそれで貨幣を強制的に通用されているのである。もし日本が戦争で勝っていたら日本円がアジアでも基軸通貨となり使われていたのである
日本はイギリスには勝ってもアメリカに負けたから公平な市場原理など通用しない、それで高度成長時代にアメリカの土地とかビルを買ったりして顰蹙を買い経済成長でも止められたとなる。グロ−バル化しても公平な市場原理は成立しない、アダムスミスの見えざる神の手などはないのである。必ず覇権国によって操作される覇権国が利益を得るようになっているのである
中国が覇権国になれば中国が利益を得るようになる、それに従わざるを得ないのである
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